サマータイムマシンブルース

とある大学のSF研究会の夏休みの部室でクーラーのリモコンが壊れた。本体にスイッチが無いのでリモコンが壊れるとクーラーが動かない。そんな中、突如謎の青年と一緒にタイムマシンが現れた。昨日に行って壊れたリモコンを取ってくることを思いついた部員達の中から3人が昨日へ向かうが「昨日の俺達を尾行してみよう」と盛り上がって遊びに行ってしまう。「今日」で待つ残りの部員は過去を変えると全てが消滅すると聞いて大慌てでメンバーを連れ戻しに過去へ向かう。さらにリモコンが壊れる未来を実現するために辻褄を合わせようと奔走する行ったり来たりのドタバタタイムスリップコメディ

冒頭からタイムマシンが登場するまでのシーンは、何だか話がよく分からないことになっている。画面の端を何者かがよぎったり、登場人物たちのセリフや行動がかみあっていなかったりする。これは全て、タイムスリップ後に何故そうだったのかが明かされていく。行ったり来たりするわりには流れは非常に分かりやすく、こういったタイムスリップにありがちな矛盾はなく、ちゃんと元に戻るようになっているので非常におもしろかった。

主演は瑛太で他のSF研究部員が川岡大次郎、与座嘉秋、ムロツヨシ、永野宗典。SF研究会の部室から入室できる部室を使っている写真部員に上野樹里と真木よう子。顧問に佐々木蔵之介。ヒロインは上野樹里ということで、宣伝などでも前面に出しているが実際は真木よう子とほぼ同列な扱い。『スウィングガールズ』がヒットしたので上野のほうを前面に出していたのかもしれない。個人的には真木さんのほうがいい味出していたと思う。地味に出演作も増えているみたいだし。なお大学生ということだが、出演者は何気に男子部員は20代後半が多く、大学生にしては老けているのが多いが、劇団系の役者も多いのでこういったコメディには向いているテンションの高い濃い役者が揃っているので見ていて楽しい。

コレクターズエディション    

印象度★★★★☆

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