DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on
少女たちは傷つきながら、夢を見る

2012年1月公開。前作に続き2011年の1年間を追いかけたドキュメンタリー映画。今回の監督は初期からPVの監督を何回も担当している高橋栄樹。前作同様に4月にはDVD化された。今回もBlu-rayでの発売は無い。2枚組の一般発売スペシャルエディションと、オフィシャルショップ限定の4枚組コンプリートBOXが発売されたのも前作と同様。

スペシャル、コンプリート共通

DISC-1
映画本編

DISC-2
・「DOCUMENTARY OF AKB48+1」(NHKで放送されたドキュメンタリーのディレクターズカット)
・主題歌「ファースト・ラビット」ドキュメンタリー版ミュージックビデオ
・映画の特報、予告

コンプリートのみ

DISC-3
・密着インタビュー完全版
前田敦子、大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、渡辺麻友、小嶋陽菜、高橋みなみ、板野友美、指原莉乃、宮澤佐江、高城亜樹
・完全披露プレミア試写映像
・初日舞台挨拶映像

DISC-4
・密着インタビュー完全版
北原里英、峯岸みなみ、秋元才加、横山由依、大家志津香、藤江れいな、大場美奈、山内鈴蘭、岩田華怜、

 

DISC-1 映画本編
全体の構成は昨年から大幅に変更。インタビューを軸にして劇場公演を中心にしていた前作から一転して、インタビューはあくまで補助的なものになっている。さすがに初期から何度もPVを監督してきただけあって、前作よりもAKB48を格段にどう見せればいいかが分かっているような感じだ。トピックとしては被災地訪問(加入したばかりの研究生である岩田がピックアップされているのは仙台在住で唯一の被災者だから)、総選挙、失敗とされた過酷な西武ドームの舞台裏、発足したチーム4と大場の謹慎騒動じゃんけん大会といったところに特に時間が使われている。楽曲として劇中でかかりはするが前作同様に発売したシングルを改めていちいち紹介したりはしていない。ただ劇場公演の模様ばかりだった前作に比べるとより多くの人が目にした出来事の舞台裏がどれだけ大変だったかという点が中心なので非常に見やすい。嫌いな人はそもそも見ないか見ずに文句を言うだけと思われるが、1度見てしまえばAKB48本人がお気楽とは2度といえなくなることは間違いないくらい、過酷な現状をしっかり映像にしている。正直言葉が出ないくらい過酷だし、そこまでしても頑張るメンバーの姿は感動的ではあるが、これはこれで別の労働基準の問題が生じそうな現場である。前作と繋がりは無いので、前作を見ていなくても楽しめるし、むしろ前作を見ていないのであればわざわざ前作を見てからではなく、いきなり今作を見ても全く問題は無い。というか明らかに今回の方が出来がいいので今作から見るべきである。

DISC-2
前作と同様に映画と被らない内容で編集されたNHKで放送された番組の完全版。ただ今回は流れに沿う形ではなくA〜Zまでに何らかの単語を割り振って、その単語を元にして2011年のトピックを紹介していくという内容。例えば「T」だと「tgsk」こと戸賀崎支配人が紹介され、「H」だとHKT48が紹介される。なおJKT48も紹介されるが、SKE48とNMB48は11年発足でも無いので特に触れられていない。正直全てをA〜Zで割り振るには構成上苦しいところもあって、逆に制約になっている感じがした。単語ごとに全く関係ない話にぶっ飛ぶので散漫な印象もあり、これは昨年のものの方が出来が良かったように思う。

DISC-3,4
個別インタビューの完全版。DISC-3には試写と初日の舞台挨拶の模様も収録している。パーソナルな面ではなく2011年を振り返った内容で、映画でもメインになっている震災、西武ドーム、総選挙、じゃんけん大会辺りが話の中心。1人10分程度。全員がこれらの事項について触れるわけではなく、Not yetメンバーはNot yetについて語ったり、チーム4メンバーはほぼチーム4の話だけだったりする。何でキャプテン代行だった島田やエースの島崎じゃなくて準エース的存在の山内なのかと思ったが、当事者ではない視点からチーム4の騒動が語られているのでこれはアリだったのかなと思う。基本的に年末にスタジオで撮影された映像のようだが、何故か大場美奈だけは正規復帰する直前の2012年元旦に被災地で監督と横並びでインタビューを受けている。このため大場のインタビューだけ監督の声が明瞭に聞こえる。他の全員のインタビューでは監督はかなりボソボソ質問する上に、マイクが監督に向いておらず、かなり聞き取りにくい。北原だけ異様にテンションが高かったのが印象的。

かなりのボリュームがあるので特に個別インタビューなどは途中から流し聞きになってしまったが、第1弾だった昨年はこれまでとこれからとかなり視野が広かったのに対して、2011年にだいぶ焦点を絞ったので内容はハッキリしているような印象。少しでも興味があるなら見て損は無いと思う。

なお封入特典のランダム写真は板野、近野、増田、倉持、大場の5人だった。前作でも増田、板野が出たんだけど、関心のないメンバーしか当たらないというクジ運の悪さは相変わらず。

2位(36,725)→4位(10,573)→10位(4,397)→10位(2,590)→15位(1,719)→31位(1,616)→ 5.8万枚

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] 2枚組スペシャルエディション   4枚組コンプリートBOXは公式通販のみ

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