2007年11月発売編

蒼く 優しく コブクロ 2007/11/07 レンタル 初登場2位 売上21.1万枚
1.蒼く 優しく
ドラマ「ドリーム★アゲイン」主題歌。定番バラード。毎度毎度5分越えの大作志向で力んだ曲ばかりだとさすがに飽きが来るのは早くなってくる。今回もまあ十分にいい曲。この曲に関してはコンパクトにまとめようと努力した形跡も見られる。イントロもそこそこに曲が始まり、Bメロからサビまでも早く、1コーラスが1分台で終わるほど流れがスムーズなのだ。2番でもサビには行かず、間奏を挟んでからラストのサビへ行く流れもコンパクト。なのだが最後のサビ連発の所で長くなってしまって結果的に5分越えてしまいました…みたいな。これでイントロや2番サビまで作ってたら7分越えは必至。さすがに抑えたのだろうか?

2.君色
案の定すっかり大作志向に向かってしまった。わりとロック系統なのだが6分越えは辛い。たまにならいいのだが最近4分台に収まった曲がほとんどないだけに、長さばかりが気になってしまう。あまり印象的な曲でもないし。

3.赤い糸〜Live at 大阪城ホール 2007.07.05〜
インディーズ時代の大作バラードのライブバージョン。大作バラードということで7分越えで3曲中最大の長さ。しかもインディーズ時代ということで別にそこまで耳に残る名曲というわけでもない。アルバム大丈夫だろうか…。

印象度★★★★☆

夢を誓った木の下で ハラフウミ 2007/11/07 レンタル 初登場26位 売上0.9万枚
1.夢を誓った木の下で/ハラフウミ(原由子×風味堂)
作詞作曲は原由子と風味堂ボーカルの共作名義。アレンジがこんなところまで亀田誠治。自身所属の東京事変以外にバンドだけでも知ってるだけでスピッツ、SOPHIA、175Rの3バンドに共同プロデューサーとしてずっとついている。ピアノを生かした軽快なポップソングでドラマ「スワンの馬鹿」主題歌でもある。クリスマスを思わせるAメロの歌詞や装飾音などが年末を意識させる。これは相当にヒットしてもおかしくないだけの売れ線オーラとポップ性を備えており、俺だけでなく最近の曲にそんなに関心を示さない母もいい曲だと誉めていたのだが…。高めの風味堂ボーカルの声と原由子のほんわかボーカルはけっこうマッチしている。

2.オレンジジュース/ハラフウミ(原由子×風味堂)
こちらも共同制作。やはりポップにいい感じ。編曲はサザンのサポートギタリストでおなじみの斉藤誠。

3.大好き!ハッピーエンド/原由子
このコラボ、名義上は大先輩の原由子を前に持ってきただけで風味堂主導だと思っていたのだが、3曲目が原由子のソロ曲。斉藤アレンジに加えて演奏陣もサザンスタッフで桑田がコーラス参加しているほど。原由子にしては珍しく斉藤のギターを前面に出した曲でけっこう意外な曲調だった。

評価★★★★☆

Friend/TIME サスケ 2007/11/07 レンタル 初登場50位 売上0.2万枚
1.Friend
ミディアム系。そこそこいいが長い曲。打ち込み全開のリズムトラックといい今までで最もピンと来なかった。

2.TIME
バラード曲。やはり長い。未発表曲が溜まっている割には随分地味なのをシングルで切ってきたなぁ。

評価★★★☆☆

Hurry Xmas L'Arc〜en〜Ciel 2007/11/14 レンタル
2008/11/26(再発)
2009/12/09(再発)
2010/11/24(再発)
初登場2位 売上12.7万枚
初登場8位 売上2.7万枚
初登場5位 売上2.0万枚
初登場19位 売上1.0万枚
1.Hurry Xmas
装飾音もにぎやかでポップ全開、クリスマス全開とある意味ではラルクらしくないようなクリスマスソング。ここまでポップに走るとは思わなかったし、実際以前だったらこういう曲はやらなかったとも語られている。バンド自体がマンネリにならずにいい状態なんだろうなと感じさせる余裕。『spirit dreams inside』以来、実に6年ぶりにラルクの曲を借りた。なんかラルクの濃い世界観はあまり好きになれなかったんだけど、けっこういいかもしれない。

2.I Wish2007/P'UNK〜EN〜CIEL
最近C/Wではパートチェンジバンドで過去曲のリメイクをやっているようだ。96年まだドラムがsakuraだった時の最後のアルバム『True』収録曲。クリスマスという言葉は出てこないものの全体的な雰囲気がクリスマスしていた曲。今回のリメイクにはふさわしいのかも。tetsuのボーカルもソロではボーカル全面に出してやっていただけあって違和感ない安定感。やたらとテンポやアレンジが変わるのも面白い。

3.Hurry Xmas-Silent Night version-
シンプルなバージョンかと思ったらインストバージョンだった。バンド以外の装飾音を前面に出したサウンドにボーカルメロディーはキーボードということでまあBGMには悪くない。

印象度★★★★☆

十人十色 misono 2007/11/14 レンタル 初登場47位 売上0.3万枚
1.十人十色
今回はGO! GO! 7188プロデュース。ダイエットやmisono自身の恋愛感などを歌詞として考えずにそのまま並べ立てたようなハチャメチャな楽曲。メロディー自体もあまりキャッチーではないのだが、そこに字余りしまくりのはまりきってない歌詞が乱雑に歌われていくのでとにかくゴッチャゴチャの曲。スタッフ止めなかったのか?売る気ゼロというか、ここまでやってしまってファンを減らしたいとしか思えない。

2.ギザギザLIFE
こちらは普通の曲。前作もそうだったが1stアルバム収録の曲につながっているらしい。どこがつながってるのかよく分からないけど。

印象度★☆☆☆☆

かけがえのない人へ 星村麻衣 2007/11/14 レンタル 初登場111位 売上755枚
1.かけがえのない人へ
売上の方はヤバイことになっているが、楽曲の方はなかなかにいい。いつになく美人なビジュアルの変化もビックリだが、ふんわりした優しさを感じる楽曲。もう少し売れても良さそうなものだけど…。固定ファンが全然つかなかったな。

2.お願い!大逆転
3年ぶりくらいになるエレキギターもけっこう鳴ってるロック路線の曲。『GET HAPPY』くらいまでは届いてなくて、マイルドな部分も大きいもののようやく勢いは帰ってきたなという感じ。

3.IT'S ALL COMING BACK TO ME NOW
英語詞による洋楽カバーの模様。とりあえず長さを感じる。

4.かけがえのない人へ(獣神演武Version)
アニメ使用の1コーラスバージョン。特に大きく違いがあるわけではない。

全曲ピアノ担当。2ndアルバムでこの路線を捨てたときはどうするのかと思ったが徐々に1stに戻ってきたのでいい感じ。

評価★★★☆☆

月ノ涙 織田哲郎 2007/11/14 レンタル 初登場115位 売上719枚
1.月ノ涙
近所の数件のレンタル屋全てでアルバム含めてレンタルに一切入荷されない織田哲郎作品。今作は昼ドラ「愛の迷宮」主題歌ということでようやくの1枚入荷となったので借りてきた。ビーイング時代の曲しか知らなく、当時も売れ線全開の曲を提供しながらも自身は1歩どころか2,3歩も抑えたような曲が多かった。現在ではさらに売れ線からは遠ざかっておりボサノバ調の大人の味わいになっている。風邪で医者に行った時にたまたま置いてあったテレビでドラマとこの曲を見る機会があったがドロドロしたドラマにはピッタリのまさに大人の曲。この曲の良さに浸れるには俺はまだ若いかなぁ。

2.end of innocence
こちらも穏やかでゆったりした曲。先日BSだかでライブ映像も見たのだがスロー系ばかりで実に落ち着いたライブだった。どうも現在はこういう方向らしい。静かな気分に浸りたい時はいいけど、もう少し大人向けかなぁといった印象。

3.月ノ涙(Crescente Version)
編曲を坪口昌恭が手がけた別アレンジバージョン。その坪口氏による華麗なピアノをフューチャーしたバージョン。個人的には歌謡臭漂うバンドネオンを使っていた原曲よりはオシャレに聞こえて気に入った。

印象度★★☆☆☆

聖なる夜に/冬物語 ケツメイシ 2007/11/21 レンタル 初登場2位 売上18.0万枚
1.聖なる夜に
ゆったり系。サビは良メロ。なんかもう使い古されたパターンな感じもして全く新しさはないのだがウィンターソングという点は新しいかも。安心の1曲。

2.冬物語
こちらは「さくら」のようなアップテンポ系。やはり過去の焼き直しのような曲で真新しさ皆無、ウィンターソングという点のみが新鮮な程度で安心の1曲。

3.ずっと二人で
ふざけた感じにもならずに、ポップに普通な1曲。やはり安心の1曲。

なんかもう大いなるマンネリに突入してきた。

評価★★★☆☆

KISSして KOH+ 2007/11/21 レンタル 初登場4位 売上14.4万枚
1.KISSして
楽曲は完全に福山サイドでの制作で(編曲も福山と井上鑑)ゲストボーカルに柴咲コウといった感じ。福山はコーラスとギターを単独で手がけているものの実際完全にコーラスであり実質デュオになっていたりもしない。最近弾き語り系バラードか変なノリの曲が多かったので福山としては久々のアップテンポなポップソング。ドラマ「ガリレオ」とは「方程式」「恋の力学」などで関連を持たそうとしている辺りはさすがだが実際あまり関係ない。耳に残るいい曲である。

DVD KISSして(Music Clip)
DVD付が通常仕様。PV1曲のみ収録。ドラマと対照的に福山が熱くギターを演奏して動きまくり、柴咲はクールに決めている。このクールさに何かとっても色気があってキレイ。

印象度★★★★☆

みかん モーニング娘。 2007/11/21 レンタル 初登場6位 売上3.7万枚
1.みかん
ここ数年借りていなかったのだがベスト盤で追いついたので久々に借りてきた。ポップなアップテンポナンバー。なんかもう後輩連中と印象さえ変わらなくなってしまったが、まあなかなか元気があっていい感じ。最初はダメかとも思ったが、何度か聞いたら逆にいいような気がしてきた。紅白でも歌えば良かったのに。にしてもメンバー的にも田中れいなくらいしか目立った存在がいないのは厳しくないか?意外にもずっと印象が良くなかった新垣がかわいくなってたのは驚いたけど、後のメンバーはあまり区別がつかないし、中国人の2人に至ってはこの2人にだけソロパートが無いというレベルで何故いるのかさえ不明だ。

2.ボンキュッ!ボンキュッ!BOMB GIRL
昔のつんく作品はR&Bが流行だった事もあってかシンプルリズムの凡曲を連発してくれていたが、時代も変わってその傾向はなくなったのだろうか?驚いた事にフルバンド編成のサウンド。C/Wでここまで演奏に人員を割いた時点で驚いたが、つんくがもうピーク過ぎてることもあって曲自体はあまり印象には残らず。

印象度★★★★☆

青春 TOKIO 2007/11/28 レンタル 初登場1位 売上8.6万枚
1.青春
長渕剛提供…というかもうそのまんま長渕な曲。ウォウウォウで歌うパートがいかにもって感じで男臭い。最初はこれいくらなんでも古過ぎるだろうと思ったのだが聞き込むとけっこうはまる曲。前作よりは良かった。ただ気になるのはまたしても船山基紀によるバンド以外の装飾音を前面に出したアレンジ。歌謡ロックを打ち出すと彼が欠かせなくなるようだけど、個人的にバンド感を後退させる彼のアレンジは苦手である。

2.キマジメ
01年以降のストレートなロック路線を支えたKAM編曲。KAMの登場がだいぶ減らされてきたのが気になるところ。久保田光太郎なんてもう完全にいなくなっちゃったし。あの頃のTOKIOが最高だったと思うんだけどなぁ。バンド感というよりかはアコースティックギターのバッキングが印象的な曲。まあ軽く聞ける1曲。

3.Stardust Lover Orchestra
通常盤のみ収録の曲だが、一番バンドっぽくて以前のTOKIOに近い雰囲気の曲。さりげなく名曲。山口と国分がメインボーカルというのも珍しい。

評価★★★☆☆

Destination Nowhere ERIKA 2007/11/28 レンタル 初登場7位 売上4.3万枚
1.Destination Nowhere
ドラマ「モップガール」主題歌。自身の出演はなし。前作の路線を引き継いだUKロック調の曲で、前作と並べても変わらない好印象の曲。本人もこの線が好きらしいので安心して聞けそうだ。

2.ESCAPE
前作同様に一転して4つ打ちのハウス系音楽。ボーカルにもエフェクトがかかっている。ここまで1stと同じ空気を貫くとは…。

3.FREE-overrocket101007 mix-
前作の別バージョン。ていうかリミックス。もう1つ好きなジャンルであるというハウス調になっている。この2本柱で行くのはいいけどあまりに方向性が違いすぎないか?

印象度★★★★☆

Silent love〜open my heart〜/
BE WITH U
倉木麻衣 2007/11/28 レンタル 初登場9位 売上2.9万枚
1.Silent love〜open my heart〜
2.BE WITH U

特に印象に残らず、コメントもなし。

印象度★★☆☆☆

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