SELECTION 1973-78

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 やさしさにさようなら 小田和正 小田和正 オフコース 13thシングル 100位圏外
2 通りすぎた夜 鈴木康博 鈴木康博 オフコース 13thシングルC/W
3 僕の贈りもの 小田和正 小田和正 オフコース 4thシングル 100位圏外
4 でももう花はいらない 鈴木康博 鈴木康博 オフコース 1stアルバム『オフ・コース1/僕の贈りもの』収録曲
5 水曜日の午後 小田和正 小田和正 オフコース 1stアルバム『オフ・コース1/僕の贈りもの』収録曲
6 のがすなチャンスを 鈴木康博 鈴木康博 オフコース ライブ録音(1978年2月25日 仙台市民会館)
2ndアルバム『この道をゆけば/オフ・コース・ラウンド2』収録曲
7 別れの情景T 小田和正 小田和正 オフコース 2ndアルバム『この道をゆけば/オフ・コース・ラウンド2』収録曲
8 眠れぬ夜 小田和正 小田和正 オフコース 7thシングル(アルバム同発) 最高48位 売上4.6万枚
9 ワインの匂い 小田和正 小田和正 オフコース 3rdアルバム『ワインの匂い』収録曲
10 愛の唄 小田和正 小田和正 オフコース 3rdアルバム『ワインの匂い』収録曲
11 こころは気紛れ 小田和正 小田和正 オフコース 4thアルバム『SONG IS LOVE』収録曲
10thシングル(リメイク、カット) 100位圏外
12 青春 鈴木康博 鈴木康博 オフコース 4thアルバム『SONG IS LOVE』収録曲
13 潮の香り 鈴木康博 鈴木康博 オフコース 5thアルバム『JUNKTION』収録曲
14 秋の気配 小田和正 小田和正 オフコース 11thシングル 100位圏外

ストリングス編曲:小田和正(1,7,10,14)、深町純(3)、青木望(4)

リリースデータ

1978年5月5日(LP)
1978年5月5日(CT)
1983年11月21日(初CD化)
1985年9月28日
1991年6月7日
1992年6月24日(音蔵シリーズ)
1998年2月25日(Q盤シリーズ)
2005年3月24日(紙ジャケリマスター)

2009年1月21日(SHM-CD)
最高16位
最高38位
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売上11.8万枚
売上0.8万枚
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Produced by 武藤敏史、小田和正、鈴木康博 EMI

オフコース1stベストアルバム。4月にリリースされたばかりの最新シングル「やさしさにさようなら」とB面「通りすぎた夜」、1st〜5thアルバムからメンバーが選曲した12曲を収録。「やさしさにさようなら」「通りすぎた夜」はアルバム初収録となり、オリジナルアルバムには未収録となった。1stアルバムに収録されなかった初期3シングルは対象外(70〜72年リリースだが今作は73年からになっている)となる。オリジナルアルバム未収録だった12thシングル「ロンド」は今作にも未収録となった。歌詞カードの写真では5人が映っており、楽曲ごとの演奏クレジット、録音日と録音場所の記載はあるものの、オフコースのメンバー表記は無い。「のがすなチャンスを」は2月に行われたばかりのライブ音源で収録されている。また「こころは気紛れ」「青春」はボーカル差し替えが行われ、「秋の気配」はアウトロが長いなどの変更が施されている曲もいくつかある模様。

トップ10入りはならなかったものの、ここまでの最高位を更新。以後のオリジナルアルバムをも上回る1年以上ランクインするロングヒットとなり、初の10万越えを記録した。

CD化以降、EMIによるLP時代の作品のCD化復刻シリーズである音蔵やQ盤シリーズ等で再発されたが、01年のExMF Seriesと題されてのリマスター再発時のみベスト盤がラインナップから外された。05年の紙ジャケリマスターが初のリマスターとなる。09年盤はSHM-CD仕様。入手したのは05年盤。

シングルにこだわらずにここまでの5枚のアルバムからほぼ均等に選曲し、最新シングル2曲以外は時系列という構成。恐らくこの後のブレイク以降で、ブレイク前のオフコースを1枚でお手軽におさらいできるベスト盤としても重宝されたものと思われる。この時期は大ヒット曲はまだ出ていないし、シングルにこだわらなくてもあのヒット曲が入ってないみたいな事にもならない。押さえるところはしっかり押さえたここまでのベスト盤としてまとまった1作だと思う。『ワインの匂い』から鈴木曲を選んでもう少し小田・鈴木でこの時期に関しては均等にバランス取っても良かったようにも思うが…貴重な鈴木曲でのA面「ロンド」があっさり外されているし、バンドの総意と鈴木個人の意思がビミョーにズレ始めていたりもしたんだろうか。冒頭2曲と「のがすなチャンスを」は既にメンバー5人が揃っている音源となるが、それ以外は2人組でシンプルなところから始まって徐々にバンドになっていくまでの過程が足早に味わえる。大ヒットはこの後になってくるので、今でも知られる有名曲がたくさん入っているベスト盤ではないが、この時期があってのこの次の時期だという事が今作を聞いてからだとより分かってきて面白い。

また後々のオールタイム系のベスト盤でもこの期間に14曲分もかけるなんてことはない。このベスト盤は現役時代の公認ベストシリーズとなり合計3作リリースされていて、『SELECTION 1978-81』、そして移籍があって少し飛んでしまうが『IT'S ALL RIGHT OFF COURSE SELECTION III 1984-1987』へと繋いでいくこともできる。オリジナルアルバムまではちょっと…というところで、i(ai)』や『ever』で1作で済ますのではなく、この3作を聞いていくともう少しオフコースの歴史がじっくり味わえるのはいいなと思った。

SELECTION 1973-7809年盤  SELECTION1973-78(紙ジャケット仕様)05年盤 

印象度★★★★☆

2018.10.2更新

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