2.翼を広げて
島健によるアレンジ。ストリングスアレンジでサザンなどにもよく呼ばれている方だけに見事なまでのストリングスバージョンへ生まれ変わった。こちらもキー下げしていると思う。今回両A面にも関わらずこの曲は背文字以外では完全なC/W扱い。もっと前面に出しても良かったと思う。もったいない。

3.Blue eyes<Live Take>
バラードベスト『Ballads in Blue』に収録された新曲のライブバージョン。CDにおけるライブ音源は3度目だが今回はやけに忠実な感じであまりライブっぽくないというかCDと大きな違いがない。何度も聞いてきた曲のセルフカバー2曲の後に聞くからなんかよけいそう感じるのかもしれない。

初回盤DVD
『このまま君だけを奪い去りたい』PV、及び演奏シーンメイキング、ジャケ写撮影メイキングを加えた13分の映像。ストーリー仕立てのPVは女性のセリフから始まるなど別れてしまった2人を描いているようだがイマイチ展開が読めない。メイキングではくるくる回りながら撮影している3人がいるのだが今回のシングルで採用されたのは池森の1カットのみである。アルバムの方では他の2人のカットも使用されるのだろうか…。

両A面なのにジャケットには『このまま〜』しか書いてないし、CDにもDVDにも『このまま〜』の歌詞がまる〜く書いてあるというくらいの『このまま〜』大攻勢。『翼を広げて』が不憫です…。

評価★★★★☆

2.舞
葉山拓亮作曲の完全インスト。主にピアノとストリングスとカタカタリズムが延々5分以上も続く。やたら壮大ていうか美しい。前作のC/Wもほとんどインストだったけど今回は完全に歌なし。RYUICHIはどこに参加しているのだろうか？ていうかピアノは葉山としてあとのタカタカいってりリズムとストリングスはINORANやRYUICHIじゃないだろうし参加してないのかも。

今回あんましシングル向きだったとは…。あくまでアルバムのプロモーションという感じがする。アルバムタイトルは『HEAVEN』と前作と同じタイトルだし、実際シングル向きなのは『HEAVEN』だけだったのかも。

評価★★★☆☆

2.息継ぎ
今年出たアルバム『ether』の延長のような曲。アルバムに入っていても違和感はなかっただろう。シングルを借りたのは2度目だがどうやらスピッツ同様にC/Wでも変に実験に走ることなくけっこういい曲を持ってくるタイプのバンドのようだ。

3.午後の低気圧
やはりアルバムにあったような路線。安定していい曲。

今回どうもアルバムの延長的だなと思ったら全曲小林武史プロデュースであった。なるほど確かにヒット性は高まっている。実際好きな方向性だが『3月9日』を始めとしてアルバムでもいくつかあった3人だけでアレンジしたシンプルなバンドサウンド路線も捨てがたい。

評価★★★★☆

2.Beginning
こちらはピアノの金城の曲。まあ要するに新婚生活スタート！幸せ！愛してる！って感じの意味でのBeginだろうなぁ…。お幸せに。

この後、最後にアルバムを出して産休へ。確かどっちかは東京の人と結婚してもう1人は地元の沖縄の人と結婚したので2人は東京と沖縄で離れ離れになると聞いた。恐らくKiroro現役活動はこれが最後になるのではないだろうか？復活はもちろんするだろうが、時間かかりそうだしこれまでのようなペースでの活動はもうないような気もする。

評価★★★☆☆

2.ため息キップ
バラード。C/Wではリミックスや変な曲が多いけど今回は当たり。

評価★★★★☆