SINGLE REVIEW

7月編

Melody the FIELD OF VIEW 2002/07/10 新品購入 初登場23位 売上1.2万枚
約1年ぶりの新曲は彼らのラストシングル。帯にも「the FIELD OF VIEW解散」「フィールド・オブ・ビューからの最後のメロディー」と最後であることをやたら強調。去年改名してtheがついてから2枚シングルを出したが2枚とも持ち味のさわやかさが全くない梅雨のような楽曲でtheがついたことにより音楽性が大きく変わってしまったのかと不安だったが最後のこの1枚はさわやかさも戻ってきて久々のメンバー自作の傑作となった。theがついた意味はこのサウンドにあってほしい。今回作詞:小橋琢人(ドラムス)、作曲:小田孝(ギター)、編曲:新津健二(ベース)と完全分担。新しい組み合わせだけに今回が最後なのが惜しい。去年の2作以降動きがなく解散と聞いた時も「まあしょうがないか」と思ったがこの曲を聞いて解散が激しく残念に思えてきた。こういうバンドこそが売れる世の中であって欲しかった。C/Wの「アンダンテ」は小橋が作詞、ボーカル浅岡雄也が作曲し、tFOVと池田大介が共同で編曲したスローテンポな曲。2曲とも心に響くメロディーだ。PVでは過去の映像を織り交ぜられていて最後を実感できる。評価★★★★★×2
Any Mr.Children 2002/07/10 新品購入 初登場1位 売上50.1万枚
今年バンドも10周年を迎えたが同じく10周年らしいドコモのCMでかかりまくっていたのでかなり期待していた。サビはかなりインパクトもあり素晴らしい。しかしイントロからAメロ、Bメロと全然同じ曲だと分からない。なんだかすごく良く出来たサビがまずあって後から他の部分を作って繋いだような曲だ。サビ以外が悪いというわけではないがなんかサビで極端に盛り上がりすぎてる気がする・・・。C/Wの『I'm sorry』はまずまず。最近のC/Wでは一番いいかもしれない。サビはかなりいいので評価5にはしたいが「繋いだ」感が否めないので5には到達しないということで4の赤色。
評価
★★★★☆
一雫 ZONE 2002/07/17 新品購入 初登場3位 売上10.4万枚
去年ブレイクしてからはずっと同じ路線の曲を出しつづけるZONE。悪くはないが今回の触れ込みは「ZONEが再び切ない感動をお届けします。」普通に考えて『secret base〜君がくれたもの〜』での感動をもう1度と考えるわけだがそれと比べてしまうとかなり劣ってしまう気がする・・・。PV見た感じでは今回はMIYUではなく比較的MAIKOのソロが多い気がする。「うたばん」なんかで歌った時はなんか全員すごく下手な歌い方してたけどCDでは大丈夫だったので安心。C/Wの『一緒にいたかった』もバラード調でC/Wでまでこうゆう曲を持ってきたのは初めてだったと思う。
評価★★★★☆
幸せですか? セクシー8 2002/07/03 レンタル 初登場2位 売上10.2万枚
とりあえずシャッフルユニットは3枚揃って借りようということで借りたんだが・・・。これが一番なのか。(4週目にはハッピー7に抜かれたけど)本格的にR&Bでラップまで入れてるんだけどこの曲調はやはり好きになれない。なんかジメジメしてるんだよなぁ・・・。C/Wは3組とも同じ曲で『よくある親子のセレナーデ』歌ってる人が違うだけで3パターンも存在するのだが飽きる・・・。評価★★☆☆☆
幸せビーム!好き好きビーム! ハッピー7 2002/07/03 レンタル 初登場3位 売上10.8万枚
ハッピーと7の間にはハートマークが入る自分的には一番まともな曲。ていうかずば抜けている。(他がダメすぎて)夏っぽくノリもいいしメンバー若いのでパワーがすごい。去年の三人祭りほどいっちゃってないしこのくらいのノリはOK。一人だけメロン記念日かなんかの20歳を超えた方が混ざっていらっしゃるが正直本人もきついのではないだろうか?てっきりこれが一番売れると思ったが2番目だった。とは言ってもけっこう僅差だったらしい。なお4週目にはハッピー8の売上を抜き結局ここが一番売れた。他のよりいいことを強調するため3の赤に。さすがに4には達しない。
評価★★★☆☆
幸せきょうりゅう音頭 おどる11 2002/07/03 レンタル 初登場4位 売上7.2万枚
おどると11の間にハートマークが入る。3枚はセットという認識で借りた。でなきゃこんなの借りない。僅差もなくここだけは少し差が開いていた。タイアップが確かきょうりゅう展みたいのにからんでるせいなのか意味もないのにきょうりゅう音頭。しかも音頭風ではなく本格的な音頭でクレジットを見ると演奏している人の中で2人ほど人間国宝との表記が・・・。全員同じカツラしてるのでほとんど見分けがつかない。しかし保田圭は1発で分かる。さすがである。この曲は正直曲というのか微妙だ。なんとも言えない。ただTVで「プリンプリンプリン♪」のところの辻のバカ丸出しな動きに激しい殺意を覚えた。しかも決めポーズでは辻だけ「あい〜ん」のポーズを取っていた。かめはめ波かもしくは霊丸が撃てたら連射して消し去りたい。0直前の1ということで灰色。評価★☆☆☆☆
GREEN TOKIO 2002/07/10 レンタル 初登場6位 売上5.7万枚
バラード3部作によるマキシシングル。タイトルの『GREEN』は2曲目で1曲目は『Neighbor』で3曲目が『Southend』という曲。一番分かりやすいタイトルなので『GREEN』がCDの名称になったのだろうか?『Neighbor』は壮大なバラードで感動的に盛り上がる。『GREEN』はなんかそこまで壮大じゃないけど表題に持ってきてTVでもこの曲を歌っているしPVもこの曲なだけあってインパクトはある。『Southend』は他の2曲がピアノ主体だったのに対してアコギがメインで少し違った印象。TOKIOがここまでコテコテのバラードを歌うの初じゃないだろうか?3曲とも名バラードと呼んでいい出来栄えだ。評価★★★★☆
風に揺れるTomorrow TUBE 2002/07/10 レンタル 初登場8位 売上4.9万枚
前作と打って変わってバラード。TUBEってバラードの方がいいんじゃない?って気がしてきた。TVでは最初のサビでドド〜ンとバンドっぽくなるがCDではそれは最後でほとんどボーカル前田のギター弾き語り状態。他のメンバー暇じゃない?『虹になりたい』もそんな感じだったか・・・。C/W『Dreams of Asia』では韓国のShin-Seunghunという人物とデュエット。彼が歌う部分は韓国語となっている。これもバラードだが非常に良い。なお編曲は今回はTUBEがやっている。
評価★★★★★
失恋LOVEソング 市井紗耶香in CUBIC-CROSS 2002/07/17 レンタル 初登場12位 売上1.6万枚
2ndシングル。前回はC/Wでのみ作詞していたけど今回はA面、C/W両方で手がけた。なんからしいといえばらしいポジティブな歌詞である。メロディーのほうは作曲編曲たいせーが手がけている。バンドのキーボードの人が作った曲って感じがモロにするがメンバーにギターの人もいるのでギターソロはちゃんとある。サビの「失恋LOVEソング〜♪」というくだりはいつになく記憶に残るが後はいい感じはするけどなんか記憶に残らね〜・・・。1stよりはいいかな・・・。
評価★★★☆☆
またここであいましょう GLAY 2002/07/24 レンタル 初登場2位 売上25.6万枚
夏らしい爽快なロックナンバー。ノリ的には『ここではない、どこかへ』に近い感じか。GLAYらしくて良い。GLAYはA面においては期待を裏切らない実に彼ららしい曲を毎回出してくれるからそういう点では安心して聞ける。ただHISASHIが作ったC/Wはもはや曲ではなくドラマ仕立てなのか声優の声が随所に聞こえるが意味不明。遊び心もいいが2曲合わせて6分ちょい、1260円は高い気がする。
評価★★★★☆
Do it! Now モーニング娘。 2002/07/24 レンタル 初登場3位 売上31.1万枚
ここに来て路線変更。ハチャメチャつなぎまくりだった最近の曲とは打って変わって初期っぽい雰囲気も漂う。ただどうにもセクシー8の『幸せですか?』をスーパーサイヤ人3くらいにしたような(要するに『幸せですか?』の延長)印象を受けた。PVでは総まとめ的な不吉なムードが漂っていたが予感は的中しこの13人では最後の曲ということに。ただ同じメンバーで3枚連続で出したのはまだ2回目なので長く持った方か。
評価★★★★☆
逢いたい気持ち GLAY 2002/07/31 レンタル 初登場2位 売上27.8万枚
バラード。サビまで感動的なメロディーが進むが肝心のサビがなんか盛り上がりきれていない気が・・・。昔だったらもっとガーッと高い声で行っちゃてたと思うんだけど。悪くないバラードだけど最後サビが連続してくるとさすがにうんざりきてしまったりした。C/Wは『またここであいましょう』のよりはマシといった程度。
正直何故2枚に分けてしまったのか疑問だ。どっちも「逢いたい」ということで1枚に収めても全く違和感ない。00年の『とまどい/SPECIAL THANKS』みたいに両A面にしたほうが絶対良かった。まともに新品で買うと2枚で2520円(1枚1260円)である。曲がよければ値段などどうでもいいがこの場合はちょっと・・・。
評価★★★☆☆

 

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