いま、会いにゆきます あの6週間の奇蹟

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』における『朔太郎とアキの記憶の扉』と同じ位置づけになる作品。公開前に発売されたいわゆる映画への期待を煽るプロモーション映像

今作では映画本編では冒頭とラストにちょこっと出てきた成長した佑司(平岡佑太)の視点で父・巧(中村獅童)と母・澪(竹内結子)の純愛と澪が帰ってきた6週間を振り返るというスタイルになっている。

例によってメイキングやスチール写真などを駆使したものと新たにこのDVDのために撮影された平岡佑太が学校で1人たたずんだり、黄昏たりしているカットとナレーションを加えたものになっている。

しかし、6週間の内容は映画本編の大部分そのままになってしまうため、思いっきりここで公開するなんて出来るわけもなくなんだか恐ろしいまでに中途半端に同じような内容を延々とグダグダやっている。『世界の中心で、愛をさけぶ』はまだ若い時代に絞ったのと、原作ナレーションをつけたりして別物感を出したり、何より未公開映像がたくさんあったためここでふんだんに盛り込むことで「もう1つの物語」というキャッチコピーもまだギリギリで納得できるものだったが、この作品は余計に出すものなどほとんどないのでひたすらグダグダでスカスカになってしまった。「もう1つ」なことなど何も無い。平岡佑太のカットのみが見所であるとはいえ、彼しか出ないでなんか1人で両親を振り返りたそがれているだけなのでなんともおもしろくない。さすがに東宝も何から何まで2番煎じな売り方をして金儲けに走りすぎたのではないだろうか…。

正直買って失敗した。見事に騙されたというか戦略にノセられてしまった…。あぁ。ただブームも冷めた07年になって売り払ったらけっこういい値で売れました。

 

印象度★☆☆☆☆

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