My Favorites All Album Selection Best

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
I believe 岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二&岡本真夜 新曲
君にありがとう 岡本真夜 岡本真夜 岩瀬聡志,
西垣哲二&岡本真夜
9thアルバム『seasons』収録曲
Destiny 岡本真夜 岡本真夜 松本晃彦 20thシングル 最高76位 売上0.2万枚
同窓会〜Dear My Friends〜 岡本真夜 岡本真夜 島田昌典 19thシングル 最高109位 売上0.09万枚
手紙 岡本真夜 岡本真夜 武部聡志 ミニアルバム『Wonderful Colors』収録曲
岩崎宏美への提供曲 セルフカバー
かけがえない人よ 岡本真夜 岡本真夜 武部聡志 16thシングル 最高49位 売上0.4万枚
Life 岡本真夜 岡本真夜 島田昌典 14thシングル 最高40位 売上0.9万枚
想い出にできなくて 岡本真夜 岡本真夜 田辺恵二 8thシングル 最高9位 売上8.4万枚
Smile 岡本真夜 岡本真夜 十川知司 3rdアルバム『Smile』収録曲
10 銀色の週末〜Ambient Version〜 岡本真夜 岡本真夜 森俊之 9thシングル『Everlasting』C/W Ver.
原曲は2ndアルバム『Pureness』収録曲
11 TOMORROW 岡本真夜,
真名杏樹
岡本真夜 十川知司 1stシングル 最高1位 売上177.3万枚
2023年アナログ盤 最高51位 売上0.05万枚
<Crystal Scenery Selection>
12 Alone〜Crystal SceneryU Version〜 岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二,
岡本真夜&高山和芽
2ndセルフカバー『Crystal SceneryU』収録Ver.
原曲は3rdシングル
13 ハピハピバーズディ
〜Crystal SceneryV Version〜
岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二&岡本真夜 3rdセルフカバー『Crystal SceneryV』収録Ver.
原曲は12thシングル
14 この星空の彼方
〜Crystal SceneryU Version〜
岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二,
岡本真夜&高山和芽
2ndセルフカバー『Crystal SceneryU』収録Ver.
原曲は11thシングル
15 Christmas Love〜Kantate 147 Version〜 岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二&岡本真夜 3rdセルフカバー『Crystal SceneryV』収録曲
16 つむぎうた〜ココロのゆりかごVersion〜 岡本真夜 岡本真夜 西垣哲二,
岡本真夜&高山和芽
2ndセルフカバー『Crystal SceneryU』収録曲
<Bonus Track>
17 そのままの君でいて 岡本真夜 岡本真夜 十川知司 4thシングル 最高8位 売上25.6万枚
2023年アナログ盤両A面曲

※シングル200位以内データ(03年以降14thシングル〜)

リリースデータ

2010年5月26日 初登場15位 売上1.2万枚 Produced by 岡本真夜
Produced&Directed by
日本クラウン

 

岡本真夜3rdベストアルバム。15周年記念ベスト。基本的にサブタイトル通り、今までリリースした全アルバムの中からセレクトされているが、バージョン違いなどもあり全てのアルバムからキレイに1曲以上選ばれているというわけではない(例えば6thアルバム『Dear…』からは1曲も選ばれていないが、このアルバムに入っている「ハピハピバースディ」は別の作品に収録されたリメイクバージョンでは収録されている等)。『Life』はアルバム未収録曲だったため、今回が初収録となる。また『銀色の週末』もこのC/Wバージョンでは初収録である。当初は1stシングル『TOMORROW』がリリースされた95年5月10日からピタリ15周年となる2010年5月10日発売予定だったが、4月下旬になって上海万博のテーマ曲が『そのままの君でいて』そっくりというかまんまコピーだったことが話題になり、盗作騒動へ発展。これを受けて急遽発売を延期して、『そのままの君でいて』をラストに追加収録した。そのためこの曲の歌詞だけは別紙封入という形になっており、本人の曲解説のラインナップからも抜けている。またこの曲を収録した事でCDの収録時間が79分50秒という収録時間の限界ギリギリとなっている。上海万博騒動の効果で注目されていたため、06年の『Wonderful Colors』以降の5作品中1作が100位ギリギリだった以外は全て100位圏外という低迷した状況から久々のヒットとなった。06年以降1000枚程度しか売れていなかったのでいつもの10倍以上売れた事になる。ブックレット内には本人の全曲解説がついている。

岡本真夜のヒット曲を聞きたい人は以前の『RISET』の方が良い。特に『TOMORROW』『そのままの君でいて』目当ての人は、被りも少ないのでまずは『RISET』を聞いて、次に聞く1枚として今作という流れがお勧め。今回は新しい方から古い方へさかのぼる形式になっている。最近の曲もバラードばかりでなく、そこそこポップな曲もあるんだけど、どうにも決して悪くはないがひたすら普通という印象しか残らなかった。地味な中にも良さは感じられるものの、その後に収録されている『TOMORROW』や『そのままの君でいて』、『想い出に出来なくて』や『Smile』といった初期の曲を聞くと圧倒的に地味に感じてしまう。特に冒頭の新曲は声にもなんか違和感が…。全盛期ほどに声が出なくなったのかな?流れとしては『RISET』リリース後に結婚出産を経てアルバム1枚出してからエイベックスへ移籍。この移籍直前の『Life』はまだ全盛期の勢いが残っている感じなのだが、エイベックス移籍後に急速に人気を落としてしまったのはプロモーション不足以上に楽曲があまりに普通になってしまったのも影響しているのでは…と正直思った。その後は日本クラウンに移籍して現在に至るわけだが、いずれにせよ公式ホームページの放置っぷりが昔から酷い。せめて自分の作品の情報くらいはリンク切れ、未掲載、誤字とかしっかりしてほしいところ。

後半のCrystal Scenery Selectionというのはセルフカバーミニアルバムのシリーズからの選曲。元々98年に全編アカペラアルバムとしてリリースされたのみの作品だったのだが何故か今回そこからは1曲も選ばれず、09年になって立て続けにリリースされた2と3から選ばれている。アカペラアルバムの続編だがアカペラオンリーではなくなっており、2はアカペラ+最小限の楽器、3はコーラスワークでクラシックとポップスの融合を目指した、と解説に書いてある。全体的にかなりクラシカルな雰囲気になっており、地味なアレンジのバラードが続くよりは面白い。『Christmas Love』と『つむぎうた』は〜Versionとはなっているが、1曲ずつ収録されていた新曲。つまり09年時点の比較的新しい曲なわけだがアルバム冒頭の同時期の曲と比べてもアレンジが凝っている分だけ印象的。この2作は117位と230位ととんでもなく売れなかったのでこの機会に改めてちゃんと聞いてほしかったのかもしれない。確かにそれだけ凝っているし良い

しかし締めに問答無用にポップで耳に残る『そのままの君でいて』が来ると…やはり00年頃までは最強のポップスシンガーだったなぁ…と。

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印象度★★★☆☆

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