2002年11月発売編

白い花 ZONE 2002/11/27 新品初回盤購入 初登場3位 売上7.2万枚
アルバムと同時発売。今回は初回盤の1200円でアルバム曲の視聴と解説が聞けるDISK-2との2枚組。新しい試みだがこれは画期的だ。今後も増えていくといい。で、曲のほうは今回MIYUが楽器なしでメインで歌っている。TAKAYOはアコギ弾いていてでも微妙にエレキの音も聞こえるんだけど誰が弾いてるの?サビ以外はしっとり聞かせる曲でバンドの音もほとんどなし。その分サビでのドラムやベースの音が今までの曲よりも鮮明になっている印象も受けた。とりあえずこの冬の最高傑作。このメロディーは大ヒットだ。C/W『空想と現実の夜明け』は『証』のようなロックナンバー。こちらもいい。
評価★★★★★
Ring 平井堅 2002/11/07 レンタル 初登場1位 売上32.0万枚
平井堅を借りたのは初めてだが今までに無くR&B色も薄い感動的なバラード。R&Bっぽいのが好きじゃないので今まで借りてこなかったが久々に聞いた後に感動する名バラードに出会えた気分だ。ドラマ『サイコドクター』での竹野内がたたずんでいる映像にも合っているしPVでは白黒映像で家族の暖かい姿が描かれていて感動を深める。ただこれは他の人が歌ったらダメだと思う。この声じゃないと。これだけ感動的なのにC/WはHIP HOPを織り交ぜたようなR&Bナンバーでずっこける。さらに3曲目の『Strawberry Sex』のリミックスは「すと〜ろべり〜せえ〜っくす」を連呼しているだけの駄曲。もう少し統一感を…
評価★★★★★
ボーイフレンド 藤本美貴 2002/11/07 レンタル 初登場4位 売上4.9万枚
ここまでの3曲はどれも良かったんだけど今回は初のNG曲。メロディーもなんか微妙だがアレンジでスクラッチがキュッキュッいうのも耳障り。ジャケットは良かったんだけどなぁ…。
評価★★☆☆☆
地球ブルース〜337〜 KICK THE CAN CREW 2002/11/07 レンタル 初登場13位 売上7.6万枚
前作『アンバランス』はあまりのダルさに借りるのをやめたが今回は再びアップナンバー。宴会系ソングとでもいうのか。とにかくインパクトがでかい。PVもおもしろい。宴会してるメンバーと女の子たちだが部屋を出るとマッチョな黒人がいて1人ずつバットで打たれて飛んでいくというストーリー。全員壁に当たって倒れているのだが1人だけ何故かプールまで飛んでいって溺れている女性もいる。ただLITTLEだけは背が低すぎてバットが頭上を素通りしてしまう。しょうがないので自分で飛ぶLITTLEは笑える。あとDJ SHUHOは頑丈すぎて打たれても飛ばされないで余裕で歩いているがそれに怒ったおっさんの投げた剛速球をまともに喰らいしばらく歩いて卒倒する。PVと合わせて見ると楽しさ倍増だ。
評価★★★★☆
Home Town Hysteric Blue 2002/11/07 レンタル 初登場42位 0.3万枚
4曲入りマキシ。タイトル曲は初めてプロデューサーの佐久間正英が作曲を手がけた(4曲目『本心』もそう)ミディアムナンバーで今までに無い曲調だ。作詞はTamaだけど恋愛でなくまた意味不明でもないマジメな歌詞で変化の兆しを感じる。2曲目3曲目『カクテル』『メーデー』はたくやの作詞作曲でヒスブルらしい元気系の曲。だベストアルバムで終わるのではなくさらに今後の変化、成長が期待できそう。
評価★★★★☆
雪の降らない街 コブクロ 2002/11/13 レンタル 初登場14位 2.4万枚
今年に入って自分の中では大ブレイクのコブクロ。今回は『雪の降らない』とは言いながら曲から感じる風景は雪が降り始めた光景。しかも今年はここ埼玉でいつになく早く12月に10センチくらい積もったのでよりいっそう曲に深みが。『風』『願いの詩』に比べると少々弱い感じもするけどそれでも十分な名曲だ。冬だ。C/W『The Big Man's Blues』は作詞作曲の黒田(身長192cm)が自分のことを歌った曲。詞がユニークだ。
評価★★★★☆
Deep Freeze 愛内里菜 2002/11/20 レンタル 初登場3位 売上6.6万枚
今回はテンポ速い曲でまあらしいといえばらしいけど最近はあまりなかった曲調かな。教会みたいなとこで歌うPVが印象的。C/W『White X-mas Song』はクリスマスソングだが愛内にスイートボイス炸裂といった感じか。そんなに良くは無いけど。
評価★★★☆☆
It Takes Two/SOLID DREAM/MOVE ON CHEMISTRY 2002/11/13 レンタル 初登場1位 売上45.3万枚
It Takes Two…ケミを初めて借りようと思った程の名曲。サビのメロディーがツボにはまった。最高。歌うまいしねぇ。★5個。
SOLID DREAM…まあ普通にいい曲。『めざましTV』で毎日かかってるが朝の番組のテーマ曲としてはもう少しシャキッと目が覚める曲がいいかな。★3.5個。
MOVE ON…駄作。なんかの失敗リミックス曲のようなね。★測定不能
評価★★★★☆
星屑の街 ゴスペラーズ 2002/11/13 レンタル 初登場3位 売上24.2万枚
これも初めて借りた。アルバム『FRENZY』は借りたが正直『ひとり』『約束の季節』『誓い』以外は全然好きになれなかった。どうもR&Bが色濃く出るとダメだ。今回はアカペラでコーラスがすごい冬っぽい壮大な感じで1回聞いて「来たぁ!!」と。街の真ん中の塔の上で歌うPVもよい。『ひとり』では村上だけがメインで歌っていたがこの曲は全員にソロがあり「全員歌える」事をさりげなく示しているように感じる。3曲目にはアカペラメドレーが入っているがなんとボイスパーカッションもやっている。RAG FAIRおっくんに比べれば全然だが人がやっているのが分かるこのくらいがいいのではないか?正直おっくんはうますぎて人間味がないというか。そんなことを思った。
評価★★★★★
CARPE DIEM〜今、この瞬間を生きる〜 YeLLOW Generation 2002/11/20 レンタル 初登場30位 売上0.9万枚
やはり売れなかったか。今回もプロデューサーのおちまさとが先に詞を書いて40曲近い候補から選んだというメロディー。それだけにやはりいいメロディーである。正直もっと売れていいと思うのだが…。ただ詞が先だろうと別にほとんどのリスナーはどうでもいいし、メロディーで聞く人のほうが多いと思う。言葉を大切にしているのは分かるが言葉を書いてるのはおちまさとでメンバーの3人自身の言葉は何一つない。3曲目にはデビュー曲を書いたもうひとつの理由とやらが朗読されるのだが…。このユニットのコンセプト自体がなんか微妙な気がする。3人の言葉で伝えてほしいのだがそうするとプロデューサーがやることなくなるのか。作曲はできないみたいだし。
評価★★★★☆
声がなくなるまで Whiteberry 2002/11/27 レンタル 初登場98位 売上1649枚
大失敗に終わったカバー3連発。最後はJUN SKY WALKER(S)のバラード曲のカバー。バラードはアルバム『(初)』の『Dearest』以来だがあのときより声はよくなったもののやはり彼女に音数の少ない曲は危険だ。まあこの独特の声もいいのかもしれないけど下手と独特の境界スレスレというかなんというか…。後半はバンドサウンドになりサウンドは今回もいい感じだ。C/Wでは初めてベースの長谷川ゆかりが単独で作曲を手がけているがまあ普通なメロディー。初めてならこんなもんでしょう。そしてこっちの曲でのボーカルは非常に危うい。音自体が微妙にずれているような合っているような。これはバラードアコースティックナンバーなのでよりボーカルが目立つせいか。最後に注目したいのは今回3連発+3曲のC/Wのすべてのアレンジが馬場一嘉だという点。バンド自身でもなくデビューからのプロデューサー的存在である坂井紀雄でもないのは何故だったのか?とりあえず今回の曲の出来はどうあれこれだけの不振では今後の活動は非常に制約されることは間違いない。
評価★★★☆☆
車線変更25時 キンモクセイ 2002/11/27 レンタル 初登場22位
ライブなどではおなじみの曲だったらしいけど何でこれをここまで出さなかったのか。『二人のアカボシ』の後にこの曲を出していればけっこう売れたのではないだろうか。元々ちょっと昔っぽい曲を作るバンドだったけど今回は昔度が高い感じだ。でもすばらしい。PVでボーカル伊藤がダンスしてるのもおもしろい。
評価★★★★☆

 

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