10th ANNIVERSARY BEST★Plus 2

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 君らしくあれ ロードオブメジャー ロードオブメジャー ロードオブメジャー・米田浩徳 未発表曲
2 心絵 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 4thシングル 最高7位 売上6.3万枚
3 さらば碧き面影 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 8thシングル 最高11位 売上4.8万枚
4 PLAY THE GAME ロードオブメジャー ロードオブメジャー
・山本恭司
ロードオブメジャー・山本恭司 10thシングル 最高8位 売上2.6万枚
5 ENERGY ロードオブメジャー 北川賢一 ロードオブメジャー・山本恭司 9thシングル 最高21位 売上1.1万枚
6 Evolving!! 北川賢一・HACHI・
Adam Friedberg
北川賢一・近藤信政 ロードオブメジャー 2ndアルバム『ROAD OF MAJORU』収録曲
7 スコール 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 1stアルバム『ROAD OF MAJOR』収録曲
8 雑草 上原彰兼・北川賢一 近藤信政・北川賢一 ロードオブメジャー 2ndシングル 最高3位 売上25.0万枚
9 row,row,row 北川賢一・hachi 北川賢一・近藤信政 ロードオブメジャー 1stアルバム『ROAD OF MAJOR』収録曲
10 君がため 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 1stアルバム『ROAD OF MAJOR』収録曲
11 僕らだけの歌 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 3rdシングル 最高6位 売上14.5万枚
12 視界良好 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 10thシングルC/W
13 親愛なるあなたへ... 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 6thシングル 最高7位 売上5.8万枚
14 僕らの夜明け前 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 9thシングルC/W
15 ある春の隣で 北川賢一 北川賢一 ロードオブメジャー 10thシングルC/W
16 声はやがて 北川賢一 北川賢一 山本恭司 未発表曲
17 大切なもの 北川賢一 北川賢一・近藤信政 ロードオブメジャー 1stシングル 最高2位 売上90.8万枚

ストリングスアレンジ:岩崎文紀(1,15)、松浦晃久(13)

リリースデータ

2012年8月29日 初登場74位 売上0.2万枚 JUNK MUSEUM(エイベックス、カッティングエッジ内レーベル)

メンバー

Vocal 北川賢一
Bass 松本賢一
Guitar 近藤信政
Drums 上原彰兼

ロードオブメジャー2ndベストアルバム。07年に解散しているが02年8月28日の「大切なもの」でのデビューからピタリ10周年を記念して発売された。前ベスト『GOLDEN ROAD〜BEST〜』は5周年を記念してのもので、その時点では解散を発表していなかったが数ヵ月後に解散を発表(このため厳密には5周年を迎える8月28日より前に解散してしまっていた)、最後にリリースされた『SILVER ROAD〜REMIX〜』はリミックスアルバムだったが、それ以来の作品となる。未発表曲「君らしくあれ」「声はやがて」が収録され、タイトルのPlus2はこの2曲を指している。「視界良好」「ある春の隣で」はアルバム初収録。「大切なもの」のみ歌詞が北川の手書きノートをコピーしたものとなっている。再結成の動きも特に無く、各メンバーが解散後に広く知られるような活躍をしていたわけでもなかったため、今作の発売自体がほとんど知られることが無く、売上は低迷した。

東日本大震災を経て北川賢一が何かできることは無いかと考えた事から10周年でのベストが実現したとされているが、未発表2曲を除くとシングルはともかくC/Wやアルバムからの選曲さえも前ベストとの被りばかりで、被っていないのはアルバム初収録になった10thシングルC/W「視界良好」「ある春の隣で」2曲だけ。シングルからは「蒼天に向かって」「偶然という名の必然」が未収録になり、2nd両A面の「足跡」は2連続でベスト未収録となった。

いずれにせよ前ベストの被りだらけになるならアルバム未収録C/Wを全部網羅するところに目を向けるとかもう少し差をつけてほしかった。もしくは開き直ってA面だけコンプリートするとか…。どっちみち中途半端になってしまった感は否めない。解散から5年、そもそもシングル10枚、アルバム2枚しか出していないので被らない2作目のベスト盤を作ること自体が難しいわけで、前作は過去のものとして改めてロードオブメジャーを振り返るとすれば今作も悪くない。若き日の夢や希望や葛藤を歌った曲が中心の彼らの作風を考えても、ずっと聞き続けてきたというよりはやはり思い出になっているリスナーの方が多いと思うし個人的にもそうだったので、発売からさらに年月を経て15周年も越えたようなタイミングで今作を聞いたらかなり懐かしかった。

最初ではなくあえて最後に最大のヒット曲を持ってきて、歌詞をこの曲だけ手書きで掲載する演出は改めて彼らの夢の物語がここから始まった事、そしてそれが遠いけどなんだか熱かったようなそんな過去の思い出になった事、時が流れたことを感じさせる。

基本的にアッパーで勢いのある応援歌が大半を占めていてとにかく若さゆえの勢い、粗削りでも勢いで聞かせられるパワーを持った青春ロックが並んでいるが、今作はあえてなのかシングル唯一のバラード系だった「親愛なるあなたへ...」以降は延々とバラード〜ミディアムナンバーが4曲続いてから「大切なもの」へ続く流れとなっている。似たようなアップテンポが続くのもそれはそれで飽きてくるが、数少ないバラードを終盤で固め打ちするのはそれ以上に微妙で、普通に各所に配置して散らせば良かったのに…。序盤や最後の流れはいいだけにそこだけ残念。

未発表曲に関してはそんなわけでバラード4連発の最後に来る「声はやがて」はこの流れの中ではあまり印象に残らない。その「声はやがて」は山本恭司が編曲していることから活動末期の制作と思われるが、1曲目の「君らしくあれ」も「PLAY THE GAME」と同じで作詞作曲がバンド名義になっている事からやはり末期の制作と思われる。こちらに関しては若さゆえの勢いの時期を過ぎて「PLAY THE GAME」のその先のバンドの進化や変化を予感させるような雰囲気が感じられて良かった。逆に当時はちょっとらしくないってことでお蔵入りになってしまったのだろうか。

10th ANNIVERSARY BEST ★ Plus 2  

印象度★★★★☆

2018.5.19更新

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