ジェネラル・ルージュの凱旋

09年公開。08年の『チーム・バチスタの栄光』の続編。同じ病院が舞台になっており、竹内結子と阿部寛が新たな事件の解決に挑む話。前作からの出演者は主に病院上層部に限られ、チームバチスタの面々は出ておらず、今回の舞台である救急チームが新たなメインメンバーとなっている。前作同様に映画の後に、伊藤淳史と仲村トオルのコンビによるドラマ版が制作されている。今回はあまりヒットしなかったのか、原作は続いているが更なる続編の話は出ていない。

バチスタ事件の解決もあって倫理委員会の委員長になった田口(竹内結子)の元に救急の速水(堺雅人)が業者と癒着しているという怪文書が届く。厚労省にも同じ内容の文書が届き、出向く途中で交通事故に遭って患者として運び込まれた白鳥(阿部寛)と共に疑惑の解明にあたることになった田口。しかしその業者が屋上から転落死する事件も発生してしまう。

前作同様に先にドラマ版を見た。前作は明らかにドラマ版の方がよく出来ていて面白かったのだが、今回は映画とドラマは別物である。元々そんなに大した長さにならない話を引き伸ばし改変していたのがドラマ版だったので、映画版の方がシンプル。速水の目的もドラマのように医療センター設立とか騙されてるだとお前的な大きな話になっていないのでまとまっていたと思う。ドラマ版は無駄に水増ししすぎていたように感じた。とはいえ前作よりはマシになったがどうにも淡々としていて暗いので、救命医療のシーンには迫力があったもののどこか盛り上がりに欠けるような印象も相変わらず。

 

★★★☆☆

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