ピアノ

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
ヒロイン(album mix) 河村隆一 織田哲郎 織田哲郎 14thシングル 最高15位 売上0.8万枚
もうすぐ逢えるから 河村隆一 河村隆一 山口一久  
それを愛と呼ぼうか 森雪之丞 河村隆一 葉山拓亮  
色彩絶佳 森雪之丞 河村隆一 葉山拓亮  
朝顔 葉山拓亮 河村隆一 葉山拓亮  
根付けの鈴 河村隆一 河村隆一 葉山拓亮  
冷たい雨 河村隆一 葉山拓亮 葉山拓亮  
潮騒 河村隆一 河村隆一 葉山拓亮  
夢のカケラ 河村隆一 河村隆一 山口一久  
10 拓植の櫛 河村隆一 河村隆一 山口一久  
11 北へ 河村隆一 河村隆一 小泉信彦  
12 月はもちろん 河村隆一 河村隆一 小泉信彦  

リリースデータ

2009年4月1日 初登場17位 売上0.7万枚 Planner:河村隆一 コロムビア

河村隆一5thアルバム。07年以来のオリジナルアルバム。先行シングル「ヒロイン」では織田哲郎のプロデュースを受け、C/Wでももう1曲提供してもらっていたが、アルバム曲では織田哲郎は参加しておらず、前作に引き続きTourbillonの葉山拓亮を多用している。また初めて作詞に森雪之丞を招いていたり、葉山が作詞で河村が作曲していたりする曲もある。山口一久は2nd『深愛』や2ndミニ『人間失格』以来久々の登場。コンセプトは大人のバラード。タイトル通りピアノをメインに使用しており、曲作りもピアノで行ったという。なお以前はギター中心だったようで、ピアノは01年頃のインタビューで「練習している」と語っていた

大人のバラードというコンセプト通り、バラード続きの非常に落ち着いた内容。97年、01年に得意としていた8ビートのアップテンポナンバー、16ビートのポップスといったかつての王道スタイルのポップさは影も形も無い。前作でも兆候はあったが、さらに落ち着いてきたといった印象。01年、万人ウケするシンガーになろうとお茶の間(TV)にも積極的に出ていって行った数々のギャグめいた行動が滑ってしまった挙句に97年の再来を果たせなかった商業的失敗以降、沈黙の03年を経て04年『VANNILA』ではまだ復活して売れることを目論んでいる意欲的な勢いがあった。今は全くそういう気持ちはないのだろう。あの頃のようなオーラはすっかりなくなってしまった。活動形態からしても幅広く色んな人に聞いてもらおうというよりも、沈黙していた03年頃、実はライブだけは行っていたわけだけど、この辺りから一転してファンにだけ歌っているような感覚はずっとしていた。今作も別に悪いアルバムではない。どの曲も確かなメロディーと歌唱で丁寧に歌われているし、コンセプトには沿っているまとまったアルバムだ。だが、バラード続きなため、どれも同じに聴こえてきて長く感じるし、こういう落ち着きすぎた内容ではファン以外に対して訴求力のある内容では最早無い(実際、売上は落ち続けているからまだ違和感を感じて離れていくかつてのファンもいるのだろう)。「TVにはもう出たくない」とまで最近は発言しているらしいが、俺が買っていた04年頃までのヒットミュージシャン、俳優活動なども行う芸能人としての河村隆一はもういない。ただ純粋に歌うべき歌を、求めるファンに歌うシンガーソングライター河村隆一、それが今のスタンスなのだろう。これを貫いて越えた先には、徳永英明のように再評価されてまた少し売れる未来も来るかもしれない。

ピアノ

印象度★★★☆☆

戻る