君の名は希望 個人PV一挙レビュー

各番号1,2は曲のPVなので3から。

2nd〜4thは映像にテーマがあったが、今回は1st以来のテーマ無し。このためクリエイター自己満足のアート系が増えた印象。

Type-A

3.生駒里奈×関和亮
細切れ映像を駆使して名前を言ったり、何か飲んだり食べたりしているだけで意味のないアート系

4.市來玲奈×山岸聖太
劣等感をテーマに延々1人語り。そのまま左利きに憧れてチャレンジし、左で書道やバッティングをする。かなり色々やっているので地味に時間かかってそう。

5.伊藤寧々×山本ワタル
ひたすら顔アップで色々なシチュエーションでの「大好き」を連呼。ファンだったら気絶悶絶間違いなし

6.伊藤万理華×山本真純
廊下を踊り進みながら変なオリジナルを歌う。以前も同じ事やっていて既に持ち歌数メンバー内最多じゃないかと思うけど、怪曲の割に妙にインパクトがあり、印象に残る。

7.衛藤美彩×畔柳恵輔
宇宙人だった事を彼氏にバラして帰るという、SFでよくあるような設定の長尺台本を頑張ってこなす。偽監督に怖そうなスタッフを起用して追い詰めると言った小細工も。よく頑張った系

8.川後陽菜×佐藤有一郎
ループ・ホラーモノ。オチも特に無くひたすら最後までループ。

9.白石麻衣×森田一平
ポエム系の独り言を軸に、本人の自然な姿を映したゆったりした時間が流れている感じのする文字通りのプロモーションビデオ。この人とにかく綺麗なので変な撮り方しない限りは何をやっても絵になる

10.高山一実×金子茂樹
何か色々あってもゆる〜く「どんま〜い」と言い続けるユル系映像。「走れ!Bycicle」の1人カラオケも。普通に歌えているがこれは64点じゃないだろ?アメージングというギャグの印象が強くお笑い系のイメージが強かったけど、けっこう違う顔が見れるし美人な事に気づく。

11.樋口日奈×洞内広樹
置いてある衣類と自身を使って人文字を作る&特にあまり意味のないインタビュー。かわいらしい感じ。

12.澤成良×森田亮
特にセリフも無く延々と横顔が映っているだけ。最初に「瞬間」と表示されるが最後に「君に恋に落ちた瞬間」となる。いや、どうだろう

13.若月佑美×内村宏幸
昨年やってた「乃木坂浪漫」のパクリらしく、本人の「ブランコ」という精神世界を表現したような文学の世界観を。よく分からんが文系っぽい雰囲気は出ている。

 

Type-B

3.生田絵梨花×青山裕企
感謝DAYと称してヘリに乗って大移動し、素材撮影をしてフカヒレ料理を食べて、リムジンで移動し、マッサージを受けるという今作でダントツ高待遇。扱い良すぎるだろ。前作で鳩と戦わされたけどあれで相当にご機嫌を損ねたのだろうか。

4.井上小百合×栢菅翼
クリエイターと呼ばれる人がよくやるストップモーションで空中移動などの不思議な映像世界を見せる手法。こういうのはもういい。

5.柏幸奈×池田一真
何か1人で学校に走ってきて体育館で前作「制服のマネキン」(歌なしカラオケバージョン)をフル尺で1人で踊る。さすがに装飾まで再現していないが教室や廊下のシーンもやっていてPVを1人で再現しているらしい。乃木坂46のダンスは毎回全員揃っていても奇抜なダンスだけど1人でやるとかなりシュールだな…。

6.齋藤飛鳥×萩生田宏治
母がミャンマー人ということで、ミャンマー料理を作るというほのぼの展開。現在最年少だが、新メンバーが入ったら最年少の武器が無くなるかもしれないという不安を語るインタビューもあるが、心配無用だと思う。

7.斎藤ちはる×大橋祥正
45歳からのアクターズスタジオを見学し、その人々のインタビューや考えを聞きつつ一緒に演技を。いくつになっても夢は追えるのだというメッセージ性がある分だけ、自己満足クリエイターよりはいい。ただ45歳からっていうかオバサンしかいないんですけど。

8.斉藤優里×高野千紗
女性監督と友達のようなノリで買い物したり、鍋作ったり、チープな歌作って歌ったりするというほのぼの展開。歌がかなり恥ずかしいが、やはり自己満足系よりはいい。

9.桜井玲香×中村太洸
「どこでも小窓」を入手し、色々なものを見るというショートドラマ。小窓はボロボロだし、映像演出もほとんど無い低予算全開。特に小窓のその辺から拾ってきたっぷりはわざとにしても生田1人にヘリをチャーターする資金が各自にあるならもう少し何とかできたのでは。

10.永島聖羅×水元泰嗣
冷蔵庫に1つ残っていた大福を巡って家族4人が真剣な争奪家族会議を繰り広げるショートドラマ。自己満足映像ではなく、こういう路線をもっと見たい。

11.橋本奈々未×湯浅弘章
黒板に「〜年後の私は何をしていますか?」と書くとその時代の自分が表れるという世にも不思議モノ。30歳の橋本だけは自身で演じているが、ロングヘアーが大人っぽい。

12.深川麻衣×岡川太郎
特に意味も無い事を色々やっているアート系。

13.和田まあや×石井貴英+KAI(Tangent)
家族への感謝を語り、自身が書いた家族のイラストが本人のダンス映像を基に「狼に口笛を」(「おいでシャンプー」Type-CのC/W)を踊るという内容。基にしているダンス映像が全身真っ黒&黒帽子を深くかぶっていて本人の顔がほとんど見えないという欠点があるので、途中でインタビュー映像も挿入。イラストが小学生みたいなのは御愛嬌。

 

Type-C

3.秋元真夏×フラッシュハリー
手を掴んでひたすら笑顔であちこち引っ張りまわす映像。これ同じ監督が1stで斎藤飛鳥がやったひたすら「待って待って」って言いながら追いかけるやつの変形版で映像的にはほとんどおんなじじゃん…。

4.安藤美雲×北島武樹
小型宇宙船が直撃し、精神世界であれこれやるショートストーリー。合成を駆使して今作中最大に広げまくった世界観が展開する割にオチが普通すぎ。

5.川村真洋×奥平功
パンダメイクでロックっぽいインストに乗せて白黒イメージ映像が展開するだけのファッションアート系。こういう本人への加工をやると素で出てきた時に誰だか分からん。EDのメイキングでも同じ映像で一言も発しないし。

6.中田花奈×近藤大介
知的に朗読したり、ストップモーション駆使したりとクリエイター満足系の意味不明の映像世界が展開。オチも無いし。

7.中元日芽香×福居英晃、
昔の同級生(男子)と偶然会って歩きながら普通に会話する自然体っぽい内容。EDではNG出す本人の映像が流れ、演技に苦労したっぽい様子が垣間見えるがむしろ男子生徒の棒読みっぷりの方が圧倒的に酷いだろこれ…。

8.西野七瀬×守屋文雄
「君の名は希望」PV撮影時の舞台裏。本人のみにスポットを当てて構成しており、「リンダリンダリンダ」を見ていた西野はそのことを監督に話そうと思っていたが、人見知りなのでできなかったという特にオチのない以前の苦手克服でも出ていた西野の人見知りイメージそのままな内容。ていうか今作唯一これだけ新規に収録せずに、PV撮影と一緒に撮影済ませてるのはありなの?

9.能條愛未×長尾真
メルヘンポップなモデル系のプロモーションビデオかと思いきやクールな格好をしたり、クールに踊ったりと本人の様々な顔を引き出している。プロモーションビデオとしては優秀だと思う。

10.畠中清羅×戸塚富士丸
正面アップ写真の細切れ写真映像の大量連発で、1日を描写。綺麗なお姉さんというイメージがだいぶ固まるPV。

11.星野みなみ×林隆行
お面を被った子供たちと交流する精神世界系映像かと思ったら後半はオリジナル曲を歌うPVに。歌声がマジでヤバい。まりっか(伊藤万理華)が超プロ歌手の大名作に思えてくるレベル

12.松村沙友理×津田大介
真面目に政治とかを語るという通常とは異なるイメージを見せつつ、はじっこのワイプではアイドルモード全開の映像も。出来ればこの中間くらいのモードが見たいんだけど。

13.大和里菜×村山和也
劇団でレッスンを受けるが、ホワワンとした性格が劇団と全く合わず、大声を出す芝居ができずに怒られまくり。言い訳も全て論破されて追い詰められてマジ泣き。しかし劇団員たちの異常にハイテンションポジティブな励ましに泣きながら復活。最後は舞台で堂々と1人芝居を披露するが何故か途中で終わる。大声出すの恥ずかしがってた割に堂々たる演技。つーか最後まで見せろよ!