TELEPORTATION

No タイトル 作詩 作曲 備考
1 ガールズ・ナイト
The Girl's Night
中山加奈子 奥居香  
2 恋はバランス
Balancin' Love
中山加奈子 鈴木キサブロー 1stシングル 100位圏外
3 言わないで
Don't Say Love Me
今野登茂子 奥居香、渡辺敦子、中山加奈子  
4 ソーロング、ドリーマー
So Long,Dreamer
富田京子 奥居香 1stシングルC/W
5 思い出の隙間
Sad Memories
中山加奈子 中山加奈子  
6 ユー・アー・マイ・スターシップ
You Are My Starship
富田京子 奥居香  
7 海にひとしずく
In Your Arms
今野登茂子 今野登茂子  
8 ヒプノタイズド
Hypnotized
奥居香 奥居香  
9 モーション・エモーション
Motion・Emotion
中山加奈子 プリンセス・プリンセス、片野悦郎  
10 ヴァイブレーション
Your Vibration
中山加奈子 中山加奈子 2ndシングル『世界でいちばん熱い夏』C/W(カット)

リリースデータ

1987年5月21日(CD)
1987年5月21日(CT)
1992年7月15日(再発)
1996年6月21日(再発)
最高38位
最高75位
100位圏外
100位圏外
売上6.5万枚
売上0.7万枚
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Music Produced by PRINCESS PRINCESS&笹路正徳
Words Produced by PRINCESS PRINCESS&田口俊
CBSソニー
CBSソニー
ソニー
ソニー

メンバー

Vocal,Guitar KAORI(奥居香)
Guitar,Vocal KANAKO(中山加奈子)
Bass,Vocal ATSUKO(渡辺敦子)
Drums,Vocal KYOHKO(富田京子)
Keyboards,Vocal TOMOKO(今野登茂子)

PRINCESS PRINCESS1stアルバム。4月に1stシングル「恋はバランス」をリリース後、1ヶ月で発売された。シングルに収録された2曲を収録。7月に発売された『世界でいちばん熱い夏』C/Wとして「ヴァイブレーション」がシングルカットされた。前作以降、レコード会社はそのままに事務所を音楽座からシンコーミュージックに移籍。今作制作に当たっては音楽プロデューサーに笹路正徳、作詞のプロデューサーに田口俊を招いた。自作で行きたいメンバーの意向に反し、スタッフに不安視する声もあったらしく、当初自作は半分程度の予定だったがメンバーが奮起した事で、1stシングル「恋はバカンス」こそ作曲が提供だったものの、それ以外の曲は「モーション・エモーション」の作曲が共作になったのを除くと全てメンバーが自作した。

今作は当初からCDで発売された。前作がミニアルバムだった事、何よりCD化されなかった事と今作を"1stアルバム"としていた事から現役時代は一般的に今作が最初のアルバムだと認識されていた模様。92年に品番が32DHだった1st〜3rdをSRCLに変更して再発、96年の解散後にラストアルバム以外の全オリジナルアルバムが一斉再発された。単独での再発は96年が最後。06年のアルバムBOX『10 Years After〜PRINCESS PRINCESS Premium Box〜』収録時にはリマスターされている。

苦労の末に、自作という方向性を勝ち取ったという意味では現役時代に今作を最初の1作として扱っていたのもうなずける。まだブレイク以降のイメージとは微妙に異なっているし、地味な部分もあるにはあるけど、最初の1歩としては十分に可能性を感じられる1枚。少なくとも前作よりはやりたい事をやったんだと思うし、「ソーロング、ドリーマー」のように一連のヒット曲のイメージに沿ったような楽曲も既に生まれている。というかなんでこっちC/Wにしたんだ…「恋はバランス」より圧倒的にプリプリっぽいし売れ線だと思うんだけど…。また初期ならではの特色として奥居香のボーカルがまだそこまでがなり立てていないのでかなり綺麗な歌声になっていて、それゆえの特にバラード曲における繊細さは後々のボーカルスタイルでは出せない魅力だと思う。

なお演奏に関しては既にドラマーの故・青山純らが生前に影武者だった(レコーディングでドラムを弾いていた)事を明かしており、当時のリスナーの間ではCDでは演奏してなかったらしいという事はある程度周知されている話のようだ。演奏が分かる人には分かるらしいが、憶測も多いのと確実な証言は青山純とベーシストの伊藤広規が2013年のラジオで影武者だったと明かしたものくらいで、後期まで全部だったかなど詳細は不明。個人的にはZONEをリアルタイムで経験しているのでCDで演奏しているかどうかはひとまず気にならない。

TELEPORTATION(92年盤) TELEPORTATION(96年盤) 

印象度★★★☆☆

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