2010年8月発売編

※スザレン=朱雀さんからお借りしました。

This is love(SS Version) SMAP 2010/08/04 新品購入 初登場1位 売上35.2万枚
1.This is love
作詞作曲サウンドプロデュース:LOVE PSYCHEDELICO。それだけでなくクレジットではChorus,Bongo,Shaker,Cabasa&Snare DrumsをKUMI、Chorus,E,Guitar,A.Guitar,E.Piano&Computer ProgrammingをNAOKIが手がけている。他の楽器がオルガンとシンセしかクレジットないので、ほとんどの音をデリコの2人が手がけていることになる。そういうわけで非常にデリコ色が強いボーカルがやや奥に引っ込んで聴こえるのもその1つだろうか?そういう意味で非常にSMAPの色が薄いが、歌声でかろうじてSMAPになっている。これはSMAPじゃないと成立しなかったギリギリのラインっぽい。ラップパートを得意な中居ではなく、交流のあった香取と草なぎに当てているところが少々意外だった。で、まあ今までに無い曲だけになんとも言いがたいのだが、最高!とまではいかないけどまあまあ好きな曲。

2.グラマラス
小室哲哉の作詞作曲。逮捕からの復活後は小室の曲と言うだけで話題になる(させている?)が正直小室だと言われなけりゃ分からないし、さすが小室さん!という気にも特にならない。小室哲哉としては実験に走って売れなくなった時期に比べると気合入れてポップな曲を書いてるな〜という印象。で、まあ普通にいい曲

3.Secret Summer
SS Versionのみ収録でここでしか聞けない曲。作詞は「オレンジ」を手がけた市川喜康だが何故か作詞のみで、本間昭光が作曲編曲を手がけた曲。90年代の音楽的黄金期を迎えていたSMAPのアルバムには必ず入っていたようなさわやかポップソング。これは明らかにあの頃を狙いに狙って書いていると思われる。ここでしか聞けないのがもったいないくらいのいい曲。個人的に今作で1番のハイライトはこの曲である。

DVD 「This is love」スペシャル映像
SS Versionのみ収録。SMAP初のDVD付。スペシャル映像というか実質的にPVで、スマスマ撮影風景をメインに使用している。要するにちゃんとしたPVを制作する時間が無かったということだろう。

SB Versionは3曲目とDVDの内容が槇原敬之提供の『Love&Peace Inside?』だがこれはアルバムからのカットである。映像がどうしても見たいなら別だが、曲だけ聞きたいならSS Versionを買えば良い。通常盤は2曲しか入ってないが、初回プレス分にはメンバー着ボイスDLコード封入。

★★★★☆

       

NaNaNa(太陽なんていらねぇ) TOKIO 2010/08/11 購入&レンタル 初登場6位 売上3.8万枚
1.NaNaNa(太陽なんていらねぇ)
ドラマ「うぬぼれ刑事」主題歌。今回は玉置浩二が作詞作曲。編曲プロデュースを安全地帯が担当。安全地帯はもっと渋い大人のラブソングを歌っているイメージがあったので、「〜ねぇ」口調で明るいアップテンポのこの作風は言われないと安全地帯だと分からない。玉置浩二ソロでも「田園」などアップな曲はあるがちょっと印象が違うし。ただ最近のワイドショーでの玉置浩二の様子などを見ると「〜ねぇ」口調がしっくり来るので現在の玉置さんの精神状態がかなりハイな状態にあるということだろうか。少なくとも軽井沢移住時代の00年前半〜中盤頃の玉置さんからこういう曲が生まれるのは想像しがたい。で、曲自体は…当初はわりかし普通にいい感じでそんなに印象が無かった。だが聞き込むと馴染んできてけっこうお気に入りの1曲になった。ただTOKIOの代表曲を!というほどではないかな。

初回盤2のみ収録
2.Nature Mind
山口メイン。転がるようなピアノが軽快なピアノポップロック調。最近は長瀬のメインボーカルが多いが、初期は2ndボーカルというかツインボーカルだった山口の声も透き通ってて魅力的。

3.それしかできない
城島メイン。何かこの人がメインになると大抵アコースティックバラード調の曲のような…。まさかタイトルの意味ってそれぇぇぇぇぇ!?何はともかくじんわりいい曲。

通常盤
2.路傍の花
今回の4曲のC/Wの中で唯一長瀬がメインの曲。TOKIOに一歩踏み込んだファンの間では外れなしの名曲揃いと評判高いHIKARIの提供曲。これまで彼が手がけた「Symphonic」「glider」「Cross Fade」のような爽快かつ壮大なロックとなっている。今回も「Cross Fade」の時(「太陽と砂漠のバラ」)同様にこの曲こそメインだ!とするファンが多いようだが、確かにその通り。こういうTOKIOを世間にもっと届ければ評価も変わると思うんだけど…。一向にメインにならないのはHIKARIがTOKIOで唯一A面を手がけた「GREEN」が当時としてはコケたのが未だに響いているのだろうか。

3.Dream&Breeze
長瀬以外の4人が歌っているという珍しい曲。Aメロを国分と城島も少々、Bメロを松岡、サビは山口がメイン。普段ドラムの前にマイクすら置いていない上に、最近はたまのシングルのC/Wでも他の3人がメインになるかならないかという感じでメインボーカルどころか歌パートすら一切無く、アルバムも出ないため全く聞く機会が無くなっていた松岡の声が久々に聞ける。マジでアルバム『Harvest』DISC-2の「Mr.Traveling Man#2」の冒頭サビのソロパート以来なんじゃないの?曲自体は爽快なさわやかロック。やはり期待通りに良かった。初回2と通常なら通常盤のほうがお勧め

初回盤1はDVD付、C/Wなし。初回盤2、通常盤でC/Wが全部違う。今までのTOKIOは通常盤さえ買えば楽曲は全部揃っていたのでこのような形でのジャニーズ商法をやるのは初。

★★★★☆

NaNaNa(太陽なんていらねぇ)(初回限定盤1)(DVD付)  NaNaNa(太陽なんていらねぇ)(初回限定盤2)    

No,Thank You! 放課後ティータイム 2010/08/04 スザレン 初登場2位 売上13.2万枚
1.No,Thank You!
アニメ「けいおん!!」2期後半のED。放課後ティータイムを演じている5人の声優がボーカルを担当しているが、実際に歌っているのは日笠さんで他の4人はコーラス。元々OPもEDも劇中ではバンドの持ち歌には設定されていないため、劇中歌と比べると異様に演奏レベルが高い。それでもOPの方は歌詞などノリ自体は作品本来の色に近いものがある。対してEDは歌詞も曲調もややハード目で作品のイメージとは全く違う。ED映像を見る限り、メンバーの表情や衣装さえも全く違うので、「メンバーが卒業後5年くらい先の未来」を意識しているのかもしれない。メインボーカルの日笠さんはストレートな声質なので、それこそ上木彩矢とか相川七瀬辺りと並べてもあまり違和感が無い。OPはアニメを見ていないと(見ていても)衝撃がでかすぎる感じだが、逆にこっちは絵を見ないで曲だけ聞けば、どっかの新人ロッカーだと普通に思っていたと思うし、この曲に関してはアニメを見ないでも手にとっていた可能性が高い(当時聞かなかっただけで09年の1期のEDも同様)。ひたすらかっこよくて爽快。

2.Girls in Wonderland
こちらも同じような路線で日笠さんメイン。サウンドはかなりハードだが、メロディーがキャッチーなので爽快。ほのぼの日常をメインに描いたアニメ本編はあれはあれで面白かったが、正直こういう音楽性の方が好きなので、この曲みたいなのが劇中にも登場してもっとバンド中心の物語というのも見たかった気もする。まあでもあるすれば「その先の未来」を描いた場合か。

★★★★★

初回盤(着せ替えジャケット仕様)  通常盤 

Utauyo!!MIRACLE 放課後ティータイム 2010/08/04 スザレン 初登場3位 売上12.7万枚
1.Utauyo!!MIRACLE
アニメ「けいおん!!」2期後半のOP。放課後ティータイムを演じている5人の声優がボーカルを担当しているが、実際に歌っているのは豊崎さんで他の4人はコーラス。基本的に前作と同じ路線でひたすらハイテンポ、ハイテンションなノリの曲。だが何故かこっちの曲は前作よりも数倍印象が良い。早口な上に声が特殊すぎるため歌詞カードを見なければ何を歌っているのかさっぱり分からない。サザンがデビューした時に当時の人々が感じたものと近いものがあるのかもしれない…。それにしても作ってる方もやりたい放題だし、これについていける豊崎さんも凄いな…。さすがにこれ以上のものはもう無いのでは…。なお3曲目のカラオケバージョンでボーカル抜きのバンド演奏だけのバージョンを聴くと改めて音がけっこうカッコイイことに気づく。サビの直後の高速ギターの部分が好きだ。

2.キラキラDays
タイトル通り、青春っぽいポップロック。A面同様に豊崎さんがメインボーカル。A面があまりにインパクトありすぎて普通にしか聴こえないが、勢い自体はあり、本来この曲でOPを飾っていても何ら不思議ではないような気もする。

★★★★☆

初回盤(着せ替えジャケット仕様)  通常盤 

キミがいる いきものがかり 2010/08/04 レンタル 初登場4位 売上6.4万枚
1.キミがいる
作詞作曲をボーカルの吉岡聖恵が担当。吉岡は基本ボーカリストに専念しており、3rd、4thアルバムで1曲ずつ作詞作曲した程度だったがいきなりA面抜擢。彼らは頑なまでにデビュー以降、A面は全て水野良樹が手がけ、C/Wを山下穂尊に任せるというスタイルを崩さずに来たが19作目にして初めてそれを崩した。ドラマ「ホタルノヒカリ2」EDだがこのドラマ、特にED映像が無く、クレジットと共に曲を流しながら一気に予告までいってしまうのでタイプとしては印象に残りにくいタイプの使い方である。ドラマでは何か軽快にかかっているな〜程度だが、それなりに耳には残るし、いきなりA面になった割にはかなりいい。バラード続きでいい加減ウンザリしていた中での軽快なウキウキビート(?)というのも爽快だ。

2作連続でC/Wが無く、その前はカバーだったのでC/W担当の山下穂尊の曲が今年はまだ1曲も出ていない…

★★★★☆

 

蛍/少年 福山雅治 2010/08/11 レンタル 初登場1位 売上23.7万枚
1.蛍
ドラマ「美丘」主題歌。元々は06年に自身が主演した単発ドラマ「天国のダイスケへ〜箱根駅伝が結んだ絆〜」の劇中でインスト曲としてかかっていたものだったらしい。03年以降の王道アコースティックバラード路線。この曲では全ギターを自身で担当している模様。低音を生かした安定していい曲。

2.少年
恒例の「REGZA」CMソング。同じくアコースティック路線だがこちらの方が色んな楽器が入っていて音数がある。やはり安定していい曲。

3.Revolution//Evolution
アサヒスーパードライのCMソング。インスト曲。普通に何らかの歌メロが乗っかっていてもおかしくない感じ。実際にボーカル表記もあり、後半では軽くシャウトのようなメロディーが入っている。3曲の中では最もロックっぽい。

★★★★☆

初回盤DVD付  特典CD+フォトブック付   

VOICE Perfume 2010/08/11 レンタル 初登場2位 売上11.9万枚
1.VOICE
王道という以外に特に書くことがない安定感のある曲。挨拶も見た目もブレイク時から何ら変わることがないが、それにしてはあまり飽きが来ないのはこの手の音楽を他に全く聴いていないからだろうか。

2.575
歌詞が五・七・五調になっているのが特徴の曲。さらに間奏では初のラップが登場。相変わらず加工ボイスでラップしているが新鮮。575しているパートは正直ややテンポがかったるいものの、ラップになると妙にテンポが良くなって別の曲のように変貌するのが面白い。C/Wならではの冒険か。

★★★★☆

初回盤DVD付   

透明だった世界 秦基博 2010/08/11 レンタル 初登場13位 売上1.7万枚
1.透明だった世界
アニメ「NARUTO」OP。今回は久保田光太郎が全面的にサウンドプロデュース。これまでにないストレートなロックバンドサウンドによるアッパーな曲で驚く。いきなりWowWowコーラスから入るし。今回CD-Rに録音した際にはTOKIOの後(ちなみに1〜4曲目が放課後ティータイム、秦の後はAKB48。借りた時点でのリリース順に録音しているのでそういう事になった)だったんだけど、このまま長瀬が歌ったら「DR」の頃のTOKIO(久保田光太郎は01年〜05年頃までTOKIOへの提供曲も多かった)だ。ていうかこの路線で提供してほしいくらい。アコースティックや弾き語り、バラードで強さを見せるタイプのシンガーだと思っていたが案外こういうアッパーな曲でもいける。本人はしっかりアコギ弾いてて久保田のエレキがそこまで爆音せずにアコギのジャカジャカ音がメインで鳴っている辺りにもこだわりを感じる。

2.29番線
A面ほどではないがこの曲も比較的ロック。やはりメロディーがいいし、今回のアルバムにも期待できる。

3.たまには街に出てみよう
こちらは軽快なフォーク調。ギターと軽いリズムのみで軽やかに流れていく曲。今回バラードが無かったのは新鮮。

レンタル屋にNARUTOバージョンしか入荷してなかった。何故普通に通常盤を入れなかったのか。アニメ/特撮コーナーは別で松岡充の「W」もそっちに置かれてたのにNARUTOジャケがJ-POPコーナーって明らかに基準不明だったぜ…。

★★★★☆

初回盤DVD付      期間限定アニメ仕様盤 

花束 北乃きい 2010/08/11 レンタル 初登場14位 売上1.5万枚
1.花束
小室哲哉提供曲。春くらいには提供する事が発表されていたがようやくの発売といった感じがする。作詞作曲のみでアレンジは担当していない。何か既に聞き覚えがあったのは何故だろうか?タイアップ先などでも特に触れる機会はなかったはずなのに。個人的に小室哲哉の曲と言われても全くピンと来ないのだが、今回のメロディーは何故かメチャメチャ気に入った。一発で耳に残るキャッチーさと暖かい雰囲気は冬発売の方が合っていた気もするけど。

2.キセキ
小室は関与して無い。エイベックス王道4つ打ちアップテンポナンバー。というかほとんど90年代のような空気も漂う。王道を掲げたGIRL NEXT DOORでももう少し現代的な気がするが…まあこれは狙ってやっているんだろうな。

3.思い出ありがとう
小室哲哉が作詞だけしているという珍しい曲。90年代全盛期の小室哲哉の歌詞はもちろんいい歌詞もあったが、あまり意味が無かったり、適当だったりする印象も強く、MARCとの共同作詞や弟子に丸投げというケースも多かっただけに作詞だけというのは意外。作曲はday after tomorrow→GIRL NEXT DOORの鈴木大輔。前の曲の方がよっぽどガルネクっぽかったというくらいゆったりバラード。とはいえメロディーはそこそこ。エイベックス系が好きなら名曲に思えるのでは。

7.花束-acoustic version-
歌詞カードにさりげなくSpecial hidden track(#7)と書かれているが、その7曲目には表題曲のアコースティックバージョンが収録されており、ピアノは小室が弾いているとかなんとか。アレンジがシンプルでもやはりこの曲はメロディーのポップさと暖かさが際立つ。

★★★★☆

DVD付  フォトブック付    

W 松岡充 2010/08/11 レンタル 初登場17位 売上1.3万枚
1.W
SOPHIAボーカルのソロデビュー作。自身もライダー役で出演した映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」主題歌。恒例のライダー専門提供コンビではなく、自作曲となっているのが珍しい。作詞編曲を自身で担当し、作曲はSOPHIAの都啓一が担当。都は3月にろ胞性悪性リンパ腫であることを公表し、4月のライブを最後に活動を休止して療養中。そういう背景もあってSOPHIAではなくソロでの発表なのか。曲の方はSOPHIAコンビで制作しているだけあって最近のSOPHIAとさほど変わらない。ストレートなサウンドも、自問自答系の歌詞も近年のSOPHIA王道だ。とはいえSOPHIAと比べてあまりピンと来なかったので微妙に違うのかな、やっぱり。

2.W Movie BG ver.
スローなピアノメインのインスト。

★★★☆☆

DVD付    

ヘビーローテーション AKB48 2010/08/18 レンタル 初登場1位 売上86.5万枚
1.ヘビーローテーション
総選挙で1位になったので大島優子がメイン。冒頭の掛け声と最後のスローになるサビを1人で歌っている。元気キャラらしい大島にあわせたようなロック調のハイテンションな曲。まさに絶頂期といった感じのするインパクト溢れる曲。タイトル通りヘビーローテーションしても飽きない曲だ。今までの曲の中ではこれが1番好き。

2.涙のシーソーゲーム/アンダーガールズ
2曲目は1曲目に選ばれなかった下位メンバーが歌うのが恒例らしい。今回は総選挙の結果がそのまま反映されているので、22〜39位までのメンバーが歌っているとのこと。やや古めの路線を狙ったような曲だがポップで耳に残る曲。勢いがあるときってやっぱ違うなぁ…。

3.ラッキーセブン
Type-Bのみ収録。セブンイレブンと全面コラボ展開した際のCMタイアップ曲。ということで前田敦子や大島優子ら上位の人気メンバーが歌っている。ひたすらポジティブ全開の無根拠ひたすら君はできるできる言う応援歌。何か冒険モノの子供向けアニメとかに合いそうな曲。

Type-Aの3曲目は野菜シスターズによる「野菜シスターズ」を収録。

DVD Type-B
1.ヘビーローテーション Music Clip
メインの歌パート、下着姿で戯れるパート、猫耳パート、入浴パート、メンバー同士でキスしあうなど様々なパートが入れ替わり立ち代るにぎやかな内容。今のハロプロじゃこんな予算はかけられないだろうが、仮に無理して作ったとすればこれだけで10パターンは発売すると思う。けっこう過激な内容だが、あまりいやらしくなっておらずあくまでさわやかにカワイイ感じになっているのは、女性監督の蜷川実花の手腕によるところが大きいのかも。

2.涙のシーソーゲーム Music Clip
60年代のアメリカの歌番組を意識したというかほとんどなりきっている。そのため映像が一部白黒だったり、60年代風の衣装やメイクでただでさえ顔が分からない下位メンバーの区別が全くつかず、誰が誰だかさっぱり分からないという状態に…。まあでもC/Wでこんだけ手が込んでること自体が凄いけど。

3.ラッキーセブン Music Clip
CG駆使しまくり。やっぱり冒険モノっぽい。

4.第2回AKB48総選挙ドキュメント映像(後編)
前編はType-Aに収録されているらしい。後編なので結果発表されるところから始まってすぐに総選挙の映像は終了。どちらかというとその後のPVメイキングがメインになっている。

5.AKBちょのショートコンちょ7連発!
AKB48が起用された「ぷっちょ」とのタイアップ連動で、AKBが「ぷっちょ」キャラクターになり、それにメンバーが声を当てているショートコント映像。まあまあ面白かった。

6.いっしょにこれイチ!映像(Type-B Ver.)
CMでやっている「野菜一日これ一本」とのタイアップ連動。前田敦子、板野、高橋、柏木、松井珠、河西、峯岸、北原、指原、多田、仁藤、佐藤すみれ(Tupe-Aではここに出ていない大島優子らが出ているようだ)が1人ずつ出てきて「一緒に飲もう」と言ってストローをさしてゴクゴクとカメラ目線で飲み続けて「また一緒に飲もうね」とかいって終わる珍妙な映像が連発される。この辺りはメジャーなアイドルはやらないような非常に地下アイドルっぽいファンサービスだ。コアなファンは野菜ジュース飲んでる姿に萌えるのか?さすがにこれは意味不明すぎる!メンバーも恥ずかしそうだし…。ただメンバーによって飲みきる時間にかなり差があって、やたら時間がかかるメンバーもいれば、凄い勢いで飲み干すメンバーもいてその落差が面白かった。

★★★★★

生写真付A  生写真付B  Type-A Type-B 

I Just Can't Breathe... the brilliant green 2010/08/18 レンタル 初登場33位 売上0.3万枚
1.I Just Can't Breathe...
相変わらず王道。期待を裏切らない1曲といった感じ。ただ前作の時にも感じたが変わっていないようでややギターの爆音感が薄くなったような気もする。何か3人だった時はもっとボリューム下げたくなるほどにギターがガンガンいっていたと思うんだけど。そこはやはり松井さんの影響だったのかな。

2.It Really Makes My Day!
打ち込みっぽいやや軽めの曲。アルバムはとりあえず一定以上期待できそう。

3.冷たい花-Acoustic Version-
99年のヒット曲をセルフカバー。07年の復帰以降、毎回ではないがけっこうな頻度で過去のシングルのリメイクをアコースティックにセルフカバーしている。

★★★★☆

初回盤DVD付   

本当は怖い愛とロマンス 桑田佳祐 2010/08/25 レンタル 初登場2位 売上14.6万枚
1.本当は怖い愛とロマンス
キーボードサウンドをメインにしたポップな曲。ここ10年くらい大体ソロもサザンもこんな感じの聞きやすい曲を連発しているのでだいたいいつも通りといった感じではあるが個人的には最近の曲の中ではけっこう気に入った。

2.EALRY IN THE MORNING
「めざましテレビ」テーマソングとして春頃から使用されていた曲で打ち込み全開のハイテンションな曲。番組での印象は「アーリー」「モーニング」「サンシャイン」などとさわやかな単語が聞き取れるので朝に合わせて作ったんだな程度にしか思っていなかったが実際にフルサイズで聞いてみるとこれが凄い。超訳すれば朝から燃えてきちゃったからエロいことしましょうぜ!って内容で、歌詞が全体的に卑猥。サザンでもソロでもたまにC/Wでこういう曲はやっているし、タイアップもついていたが(うたばんや自身が出演した音楽寅さん)、今回はマジメなタイアップだけにちょっと意味合いが違う。トドメに随所で女性の喘ぎ声がアンアン入ってくるし、よく放送禁止にならなかったな…というかこれでタイアップOKが出たのが不思議だ…

Live!Bonus Tracks
3.今でも君を愛してる
4.しゃアない節
5.東京
6.誰かの跡
7.ダーリン
8.ROCK AND ROLL HERO

3月に日本武道館で行われたイベントライブのライブ音源6曲を収録。ラスト2曲は繋がっているがそれ以外はフェードインフェードアウトしている。先日の木村カエラのシングルに触発されました!って感じの収録方法だがこれはこれでお徳なので良し。選曲は最も有名な曲は特に入っていないがソロの1stアルバムから2曲、2ndから1曲、3rdから1曲、シングル2曲となっている。そこまで有名ではないが比較的ポップで聞きやすい曲が並んでいる印象。演奏も歌も安定しているがライブならではの空気はやはりいい。

★★★★☆

初回盤    

慈愛への旅路 ゆず 2010/08/25 レンタル 初登場5位 売上5.0万枚
1.慈愛への旅路
最近の王道のようなバンド+ストリングスのやや壮大な曲だが曲調はけっこう軽やか。しかし慈愛ってゆずはどこへ向かおうとしているのだろうか。どんどん壮大な方向に向かっているような…。ただここ2年くらいの勢いからすると今年に入ってからの曲はやや印象が薄くなったような気がする。蔦谷好位置との共同プロデュースもそろそろ安定期に突入してきたのか。

2.風吹く町
ミディアムで音数も少なくアコースティック色の強い曲。すっかり岩沢曲がC/W専属になってしまったが、こんなに北川1曲目が続いたことって過去には無かったのでは?

3.白髪
蔦谷好位置は参加せずゆずのみの参加曲。これまでに何度も聞いたことあるようなゆずらしいアコースティックナンバーで初期を彷彿とさせる。というかほとんどまんま初期ナンバー。アーティストによっては初期っぽいことやっても完全に初期にはならずに「あのころは戻らないんだな」と少しセンチメンタルな気分にもなるが、ゆずの場合はいい意味でも根本的なところは変わっていないらしい

★★★☆☆

 

SUMMER TIME GONE 倉木麻衣 2010/08/31 レンタル 初登場4位 売上3.2万枚
1.SUMMER TIME GONE
作曲:大野愛果、編曲:葉山たけし。去年からKOSEのCMかコナンかという感じだったがまさかの両方タイアップ。05年ころには多用されすぎて大野愛果消耗してないか?とも言われていたが近年は出番を大幅に減らして充電していたのか、全盛期に近いインパクトのあるメロディーが復活している気がする。葉山さんに関してはバンドサウンドっぽい音というかもっとくっきりしたサウンドが多いので、軽くてシンプルな方が映える倉木さんにはあまり無理に合わせる必要もない気がするが、この曲に関してはどちらもいい感じにはまっている。

2.anywhere
作編曲:Jon Carin & Perry Geyer。確かCybersoundのメンバーだったはず。この集団はただでさえ10年経ってもボストンだかどっかのチームとしか説明されていないで謎だらけなのに、何故その中から個人名義でも登場したりするんだろうか。曲に関しては10周年を契機に完全にC/Wまで回復したという印象。

★★★★☆

初回盤DVD付   

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