2008年2月発売編

Rose 長瀬実夕 2008/02/13 DVD付購入 初登場26位 売上0.6万枚
1.Rose
基本的に1stアルバムの延長。方向性はしっかりしているようだが、明らかにインパクトは薄くなっている。それなりにいい曲なのだが、DVDの方で聞ける前作に比べるとやはり前作の方が圧倒的に名曲。完全に負けちゃってる。前作に比べて勝ってるのは今作のビジュアルだろうか。

2.遥か…
本人作曲(作家と共作)。バラード曲。やはりアルバムの延長線。やはりそれなりにいい曲だが、印象は薄い。これだと次回作でも人気下げそう。

初回盤DVD
・Special Short Movie「Key〜夢から覚めて〜」
1stアルバムブックレットに説明も無く写っていた深水元基、マイク真木、中尾明慶らが出演している30分程度のショートムービー。実夕というシンガーが恋人を亡くしたことで歌えなくなるが、それを乗り越えて「Key〜夢から覚めて〜」で復活するまでを描いた内容。当然、実夕は演技初挑戦となっている。劇中でアルバム楽曲がガンガンかかりまくるアルバム全体のプロモーションムービーでもある。これはむしろ1stアルバムの特典とすべきだったような気がするが…。

・Key〜夢から覚めて〜(Music Clip)
こちらはPV。といってもこの曲のPV自体がショートムービーからの抜粋。ただしムービーの中でこの曲が歌われる時とは編集が異なっている。

合計で34分。通常盤1050円に対して、このDVDがついただけで1980円と跳ね上がる。これで15分程度だったらもう詐欺に近いけど一応それなりの時間入っていたので許せる範囲ではあるかな。やっぱ高いけどそこはこのCAM ENTERTAINMENTが暴利で評判のエイベックスと繋がっているのでもう仕方ない。複数商法や5000円を越えるアルバムが出てくるのに比べればまだマシだ。

印象度★★★☆☆

ストーリー ゆず 2008/02/06 レンタル 初登場2位 売上8.3万枚
1.ストーリー
非常にゆずらしい明るくて爽快な曲。シンプルなバンド編成の曲だがCMでもガンガンかかっていたこともあり、かなり早い段階で馴染んでいた。なんてことない曲かもしれないが個人的にはゆずの中ではけっこう上位に来る名曲だと思う。

2.ウェイトレスとお客さん
1分ちょいのさらっとした弾き語り曲。本当にさらっと終わってしまう。

3.朝もや
弾き語りバラード。ハーモニカがプァ〜ッと入ってもう得意の展開というか、どこかで聞いたことあるような曲。マンネリを極めきったような曲だがまあ普通にいい。

印象度★★★★☆

はじまりの歌 大橋卓弥 2008/02/06 レンタル 初登場3位 売上7.0万枚
1.はじまりの歌
スキマスイッチのボーカルのソロ第1弾。作詞作曲を自ら手がけてDrunk Monkeysというバンドを結成して彼らとサウンド作りをしているという体制でスキマスイッチとの差別化を図り、ソロとしての音楽性を打ち出した…はずだったのだが思いのほかスキマスイッチに近い所に落ち着いてしまった印象。確かにスキマスイッチでは無さそうな曲なんだけど、派手に主張しない各楽器の優しい響きとかどこかスキマスイッチに近い。恐らく、多くの人はスキマと一緒じゃん…と思ってしまうのでは?タイトル通りに何かを始める時の不安を吹き飛ばすように優しく背中を押してくれる1曲。ソロでの新たな旅立ちとも被るところはあるのだろう。ただ5分40秒越えは曲調の割には長い。

2.少年と空
同じくバンドでの演奏だがこちらは完全にスキマスイッチにはないフォーク調の曲。こっちの方がソロとしての差別化ができていると思う。歌い方も少し変えているし。ただ7分近い長さは…。このバンド、曲が長くなってしまう傾向があるのだろうか?

3.そろそろいかなくちゃ(VOICE×VOICE Vol.1:秦基博)
事務所の先輩スガシカオの曲を、事務所の後輩でソロシンガーの秦基博と2人で完全弾き語り。1番は大橋、2番は秦がメインで歌っていてアレンジもギターも歌も平等に2人で手がけている様子。

評価★★★☆☆

Ash Like Snow the brillinat green 2008/02/06 レンタル 初登場8位 売上4.8万枚
1.Ash Like Snow
速いんだか遅いんだかよく分からない曲。スタートは遅いのかと思うが、Aメロになるとリズムはけっこう速くて、サビではそんなに速くはないという。サウンド自体はロックなのだが、あまりブリグリらしくはない感じもした。ちゃんと聞いたことはないのだがこのサウンドはTommy heavenlyの音ではないだろうか?作曲者が一緒な上に、バンドの方は5年も休んでたわけだからブリグリモードを忘れていても不思議ではなかったが、前2作はTommyではなく完全にブリグリになっていた。まさか復活3作目でソロ寄りになってくるとは…。いや別にいいんだけどね。

2.goodbye and goodluck★Piano arrange version★
ベスト盤まではアルバム未収録のままになっていた2ndマキシシングルのリメイク。アレンジはバンド名義だがサポートキーボードの人とTommyのみの演奏。元々あまり好きな曲じゃなかったのだが全英語詞だし、ピアノ1本だとどうにもイマイチ。どうせならデビュー曲の方が良かった。

評価★★★☆☆

Firefly〜僕は生きていく 槇原敬之 2008/02/06 レンタル 初登場17位 売上1.5万枚
1.Firefly〜僕は生きていく
これなんで秋に発売しなかったんだろうか?サビでも「秋の空」って歌っているし、明らかに夏ソングだった『GREEN DAYS』に続く移籍第2弾として夏の終わり〜秋にかけて準備されていたっぽい雰囲気全開だけど、タイアップ先の映画公開に合わせて予定を大幅にずらしたようにしか思えない。やはりメロディーに関してはここに来て磨きがかかっていて素晴らしい。歌詞のほうも絶望からの復活的な内容はもう散々唄われた内容だし『明けない夜が来ることはない』辺りと言っていることは一緒。なのだが、あの頃ほど説明文的だったり説教臭さや押し付けっぽい感じがなくなって普通の励ましソングとして聞ける。いつか晴れるよ的な気休めとは違って「自分に生きていく価値を見つけられないならば 誰かの幸せの小さなきっかけになりたい」を「生きていく」理由にする辺りはもう1つの主張である「誰かのため」精神を繋ぎ合わせた感じで歌詞のほうも磨きかかってる気がする。

2.もう恋なんてしない'08
昨年の「どんなときも。」に続いて売上2番目のミリオンシングルをリメイク。相変わらず機械的な雰囲気が盛り込まれて原曲に比べてどうにもイマイチなのだが、印象的な間奏のフレーズは残しているのは好印象。

印象度★★★★☆

ゆらり桜空… MARIA 2008/02/06 レンタル 初登場46位 売上0.3万枚
1.ゆらり桜空…
1年ぶりの新曲。「おうぞら」と読むらしい。1stアルバムに続いて明石昌夫プロデュース。作曲はメンバーのあゆかと作家の共作。シングル初のバラードでそれなりに良いのだが、このバンドがどこに向いたいのかがイマイチ見えない。

2.旅立ちの日に
カバー曲。まあ普通にいいけど案外印象は薄い。

印象度★★★☆☆

あなたがここにいたら ポルノグラフィティ 2008/02/13 レンタル 初登場1位 売上8.3万枚
1.あなたがここにいたら
『ハネウマライダー』以来のak.homma曲。なのだが最初はメンバー作曲なのかと思ったほど地味なバラード。これまでだったら年末に出していたような曲調。聞き込むとじわじわ効いてくるタイプの曲だが、パッと聞きは地味なのでチャートをあっという間に下っていってしまったのも何となく納得といえば納得。

2.ホール
昭仁曲。ロックナンバー。ノリ重視でメロディーはイマイチ。

3.オニオンスープ
晴一曲。こっちの方がポップで聞かせる曲調。

評価★★★☆☆

LOVE SONGS 4 YOU I WiSH 2008/02/14 レンタル 初登場40位 売上0.4万枚
1.明日への扉〜5 years brew version〜
解散から5年経過しての再レコーディング。この原曲自体は川嶋あいのソロでリメイクされたりしていたがそれにしたって今回のリメイクのこの覇気の無さはなんだろうか?当時の曲では「天使の歌声」という形容もあながち大げさではないというくらい透明感があったように聞こえてきたものだったが、何故か今回は歌い方が変わっててなんかさらっと適当に歌ったみたいな印象を持ってしまった。頼まれて仕方なく再レコーディングしたとか?解散から1年後のリメイクの時も再レコーディングと最初は言ってたのに、アレンジ差し替えただけ(naoは新たに弾き直してたっぽい)になってしまったりしたので、あながち間違いじゃないような気もしてくる。I WiSHっていうともう大人の戦略に揉まれた苦い思い出であっても不思議じゃないし。

2.ふたつ星〜Dramatic Mix〜
再ミックス。こちらはミックスを変えただけ。何となく聞こえ方が変わったような変わらないような?ドラマティックっていうくらいだからストリングのラインとかを強調してるのかな?こんなあざといほど派手ではなかった気がするし。とりあえず『明日への扉』以外に唯一匹敵する曲があるとすればこの曲だなと改めて思った。

3.約束の日〜Happy Wedding Mix〜
再ミックス。こちらもミックス変更。これは「angel of love」のところとかボーカルの処理変えてるかな。恋愛三部作とか明らかに後付っぽい設定が明かされた三部作目だったが明らかに前2作よりはイマイチだった。

4.永遠というこの瞬間に
未発表曲。王道で普通にいい曲けど、そこまで耳に残るわけでもないというnao作曲の典型パターン。出来が悪いから未発表だったわけではなくて単に収録のタイミングを逃していたとかそういう感じっぽい。

印象度★★★☆☆

Step and Go ARASHI 2008/02/20 レンタル 初登場1位 売上37.2万枚
1.Step and Go
ジャニーズポップ+サクラップの王道ソング。特におもしろいところはなく普通にいい曲だが何で初動30万も出たんだか。しかも2週目の落ち方はあまりに記録的だったし。しかし久々に長さもあるサクラップだけどすっかりポップラップに逆戻りしちゃったなぁ。中期の完全にそっち方面の声でラップしてた頃の方が良かったのに。

2.冬を抱きしめて
通常盤のみ収録だがお得意先のC1000CMタイアップがついている。けっこうキャッチーでA面級の勢いがある。

評価★★★☆☆

ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 チャットモンチー 2008/02/27 レンタル 初登場11位 売上2.9万枚
1.ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
今まで気にはなっていたがそこまででもなくて借りていなかったチャットモンチーだけどこの曲のサビ及びボーカルの歌声でなんかピ〜ン来た。女性3ピースバンドでここまでしっかりロックバンドしているのってほとんどいないし、けっこう筆頭株になっていきそうだ。これがソニーっていうのはちょっと意外かも。ていうかちょっと意外なタイプしか売れないよね、最近のソニー…。王道ポップでいきものがかりがようやく売れた程度で。

2.ドッペルゲンガー
ボーカルが作詞せず、作曲だけを担当するってのはGARNET CROW以外にあまり思い浮かばない。けっこう珍しい。

3.意気地アリ
今度アルバムも借りてみようかな。C/Wでもなかなかいい。

印象度★★★★☆

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