何度目の青空か?

Type-A

3.秋元真夏
寿司屋で寿司を握る修行。握力が7キロしかないのをネタにする冒頭はあまり意味が無く、元々料理が得意という本人の特性もあってか、これといった苦労も無く難なく寿司を握っていく。さりげにかわいいだけじゃない能力の高さを見せている気がするが、こういうのはできない方が絵になるので挑戦モノとしてはやや無難な作りになってしまった感じも。

4.生田絵梨花
甘酢あんかけから揚げとチャーハンを制作しながら合間に変なラップが入るというシュールな映像。チャーハンは思いのほかうまく行ったようだけど、から揚げは失敗したらしく、実食して長い顔芸を披露しまくるところはクライマックス的な面白さがある。また何故か「からあげ姉妹」として松村"ふぞろいなりんご"沙友理と一緒に無表情で「食物連鎖」というシュールな楽曲をダンスするという謎の映像も。終始独特なセンスが炸裂するが、元よりとぼけた味わいの生田絵梨花の魅力が存分に出ている感じで面白い。

5.斎藤ちはる
ねんど細工しているという内容。特に面白味は無いが綺麗にかわいく撮れている印象。

6.新内眞衣
OL兼任の2期生(本当に普通の会社に就職してOLもやってる)。それを生かして会社でお茶汲みを命じられたところからスタートするが、急須が無い事に気づいて会社を飛び出し、工場で急須制作を始めるというその段階から?的なTOKIOライクなストーリー。ひたすらあの回すやつでの制作模様ばかりが続くので少々退屈な上に焼くところまでは至らず、会社にも戻らず最初の目的に気づいたところで終わってしまうオチもイマイチ。前提としてOLがお茶汲み要員っていうのは物凄く前時代的な発想だと思うんだけどそこがまずどうなのか。

7.中元日芽香
名前を取り戻すためという設定で、部屋の中からカードを探し、お題をこなしていくという内容。謎の即興ひめたんビームソングを歌ったり、謎のお絵かきをしたり、謎のたこ焼き機でたこ焼き作ったりと色々やっているがいちいちかわいい。

8.永島聖羅
延々走っている映像+移動中に自身の夢についてインタビューを受けている真面目なドキュメント番組風の映像。常に笑顔なイメージがあるけど、こういう面もあるんだよというところを見せた感じか。

9.能條愛未
10代最後の個人PVなので曲を作りたいと言いだし、モチーフだけ伝えて短期間で楽曲を作ってもらい、そのPVを制作するという内容。パッと作っただけあってそんなに完成度の高い楽曲ではないが、ちょっと大人っぽさは見せられたんじゃないかと。

10.橋本奈々未
体調不良により本人不参加のため、過去MV制作で関わった監督が橋本の魅力を語っていくという内容。同世代として松村"ふぞろいなりんご"沙友理と白石麻衣も登場する。元からあまり頑丈ではない上に、さらにこの制作期間は厳しい状態だったようなので今回はしょうがなかったよね、としか。

11.樋口日奈
街のあちこちにアート系の樋口の白黒ポスターが飾られていくという今作で1番ハズレ監督に当たっちゃった感全開のクリエイターの自己満足系。本人は全面的に静止画、しかも最後以外は白黒でしか登場しない。初期に比べるとクリエイターの自己満足映像はほとんど無くなったけどそれでも時々出てくるのはどうにかならないのか。

12.星野みなみ
メガネ姿の星野が自由気ままなライフを送る星野みなみを解説する内容。この人あんまり好きじゃなかったんだけど、自由気ままにゆるふわな行動をしている今作はかなりかわいく撮れていると思う。ただ隣人などいないという世にも奇妙なオチがつくのは意味不明。

13.松井玲奈
顔が一切出てこない青年の主観で偶然知り合った松井に振り回される日々が描かれるドラマ仕立て。つかみどころのないところが魅力的に描かれている。

14.研究生part1
昇格もままならずじりじり減っていく二期生もとい研究生だが、今回も研究生はまとめられている。お互いがお互いを監督して撮影するという妙にクリエイティブな事をやっている。ここでは相楽伊織と寺田蘭世がお互いを撮り合う。初々しい感じはその辺の自己満足系クリエイターよりも案外いいような気がする。

 

Type-B

3.伊藤かりん
昇格により初個人PV。伊豆で元気な疑似デートムービー。棒読み空回り気味なテンションがなんともいえない感じだが、相手の「千尋」が何者なのか明かされないまま進行し、何故か終盤は真っ暗闇のホラーになってしまうというすっ飛んだ展開に。なんなんだこれは。

4.伊藤万理華
全身電飾を身にまとった伊藤万理華が夜の街のあちこちでユルい舞いを披露するというクリエイター系。そっち行っちゃったかぁ…残念。以前のPVで英語出来ないって言って外人と交流するやつがあったのに、英語でナレーションしてスタイリッシュ感を出そうとしたのも失敗だった気がする。

5.川後陽菜
階段に特化してひたすら階段を昇り降りしている映像が矢継ぎ早に繰り出されるクリエイター系。Type-Bいきなりクリエイター系続くなぁ…。

6.川村真洋
ロッティーラジオと称して、乃木坂46の楽曲をイントロでラジオDJ風に紹介することにチャレンジする内容。クリエイター系じゃなくてこういうのを待ってたんだよと言いたい。

7.北野日奈子
ドラゴンの飴細工体験やキーホルダー制作工場の見学という修学旅行/観光系の内容にRPG風のストーリーを組み込んだぶっ飛んだ映像が展開。かなり滑っているとしか思えないが、北野日奈子の笑顔が全て吹き飛ばしている気がする。

8.齋藤飛鳥
父が死んで3日後という設定のモノローグと共にお風呂掃除したり、髪の毛洗ったり、その泡で風船したりしている映像。いつもよりも落ち着いた感じで笑顔はないけどやっぱり圧倒的な美少女っぷり。

9.桜井玲香
〜が好き、のモノローグと一緒にあちこちに登場する。ある意味PVらしいといえばPVらしい内容。

10.白石麻衣
あいうえお作文的に色々なものが出てくる内容。「すし」のところでType-Aの秋元真夏と一瞬コラボしているところが芸が細かい。

11.松村沙友理
Type-Aの生田と連動した「からあげ姉妹」。こちらは本人のリアクションなしでおじいちゃんのためのからあげ定食を作って食べるという内容。食べるまでリアクションもギャグも無い分だけ、生田のものより地味だ。最後は生田のと同じ変な曲を歌って終わり。

12.若月佑美
美大を目指していた学生が古本屋の店主と交流する物語。こういう後味のさわやかな物語系は良い。

13.和田まあや
休日を大人ぶってかっこつけようとするがことごとく失敗するという内容。オチがかわいい。

14.研究生 part2
伊藤純奈と山ア怜奈の撮り合い。相変わらずそこら辺のクリエイター系よりもいい。

 

Type-C

3.生駒里奈
前回、堀がやっていたプロジェクションマッピング(だっけ?)を音頭風にしてやったもの。この音頭風が微妙なうえにあんまりかわいく撮れてないということでどうにもイマイチ…。

4.井上小百合
憑依される能力を持つという設定で延々一人語りするという内容。普通。

5.衛藤美彩
探偵助手の衛藤が張り込みで使用していた望遠鏡が数秒先の未来を見れるというものでドタバタ。この人のあだ名が「美彩先輩」らしんだけど、ゆる〜い感じで「センパ〜イ」って探偵を呼んでいるところがむしろセンパイかわいい。

6.斉藤優里
あいうえお作文で学園青春の1シーンを演じるという学園モノ。かわいいことはかわいいんだけど、さすがにアップになった時に制服がややコスプレに見えるようになってきた気が。

7.高山一実
ワタアメージング!ということで自らがわたあめに巻かれるという珍映像が炸裂。バラエティ路線。

8.中田花奈
セリフ無しで延々スローなイメージシーン(フラれてリセットするみたいな感じ)。大人っぽい。

9.西野七瀬
告白する後輩を見守り、フラれた後輩を励ますためにプールに飛び込む青春モノ。雰囲気がいい。

10.畠中清羅
延々焼肉を食べているだけの映像。前回よかったので期待してたんだけどちょっと期待外れか。

11.深川麻衣
聖母と呼ばれるのを逆手にとって、そのまま新興宗教を立ち上げるという聖母ファンのための聖母による聖母のための映像。

12.堀未央奈
会話が成立せず突如バカ笑いするなどいわゆるプッツン系の女子高生にオッサンが振り回されながらもかわいいので許してしまうという内容。新境地。この人はいまだに未知というか引き出せるものが多いように思う。

13.大和里菜
自分のパーツのアップをクイズにするなどアイドル全開映像。素材映像がすべて本人の人文字や大量の顔、全身だったりするのが正直やりすぎの域に達しており、ファン以外には不気味に思えるほどにちょっときつい。

14.研究生 part3
佐々木琴子、鈴木絢音、渡辺みり愛の3人がそれぞれ撮りあうので、これだけ「お互い」ではなくなっている。3つの中ではどれも1番グダっている感じ。なお10月18日付で脱退した2名(発表は1ヶ月前)は最初から不参加。