2008年5月発売編

長瀬実夕 2008/05/21 新品購入 初登場21位 売上0.7万枚
1.茜
親への感謝を綴ったシンプルな曲。自身と、事務所のライブでの演奏隊としてかつて結成した空色エスカルゴ(表記は「空エス」)との共同作曲。音数も少なく、アコギを弾き語り風味にして歌っている。昼ドラ主題歌という3枚目にして初のテレビタイアップがついたのを差し引いてもこの曲になっていきなりテレビ出演をしまくったのは謎だ。正直そこまでインパクトのある曲ではない。聞き込めばそれなりに馴染んでくるけどそれでもそこまでいい曲とは思えなかった。★3つ以上はいかない。これまで失恋系などシリアス一辺倒だったので優しい雰囲気への方向転換は個人的には嬉しいけど…。う〜ん、購入レベルではないかも。

2.Joy
こちらもポジティブで軽快な曲。軽快な曲に至っては1stアルバムでも1曲しかなかったくらいなのでこの変化は大きい。このくらい等身大っぽい方がやっぱラブソング連発よりはいいかなぁ。

初回盤DVD
1.茜(Music Clip)
CGなども織り交ぜたPV。1stではドラマ仕立てで凝ってたのを考えると…。CG処理ではこってそうだけど。

2.Special Interview Movie
ネットで無料公開でもした方がいいような楽曲プロモーションコメント。正直このために1890円まで値段が跳ね上がるのは暴利。エイベックスの悪いところが出た。まあそれでも俺のようなファンは買ってしまうのだからこういうやり方が無くならないんだよね…。ただそろそろ本当にレンタル行きでも良くなってきた。

印象度★★★☆☆

changes Base Ball Bear 2008/05/08 レンタル落ち購入 初登場10位 売上2.0万枚
1.changes
アニメ「図書館戦争」ED。古い自分から新しい自分へと変わっていくという決意の応援歌。一歩踏み出したい時とかにはかなり効くと思われる。ノリもいいし、決して派手ではないがしっかりしたサウンドも気持ちいい。

2.SUMMER ANTHEM
夏らしい爽快サウンド。ベースの関根のコーラスもいい感じ。メンバーに女性がいると女性コーラスが入ってきてけっこう曲の雰囲気がいい感じになる気がする。もっとポップ色の強いバンドだった晴晴"にもそれを期待してたのだが、あっさり消滅しちゃったからなぁ…。

3.FICTION ONCE MORE
テンポを落としたまったり系ロック。何だかはっきりしない感じで苦手。

4.ドラマチックとエレサマ(LIVE)
このシングルが25分もあるのはこのライブ音源が長いからなのだが、シングルにもなった『ドラマチック』と1stアルバム『C』に入っていた『ELECTRIC SUMMER』(略してエレサマ)の2曲構成になっている。歌詞カードには若干湯浅の手がスベッテいるとも書かれているが(湯浅=ギター)、実際のところそこまで詳しくないのでよく分からない。ライブならではのノリが出ていていい感じ。

比較的普通のギターロックバンドという感じで、適度なロック具合に適度にポップなメロディーは飛びぬけているわけではないし、ボーカルもけっこう普通。ベースだけ女性という点が特徴的なものの、比較的地味なバンドではある。だが何度も聞ける思いのほか飽きないバンドである。今回レンタル落ち105円だったので入手したが、図書館で借りた『C』もそこそこだったし、今後注目しようと思う。

印象度★★★★☆

I believe you〜愛の花〜 愛内里菜 2008/05/07 レンタル 初登場17位 売上0.7万枚
1.I believe you〜愛の花〜
作編曲:後藤康二。ウェディングバラード。という事で愛に包まれた雰囲気のスローバラード。かなり退屈さと紙一重で個人的には退屈。シンプルなアレンジの中で(というかバックトラックがほとんど印象に残らない)必死に盛り上げようとするシンセ音が逆に大げさに思えてしまい何とも微妙である。愛内の歌唱で何とか持っている感じだが…う〜ん。

2.HEY!
作編曲:Bonn。一転してエレキギターが効いた盛り上げ系ナンバー。なのだがどうもメロディー自体のテンポが若干ゆったりしているような?ていうかメロディーがうまく転がっていかないような感じがして、そのせいでスピード感がかなり殺されてしまっている印象。サビのメロディーにしてももう少し盛り上がっていかないものなのか。非常に違和感だらけの曲。

3.Harmony-DTS MIX-
直後に発売されたアルバム『TRIP』収録曲のリミックス。DJによるラップから始まり、全英語詞。ダンスサウンド全開でかなりノリがいい。トラックメイキングに関しても上の2曲よりはいいかも…。メロディー自体も潰されていないリミックスな上にノリもいいのでけっこう聞けるし。

4.I believe you〜愛の花〜-Bouquet of Love version-
編曲を松田純一が手がけた別バージョン。アレンジで大幅にテンポや雰囲気まで大胆に変更したわけではなく、ウェディングバラードというところでは変わっていない。原曲の元からしょぼすぎて印象の無かったリズムパートはなしピアノと大げささを増したシンセのみで引っ張っていく。生オーケストラだったらもう少し感動的だったんだろうけど…(シンセストリングスだよね?どことなく安い感じがするし)。それでも個人的には原曲よりはまだマシかなぁ。

印象度★★☆☆☆

Aqua Timez 2008/05/08 レンタル 初登場2位 売上19.5万枚
1.虹
ドラマ「ごくせん」主題歌。ある時を境に同じソニーのFLOWが4つ打ちロック路線を導入していたが、ここでAqua Timezも導入。そのため当初は同じ事やってるような印象しか無かったのだが、単純に耳に残るという意味ではこっちの方がやはりヒット性があるか。

2.優しい記憶〜evalastingU〜
比較的音数の少ない曲。それなりにいいメロディーではあるんだが、どこかで聞いたこともあるような感じで、相変わらずC/Wになるとガクンと印象が落ちる。

3.ほんとはね
配信限定で出ていた曲ということで、シングルA面ほどの勢いは無いが、通常のC/Wよりは耳に残る曲。これもまあ普通に売れ線のポップメロディーなのだが…。

4.No Live,No Life
ロック調の曲。ライブでは曲に合わせて飛ぶのだろうか。インディーズのビジュアル系のライブってほとんどがこういう曲ばかりだったけど雰囲気がほとんど同じだった。

印象度★★★★☆

ロケットスニーカー/One×Time 大塚愛 2008/05/21 レンタル 初登場4位 売上4.3万枚
1.ロケットスニーカー
はじけたアップテンポかバラードかになってしまっていた中で、アップテンポながらおふざけ度の少ないポップソング。それなりに新境地やらしさを出しながらも、いつまでもアイドルノリのおふざけばかりでもいられないようなそんな感じ。なのだが、パッと聞きは若干地味なので売上のほうはブレイク以来最低になってしまった。難しいところだ。

2.One×Time
両A面のパターンとして2曲目が恐ろしく地味というのも王道になっているが、今回も同様。それなりに実験しているのだが、ほとんど印象に残らず。

3.空とくじら
こっちの方がポップ性が高いので耳に残るかも。

評価★★★☆☆

きずな 松浦亜弥 2008/05/21 レンタル 初登場20位 売上0.7万枚
1.きずな
またバラード。もう何の変哲も無いし、区別がつかなくなってきた。売る気も全く感じられない。ジャケットからして40代と言われても不思議でない程、「あれ…?」といった感じだし、バラードが歌いたいのは分かるけどもうさすがにこれはないんじゃないか…。

2.ひとり(Single Version)
アルバム『Naked Songs』収録曲のシングルカット。どうやら演奏陣を変えたりと新たに録音しなおしたようだが、この期に及んでやっぱりバラード。もう全部同じ。全く耳に残らない。

印象度★★☆☆☆

V6 2008/05/28 レンタル 初登場2位 売上9.7万枚
1.蝶
ドラマ「警視庁捜査一課9係シーズン3」主題歌。井ノ原が出ているだけで主題歌になっているので過去の2曲(「グッディ!!」「ジャスミン」)との統一性は全く無い。今回は4年ぶりくらいにフルでダンスを踊りまくるというダンサンブルな曲だが、フラメンコっぽい要素をアレンジで出してくることでそれなりに大人っぽい雰囲気も見せている。まあ普通にいい曲。

2.Keep A Chance
ピアノが転がる少しジャジーなオシャレ曲。普通にいい曲だがその域をもう少し出られないものか…。

3.SHOW ME
通常盤のみ収録。デジっぽいアップテンポナンバー。やはり普通にいいとしかいえないレベルだが、アレンジ以外に違いが分からなくなってくる。

4.Twilight emotion
通常盤のみ収録。4曲収録は単に通常盤も買わせる為には1曲よりは2曲多い方がいいとかその程度なのか。ちょっとスカ要素入った曲だが、メロディーとかノリのほうは共通でほとんど違いはない気がしてくる。普通にいい曲

印象度★★★☆☆

New Animal the pillows 2008/05/28 レンタル 初登場10位 売上1.2万枚
1.New Animal
アルバムへの期待を煽る爽快ロック。格別に素晴らしいというよりかは格段の安定感といった感じか。聞き始めたのが浅いせいか、マンネリという気はしないけど、長年聞いてる人からするとどんなもんなのだろうか。

2.Finger post of magic
怒髪天がコーラス参加している合唱系ロック。ライブでは観客がコーラス部分を叫ぶのだろうか。

3.Mr.Droopy
全英語詞のアップテンポロック。勢いと安定感はさすが。

評価★★★☆☆

Pray little by little 2008/05/28 レンタル 初登場158位 売上485枚
1.Pray
元気いっぱいではなく、少し落ち込んだ感じのミディアムな曲。歌い方も少し細くなっており、張っていない。ほとんどポジティブな曲ばかりで常に元気いっぱいのイメージがあった中で、新境地を開いた名曲だったがインパクトが薄かったか。聞けば聞くほど味が出てくる。

2.Re:birth Day
ひとしきり落ち込んだ後は、静かに復活へ…みたいな前曲からの流れを感じる1曲。ただ曲調はかなりゆったりしており、復活への決意は感じるがまだ傷が癒えきらない雰囲気全開。ていうかこういうユニットだったっけ?進化?

3.ジャパニーズコンパクトガール148
前曲からの流れは感じないが、ギターと打ち込みによる機械的デジロック。ボーカルにまで機械的なエフェクトかけまくっており、サウンドでけっこう実験的な匂いを感じる1曲。

評価★★★☆☆

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