HONEY

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 プラットホームシンドローム RINA MAMI MAMI  
2 OVER RINA MAMI MAMI  
3 テイクミーアウト RINA MAMI 江口亮 23rdシングル 最高11位 売上2.2万枚
4 Oh! No! MAMI MAMI MAMI  
5 ミッドナイトシティ RINA RINA MAMI  
6 ショートショート RINA MAMI MAMI  
7 窓を開けたら TOMOMI TOMOMI 沙田瑞紀(ねごと)  
8 ふたり RINA MAMI 川口圭太 1st配信限定シングルC/W 初CD化
9 エレクトリックガール RINA MAMI MAMI  
10 恋するユニバース RINA MAMI 川口圭太 1st配信限定シングル 初CD化

リリースデータ

2018年2月14日 初登場3位 売上3.1万枚 Epic Records

メンバー

Vocal&Guitar HARUNA
Guitar&Vocal MAMI
Bass&Vocal TOMOMI
Drums&Vocal RINA

SCANDAL8thアルバム。ベスト盤から1年ぶり、オリジナルアルバムとしては1年11ヵ月ぶり。前作『YELLOW』以降リリースされたCDシングルは「テイクミーアウト」のみで先にベスト盤に収録されていたがそのまま今作にも収録された。2017年は配信限定でシングル「恋するユニバース」をリリース。単曲の配信ではなく、C/Wとして「ふたり」とライブ音源2曲が収録されていたが、今作ではライブ音源以外の2曲が初CD化で収録された。完全生産限定盤はTシャツ付属、初回盤には9曲のライブ映像『Storytellers:SCANDAL』を収録したDVD付。これは海外のMTV系列チャンネル「VH1」の人気シリーズで小規模な会場で曲誕生の経緯やヒストリーなどを語りながらライブを行うという企画で、日本ではSCANDALが第1弾となった。

前作に続いての全曲自作、前作でも多めの組み合わせったが、SCANDALの自作のメインパターンは作詞がRINA、作曲がMAMIという組み合わせがより強固になった。一方で編曲はMAMIの単独編曲をメインとして時々外部となり、SCANDAL名義での編曲は消え去った。RINA、TOMOMIも1曲ずつ作曲を担当しているが、HARUNAは2作連続で作詞にも作曲にも不参加、今回バンド名義での編曲が無いので、HARUNAが初めて作詞作曲編曲全てに一切関わらないアルバムという事になった。

最初と最後にSCANDALらしいガツンとしたロックナンバーを配置し、中盤ではHARUNA以外のボーカル含めてアルバムだからこそやれるような色々な曲調に挑む、という王道と進化を程よく織り交ぜた印象のアルバム。今回10曲と曲数も少なく、コンパクトにまとまっているが、それがそのまま聞きやすさに繋がっている。8月でHARUNAがOVER 30's WORLDなので、全員20代のガールズバンドSCANDALは今作が最後となるが、ガールズバンドを引っ張る存在だと自負する自信と逞しさ、年齢を重ねてガールズというよりもレディ、セクシーな面を打ち出してくるなど女性としての余裕も少し感じられる1作だと思う。

MAMIが単独で編曲まで手掛けているので、やれることも増えてきて色々な曲調を試すのが楽しくてしょうがないんだろうなぁ…というのが今作の1番強い印象。まあ王道のガツンとしたロックナンバーというのもそればっかりやっていても全部同じような感じになってしまうし、中盤部分で見せている抑えた曲調やちょっと外した感じの曲調は結果的に王道のロックナンバーをより輝かせている。10曲40分程度ならもっとガツンとした曲オンリーでひたすら勢いだけで聞きたいんだという場合は物足りないかもしれないけど…。

どうやら作編曲家として覚醒したMAMIについていこうと他の3人も創作意欲に目覚めて刺激を受けあう…のではなく、MAMIが凄いのでMAMIに任せようという事なのかこのMAMI1強の制作体制は連続でより強固さを増していったのでこのままいくつもりのようだ。自作初期の頃からするとRINAも2番手として作曲をどんどん増やしていくのかと思いきや、初期の頃はあまりやっていなかった作詞に覚醒して作詞を量産するようになっている。

逆に初期の頃は作詞での筆頭メンバーだったTOMOMIの作詞ペースは回復せず、作曲に関してはTOMOMI、RINA共に1曲ずつ。というかTOMOMIに関してはHARUNAとのツインボーカル、もしくはセカンドボーカル的な立ち位置からも実質ほぼ降りた状態になって久しいが、今作でも1人だけメインボーカルが無い(MAMIは「Oh! No!」、初期は1人だけ歌わない事が多かったRINAは「ミッドナイトシティ」(平メロのみ、サビはHARUNA)でボーカルを担当している)という事で気になるところではある。

そしてHARUNAは完全にボーカリストでありギタリストであるというプレイヤー志向なのか、楽曲制作に全く関与しなくなってしまった。バンド内の立ち位置や作詞作曲編曲への関わりの変化は大体この方向性で強まってきたので、ひとまず今作のような形で落ち着くんじゃないかとは思うけど、もう少しMAMI以外のメンバーも奮闘して刺激を与えあうようになるものかと思っていたのでだいぶ予想外の方向になったなとは思う。

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印象度★★★★☆

2018.4.30更新

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