KISS

No タイトル 作詞 作曲 編曲 原曲
1 フレンズ NOKKO 土橋安騎夫 木村直樹 REBECCA(85年) 2度目のセルフカバー
2 LA・LA・LA LOVE SONG feat.KG 久保田利伸 久保田利伸 木村直樹 久保田利伸(96年)
3 RASPBERRY DREAM NOKKO 土橋安騎夫 河野圭 REBECCA(86年) セルフカバー
4 LONELY BUTTERFLY NOKKO 土橋安騎夫 木村直樹 REBECCA(86年) セルフカバー
5 SOMEDAY 佐野元春 佐野元春 木村直樹 佐野元春(81年)
6 MOON NOKKO 土橋安騎夫 木村直樹 REBECCA(88年) セルフカバー
7 そして僕は途方に暮れる 銀色夏生 大沢誉志幸 木村直樹 大沢誉志幸(84年)
8 中央線 MIYA MIYA 木村直樹 THE BOOM(90年)
9 Tomorrow never knows 桜井和寿 桜井和寿 木村直樹 Mr.Children(94年)
10 夜空ノムコウ スガシカオ 川村結花 木村直樹 SMAP(98年)
11 人魚 NOKKO 筒美京平 木村直樹 NOKKO(94年) セルフカバー
12 いとしのエリー 桑田佳祐 桑田佳祐 木村直樹 サザンオールスターズ(79年)

リリースデータ

2010年1月13日 初登場20位 売上1.9万枚 Produced by GOH HOTODA ユニバーサル

NOKKOカバー&セルフカバーアルバム。00年を最後にメジャーを離れ、03年〜05年には夫となったGO HOTODAとの「NOKKO&GO」名義でのインディーズでのリリースなどはあったが、新作リリースは05年を最後に途絶えていた。06年にはソニー時代の自選ベスト『NOKKO'S SELECTION, NOKKO'S BEST』がリリースされたが、新作としては久々の復帰作REBECCA時代のセルフカバー4曲、ソロのセルフカバー「人魚」、男性ボーカルのカバー7曲を収録。99年にソロでセルフカバーしているため「フレンズ」のセルフカバーは2度目となる。プロデュースはREBECCA時代にエンジニアとしても参加していて01年に結婚した夫のGO HOTODAが担当している。今作以降は定期的なアルバムリリースが行われるようになり、大きなブランクを開けずに2015年のREBECCA再結成へ繋がっていく。

基本的に生のバンドサウンドで固めていて奇をてらわないバンド感に溢れたストレートなJ-POPカバーアルバム。選曲はかなり知名度の高いヒット曲で固められていてREBECCA時代の曲含めて80年代の楽曲も現代で違和感のない普遍的なサウンドに仕上げていて非常に聞きやすい。特に「フレンズ」はあえてキーボードを使わずにギターメインのアレンジにしていてロック色が強い。重心の重い「フレンズ」はこれはこれでかなりカッコいい。これ以外にも基本ガッカリするようなセルフカバーもカバーも無くて(「RASPBERRY DREAM」だけ若干アレ?っていうのはあったけど)、セルフカバー及びヒット曲のカバーアルバムとしてかなり好感触な1作。2015年の『NOKKO sings REBECCA tunes 2015』のアレンジにコレジャナイ感を感じたリスナーも今作のセルフカバーなら安心できると思う。逆にもっとNOKKOソロならではの個性的かつ挑戦的な作風を期待すると無難に聞こえるかも。

しかし驚いたのはNOKKOのボーカル。声と歌い方が完全にマダムmiwaなのである。miwaがデビューしたのは今作の2ヶ月後なので発売当時はmiwaに似ているという感想は出てくるわけがなかったが、今聞けばこれはちょっとマダムなmiwaだ。「LA・LA・LA LOVE SONG」の冒頭サビなど部分的にはほとんど区別がつかないところもある。REBECCA時代の楽曲はまだ当時を意識したのかマダムNOKKO+miwa成分少々といった歌い方なんだけど、男性カバー7曲は以前のイメージのNOKKOというよりもかなりマダムmiwa〜miwa寄り。REBECCA時代はもちろん00年までのNOKKOの作品にもmiwaっぽい歌い方をしていた曲は無かったので、10年間で歌い方が変わって偶然その声がデビュー直前だったmiwaにソックリだったということだろうか。これは本当に驚いた。

Kiss  

印象度★★★★☆

2015.11.28執筆

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