Majestic

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 傷跡 中山加奈子 奥居香  
2 BIRD'S EYE VIEW 今野登茂子 今野登茂子  
3 さよならダーリン 富田京子 奥居香 17thシングルC/W
4 GLASS HEAVEN 富田京子 奥居香  
5 ふたりが終わる時 中山加奈子 奥居香 17thシングル 最高18位 売上7.3万枚
6 恋するチャンピオン 富田京子 富田京子  
7 OH! MONKEY WOMAN 中山加奈子 中山加奈子  
8 風が吹いたら 渡辺敦子 渡辺敦子  
9 それじゃね 富田京子 奥居香  
10 片想い 中山加奈子 奥居香 18thシングルC/W(カット)

リリースデータ

1993年12月22日
1996年6月21日(再発)
初登場2位
100位圏外
売上24.3万枚
-
サウンド・プロデューサー:笹路正徳
プロデューサー:河合マイケル
ソニー

メンバー

Bass,Vo 渡辺敦子
Guitar,Vo 中山加奈子
Drums,Vo 富田京子
Keyboards,Vo 今野登茂子
Vocal,G 奥居香

PRINCESS PRINCESS8thアルバム。前作から11ヵ月、93年2作目のオリジナルアルバム。5月に発売された16th「だからハニー」は未収録となり、1ヵ月前の先行シングル「ふたりが終わる時」とC/W「さよならダーリン」が収録された。次のシングル「THE SUMMER VACATION」C/Wとして半年後に「片思い」がシングルカットされている。これまで作詞のみだった富田京子は「恋するチャンピオン」が初にして唯一の作曲作品となった。また渡辺敦子も作詞作曲両方を単独で手掛けたのは「風が吹いたら」が初となった。今作には未収録の「だからハニー」がシングル最後のトップ10入りとなったが、「ふたりが終わる時」は最後のトップ20入りとなった。今作は12月上旬に発売されたドリカムがずっと1位のままだったので初登場2位となり1位を逃した。累計売上も前作から半減以上のダウンとなった。初回盤はピクチャーレーベル仕様。

96年の解散後にラストアルバム以外の全オリジナルアルバムが一斉再発された。単独での再発は96年が最後。06年のアルバムBOX『10 Years After〜PRINCESS PRINCESS Premium Box〜』収録時にはリマスターされている。

カラフルだった前作とは対照的なモノクロでシンプルなジャケットデザインで作風も落ち着いたものとなっている。全作失恋ソングとなっていてそこまで暗くは無いけど、元気なイメージの王道プリプリの姿は今作には無い。次で最後になってしまうので何とも言えないところだが、もし活動が続いていたら過渡期か転換点になっていたかもしれない。奥居のボーカルスタイルはパワーで聞かせるよりももう少し技術で聞かせる方向にもっていっている感じがあるし、サウンド面での落ち着きにしても単に地味になったわけではなく、特に急速に古くなってきていた80年代的なキーボードサウンドが鳴りを潜めていて90年代に適応しつつある。ベスト盤だけ聞くと今作の曲はまずもってメインにならないどころかほぼスルーされ、80's後半〜アーリー90'sに全盛を極めたたため、90年代半ば以降の急速な変化に対応できずに解散したというイメージがあったんだけど、今作を聞く限り90年代半ば以降にも対応しつつあったのかもしれないと思った。いかんせんプリプリらしくはないので、いきなり聞くようなアルバムではないと思うけど、ある程度聞いてきてから今作を聞くとこれはこれでちょっと違った感じが面白い

3分に満たない短い「ふたりが終わる時」を何故によりによって唯一のシングルとして切ったのか?というのもあるけど、アルバム曲として見ればこういう曲はあってもいいし、大人になってきたプリプリを示すにはいい1曲だ。1曲目の少し重いロックサウンドが響く「傷跡」もいいし、富田京子が初めて作曲までした「恋するチャンピオン」はサビのコーラスはアイドルみたいだけど、サビまでドラムとボーカルだけで進行、長いドラムソロがあったりと、立ち位置的にどうしても1番後ろになるドラムを徹底的に主役としてフューチャーする試みが面白い。前作もそうだったように強烈な1曲は無いが、佳作は並んでいてトータルでは好印象な1作

Majestic93年盤  Majestic96年盤 

印象度★★★★☆

 

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