OYSTER-EP-

DISC 1
No タイトル 作詞 作曲
1 mujina 光村龍哉 光村龍哉
2 Funny Side Up! 光村龍哉 光村龍哉
3 カレキーズのテーマ カレキーズ カレキーズ
4 bud end 光村龍哉 光村龍哉
5 Ginger lily 光村龍哉 光村龍哉

 

DISC 2(bonus disc)
No タイトル 作詞 作曲
1 mujina(Acoustic ver.) 光村龍哉 光村龍哉
2 Funny Side Up!(Acoustic ver.) 光村龍哉 光村龍哉
3 カレキーズのテーマ(Acoustic ver.) カレキーズ カレキーズ
4 bud end(Acoustic ver.) 光村龍哉 光村龍哉
5 Ginger lily(Acoustic ver.) 光村龍哉 光村龍哉

リリースデータ

2017年12月6日 初登場22位 売上0.5万枚 Produced by NICO Touches the Walls&浅野尚志(1,2,4,5)、古村+坂倉+対馬(3) Ki/oon Records

メンバー

Vocal,Guitar 光村龍哉
Guitar 古村大介
Bass 坂倉心悟
Drums 対馬祥太郎

NICO Touches the Walls1stEP。16年3月のアルバム『勇気も愛もないなんて』以来、シングルとしても16年5月の『ストラト』、11月の『マシ・マシ』以来の作品で2017年唯一の新作O社ではアルバムとして扱われたが公式サイトにおいてはEPの枠は創設されず、シングル枠で扱われている。新曲5曲を収録。さらにボーナスディスクとして5曲のアコースティックバージョンを収録したDISC-2が付属する2枚組仕様。「カレキーズのテーマ」はボーカル光村龍哉以外のメンバー3人で制作・演奏されている。初回盤は紙ジャケ仕様。

キャリアを重ねてきて以前ほど順調なリリースではなくなり、じっくり方向性を吟味する時期に入ってきたようだけど、今作はEP形式というかミニアルバム的な内容であるためかこれまでのポップロックなイメージよりもポップ色が薄めでルーツ志向が強く出ている模様。アレンジにもかなり凝っている印象で、これまでのイメージよりもやや複雑で難解、王道的な部分をわざと外してひねってきたような作品だ。このためなんか違うなぁ…という感触はあるし、それこそ手を叩いていた頃のようなポップ感は今作にはない

良くも悪くも標準的な若手ポップロックバンドというなかなか若手イメージを脱せない印象も今まであったので、今後バンドが進化していく上では今作でのチャレンジは活きてくるかもしれないとも思う。ボーナストラックのアコースティックバージョンはアコースティックと聞いて想像するよりもやはりアレンジ面に凝っていてやはりこれも一筋縄ではいかない。音楽的にこれまでのイメージに捕らわれず、むしろこれまでのイメージを打ち破っていきたいという意欲を強く感じる1作。今作がどうというよりはこの次に繋がっていく作品だと思う。

OYSTER -EP-  

印象度★★★☆☆

2018.2.16更新

戻る