2005年1月発売編

友だちへ〜Say What You Will〜 SMAP 2005/01/19 新品購入 初登場1位 売上36.0万枚

1.友だちへ〜Say What You Will〜
作詞作曲:エリック・クラプトン(作曲はサイモン・クライミーと共作)、日本語詞:竹内まりや、編曲:小林武史(ミスチルのデビューからのプロデューサーでマイラバのメンバー、同時にマイラバボーカルAKKOの夫)という豪華な制作陣による話題が先行しまくったこの曲。話題のわりには実にあっさりした曲である。なんか普通にアルバムとかに入ってそうな曲なんだけど…。リリースがしばらくなかったこと、あまりに売れた前作との比較、制作陣の豪華さが先行してしまったため、自然に派手な曲を期待してしまっていたのがなんか肩透かしを食らったような気がする原因だろう。言葉数は少ないが友だちへの友情が書かれた歌詞はなかなか。曲は聞き込めば良くなってくる感じで派手さはないがなかなかいい。

疑問なのが草なぎに無駄にソロが多いこと。特に「君が必要さ〜♪」はかなり危なっかしい。前作の「小さい花や大きな花〜」のくだりもそうだったけど、正直近年の草なぎは声が出なくなっているのが明白。中居のソロが全くないがまだ中居の方が良かったのではないか。

2.Song of X'smap
クリスマスのスペシャルドラマに使用されて、CD化未定の曲として3日間限定ダウンロード(PC、着うた、着メロなど)としていた曲が1ヶ月たたずに堂々のC/W収録。ダウンロードした人達にケンカを売っているとしか思えない。また最もクリスマスの遠いこの時期に堂々とクリスマスソングを収録しているのもなかなかありえない。クラプトン、竹内まりや、小林武史の起用でC/W制作費の予算などとても残ってなかったか?曲の方はC/Wにしてはなかなかいい感じ。けっこうさっぱりした感じであんまりクリスマスクリスマスしてないのでこの時期でも歌詞以外は違和感はない。『世界に〜』があんなに売れていなければ普通に12月くらいにA面で出していたんじゃないかという勢い。全員にソロがあるのもいい。やはり中居より草なぎのほうが声質に難があるのがよく分かる。

評価★★★★☆

君と逢えた奇蹟 day after tomorrow 2005/01/13 レンタル
レンタル用はCCCD
初登場4位 売上4.2万枚
1.君と逢えた奇蹟
前作がかなりギターサウンドが効いた曲だったので方向性が変わるかと思ったが今回は全く変化のない王道曲。普通にいい曲。

2.追伸
やはり当たり障りのない普通にいい曲。

3.せつなさはこの胸の中に
以下略。

今年に入っても作詞が全て五十嵐充によるものでmisonoの作詞復帰はない。いったいどうしたのだろうか…。またDVD付ではオリジナル映画の第1話を収録しているらしい。次回作以降で続編が収録されるなど派手な宣伝に走るのは辞めて新たな実験的試みをdatで試そうとしているように感じる。相変わらず全曲タイアップだけども。

評価★★★☆☆

上弦の月 SAYAKA 2005/01/19 レンタル 初登場32位 売上0.4万枚
1.上弦の月
前作に続いてdatの北野正人が曲を提供。前作の続編らしく、大サビで『水色』という単語が出てきたりする。今回もけっこう暗めでサビも抑えた雰囲気のためインパクトは薄い。なんかプライベイトでもいろいろあったとかなかったとかだが大丈夫か?この手の曲を歌うにはやはりややボーカルが弱い気もする。

2.ラヂオのじかん
同じく北野正人が提供。一転してはじけまくりの明るい曲になっている。ラジオのDJ調の歌詞に乗せてノーテンキな明るい曲でアイドル的。本来こういう曲がA面にきそうなものだが、あえてC/Wなところがアーティストとしてのこだわりなのだろうか。

前作から4ヶ月という短い期間での次回作。続けてアルバムとなるようでインタビューにもあるように音楽活動に本腰を入れる模様。あくまでアーティスト路線を貫くようで母親、松田聖子の曲やジャケットの方がよっぽどアイドルしてるのがある意味すごい。

評価★★★☆☆

Love,needing 倉木麻衣 2005/01/26 レンタル 初登場5位 売上6.5万枚
1.Love,needing
作曲:大野愛果、編曲:麻井寛史。R&B調でちょっと本格的な雰囲気を出している。あまり大野愛果っぽい感じはしないが…。その一方でアレンジにちょっと凝っているような印象。イマイチ盛り上がりに欠ける曲をアレンジでそれっぽい雰囲気に仕上げてごまかしたか?大野愛果、相当枯れてきているような…。

2.Moon serenade,Moonlight
作曲編曲:徳永暁人。タイトル曲よりややポップな味わい深い曲。地味だがここ最近のC/Wの中では一番聞きやすい。アレンジをもう少し派手にすればこっちがA面でも良かったのではないか。

3.明日へ架ける橋〜ballad ver.〜
今回借りる気はなかったのだが、このバージョン聞きたさに借りた。前作のシンプルなバージョン。ピアノとストリングスのみでバラードバージョンというわりにテンポはあまり変わってない。てか元からバラードみたいなもんだったし。編曲は徳永と池田大介の共同から徳永オンリーになっている。しみじみいい感じ。

タイトル曲が大野曲で後は徳永曲。大野愛果は少し休ましたほうがいいと思う。徳永もdoaの活動もあるし、一時期より名前を見なくなったものの相変わらずハイペースっぽい。だがこちらはまだいけそう。

評価★★★☆☆

ありったけの愛で Gackt 2005/01/26 レンタル 初登場7位 売上6.0万枚
1.ありったけの愛で
異色のアコースティックナンバー。こういう曲をA面で出してくるとは思わなかった。サビも聞いてて気持ちいいし、通産ではベスト以来2度目初めてGacktのシングルを借りてみた。

2.この夜が終わる前に
こちらは往来のイメージどおりのバラードナンバー。最近バラードに凝ってるのだろうか?

以前、テレビ番組で『離したくはない』を歌ったことがあったがかなりT-BOLANの影響を受けているらしく、特に最近歌い方もT-BOLAN化してきているとファンの間でも言われているらしい。

評価★★★★☆

ファンタスティポ トラジハイジ 2005/01/26 レンタル 初登場1位 売上42.3万枚
1.オシャベリ
1曲目は7分に及ぶただの二人のトークが収録されている。しかもトラジハイジではなく堂本剛、国分太一として会話している。編集されると思ったのにノーカットで収録されてしまったらしく、特におもしろくもない掛け合いが延々続く。何回か聞いたらもうスキップボタン。

2.ファンタスティポ
ちょっと古い感じながらインパクト全開の曲。カラオケで人気が出そうな曲だ。基本的にサビ以外を国分がソロで歌ってサビでは剛を前面に出して国分をコーラスにまわすような形になっている。インパクトは強いがなんかしばらくしたら飽きそう。

完全にアイドル堂本剛を演じている堂本剛。そして国分がやけに笑顔なのが気になるが…。

評価★★★☆☆

サンキュー!! HOME MADE 家族 2005/01/26 レンタル 初登場15位 売上6.8万枚
1.サンキュー!!
友人、家族などすべての人への感謝の気持ちを歌ったラップソング。ストレートに感謝の気持ちを歌っていて好感が持てる。サビのメロディーは印象的だし、他のラップグループとはちょっと違う感じだ。

2.HOME SWEET HOME(Reborn)
こちらは地元への愛を唄った曲。たとえどこに行っても帰ってくるのはこの場所しかないと地元への思いを歌っている。やはり歌詞が良い。

3人グループだが1人はDJなので実質2人で歌っている模様。かっこつけていたり、意味不明な主張をするラップが多い中で素直に感謝の気持ちや仲間のありがたさを歌っているのが新鮮で共感できる。

評価★★★★★

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