2010年9月発売編

指環 SPEED 2010/09/01 レンタル 初登場10位 売上1.4万枚
1.指環
GReeeeNプロデューサーJINがサウンドプロデュースという割には作詞に共同で参加したのみ。こりゃいったいどういうことかと思ったが、提供の依頼がJINに来たのでライブを見に行ったところ、親交のあったバンドOCTOPUSの曲がピンと来たとかでお願いしてアレンジャーも指定したみたいな経緯なので仲介人的な役割を果たしたっぽい感じ。作り直したとはいえ、OCTOPUSの同曲は09年にリリースもされているのでカバー曲ということになるのか。暖かい雰囲気溢れるポップス。今の年齢のSPEEDが歌うポップソングとしては最適だし、年齢が上がる=バラード、R&Bというパターンばかりな昨今、こういう曲は逆に貴重だ。

2.Tracks
「指環」のアレンジャーnishi-kenが作詞作曲編曲全部1人で手掛けた曲。やや大人っぽいながらも変に本格的なダンス路線やR&Bに行かずに聞きやすい仕上がりになっている。この人のバランス感覚はけっこう気に入った。ていうか今回JINじゃなくてnishi-kenのプロデュースなんじゃないのか。

★★★★☆

DVD付    

Løve Rainbow 2010/09/08 レンタル 初登場1位 売上62.5万枚
1.Løve Rainbow
松本主演ドラマ「夏の恋には虹色に輝く」主題歌。寸分の狂いなく王道のジャニーズポップ。適度にいいが面白味は全くない。せっかくの月9主題歌なんだからもう1つ抜けたとびきり切ない曲とかでドラマを盛り上げてほしかったが、なんとなくかかっているだけで終わってしまった印象。それこそ放置気味のほかのジャニーズに回してほしいくらいの曲ではあるものの、もう何出しても売れるから出しておけ的な空気を感じるのも事実だ。

2.over
今年初のバラード曲でいつも通りではない部分を見せた。アルバムでもバラードらしいバラードはなかったので少し新鮮。制作サイドの唯一の抵抗か?ただサクラップは入る余地なく…。今年まだ2枚もシングル出す気らしいんだけど、何かもう期待できないかもしれない。

★★★☆☆

    

Precious GLAY 2010/09/08 レンタル 初登場2位 売上7.7万枚
1.Precious
亡くなった妻への思いを歌ったラブソング。実話が基になっているらしい。歌詞だけでも泣ける話になっているが、今回メロディーも全盛期並の泣きのメロディーラインが復活。最初に聞いた時は思わず泣きそうになるほど心を揺さぶられた。今年最高の泣き歌

2.HEART SNOW〜心に降る雪〜
このC/Wで最近のGLAYに期待しているA面くらいの良さがあった。ここ数年似たような攻めの曲か疲れた感じのバラードかという感じだったので、比較的落ち着いたバンドサウンドでしっかりしたメロディーを歌うというのは何気にあまりなかった。いい曲。

3.彼女の“Modern…”(再録)
3rdシングルの再録音。大きくアレンジは変わっていないがサウンドはパワーアップ。TERUのボーカルは未だ劣化していないことが分かる。残念なのは最後のサビ前の「君のS・D・R」をTERUが歌わずにコーラスに任せてしまったところか。ここはTERUのシャウトが聞きたかった。

4.10TH ALBUM「GLAY」予告編
来るニューアルバム収録曲をメドレー収録した予告編。近年のGLAYのようなサウンド重視の攻め攻めではなく、メロディーでガツンと聞かせるという90年代全盛期のような作風が完全に復活してないか、これ。すごく楽しみになってきた。

★★★★★

初回盤DVD付    

ごはんはおかず/U&I 放課後ティータイム 2010/09/08 レンタル 初登場3位 売上7.2万枚
1.ごはんはおかず
唯(豊崎愛生)がメインボーカルの劇中歌。作詞が平沢唯とそのままキャラクター名義になっているが、これは原作4コマ漫画の中で出てきた唯が用意したという歌詞にそのままメロディーをつけたかららしい。なので実際の作詞は原作者のかきふらい氏になるのだろうか。ほとんどポエムにすらなっていないような怪文にメロディーをつけた作曲のbiceさんが凄い。直後に急死してしまい遺作になってしまったということで非常に残念だ。ごはんの素晴らしさをたたえるというごはん賛歌だけに便乗してそのうち米業界が連動タイアップでも組んでくるんじゃないかと思われる。好き嫌いは別にして超絶なインパクトを誇るので1度聞いたら忘れられない。インストだけ聞くとけっこうかっこよくロックしているが、OP2曲に並ぶ2010年屈指の超絶怪曲

2.U&I
こちらも唯ボーカルで作詞などの設定も同様。しかしこっちはごく普通の青春ガールズポップロック調になっている。何気にかなりメロディーがいいので通常であればこっちをA面にしてはじけた「ごはんはおかず」を2曲目に回すものだが、キャラソン界隈ではそういう判断にはならないのだろう。

★★★★☆

 

メトロ・フィルム 秦基博 2010/09/08 レンタル 初登場11位 売上1.0万枚
1.メトロ・フィルム
前作に続いて3曲とも久保田光太郎のサウンドプロデュースだが、作風はかなり異なっており本来の秦基博のアコースティック色が前面に出た形に。かなりシンプルに淡々と進んでサビになって初めてバンドでドカンと音が入ってくる。アルバムへの期待を煽る先行シングル。

2.君のいた部屋
かなりシンプルなアコースティックナンバー。やはりこういう路線が真骨頂なのだろう。

3.My Sole,My Soul
ほとんど弾き語りに近いほどさらにシンプル。久保田氏はウクレレ弾いてるのみ。

★★★★☆

初回盤DVD付   

祈り/涙の壁 森友嵐士 2010/09/15 レンタル 初登場38位 売上0.2万枚
1.祈り
ピアノメインのバラード。あまり明確なサビの無い曲だが歌声もあって熱い曲。2番からはバンドっぽいサウンドになるが相変わらずドラムだけ打ち込み。らしい曲だしいい曲だとは思うんだけど、何かもう1つ足りない感じがして購入はスルーしてしまった。どころかレンタル屋にも1件1枚しか入荷してなかったのは何故だ…。

2.涙の壁
こちらもミディアム。ベース以外アレンジャーが手掛ける打ち込みサウンド。復帰2作目なのにこの安定感は確かな世界観ともいえるが、ちょっと違う感じの曲も聞きたいところ。前作とは違い、今回T-BOLANギタリストだった五味さんが制作には参加していないが、Supported by 五味孝氏というクレジットがされているので何らかのサポートはしている模様。

★★★☆☆

 

明日への記憶 エレファントカシマシ 2010/09/22 レンタル 初登場16位 売上0.6万枚
1.明日への記憶
再びエレファントカシマシの蔦谷好位置との共同アレンジ。バンドとストリングスが一体となって突き進んでいくけっこうスケールのでかい曲。序盤から絶叫気味の宮本の熱唱により非常に熱度の高い曲になっている。サビっぽい部分はそこそこ極上メロディーだがそれ以外は少々分かりにくく(かなり崩して歌っているので)6分を越えるのでシングルにしては少し難解な曲かも。

2.歩く男
こちらはアレンジまですべて宮本1人で手掛けている。しかしストレートなバンドサウンド。A面よりもさっぱりしていて分かりやすいくらいだが、終盤では絶叫気味に叫びまくりやや意外な展開で曲が終わる。今のエレファントカシマシは過去最高の状態だと個人的には思うので、次のアルバムも期待できる。

3.明日への記憶(acoustic ver.)
弾き語りバージョン。アレンジでかなり壮大になっていたが元はけっこう素朴な曲だったというのが分かる。

★★★★☆

 

四ツ葉さがしの旅人 Galileo Galilei 2010/09/29 レンタル 初登場20位 売上0.4万枚
1.四ツ葉さがしの旅人
SME期待の4人組新人バンドの2作目。実にソニーらしいさわやかポップロックなバンド。いかにもソニーらしいので現時点ではあまり飛びぬけた特徴が無く、典型パターンにハマってしまいそうではあるが、可能性はかなりありそうな印象も。けっこうアレンジに凝っているのかストレートなメロディーに比べてガシャガシャしているんだけど、これが逆にボーカルを呑みこみ気味になっているのは少し気になった。

2.ありがとう、ごめんね
ミディアム曲。ゆったりした心地よさには一定した良さはあるんだけど、期待以上のものは特に感じなかった。

3.Invader
インスト曲。やはり演奏面だけでも聞かせたいというバンドとしての意識も強いのだろうか。

★★★☆☆

 

シロクマ/ビギナー スピッツ 2010/09/29 レンタル 初登場4位 売上2.7万枚
1.シロクマ
アルバム先行ということだが、いつものスピッツナンバー。一時期のようにエレキ鳴りまくりのロック路線に傾くこともなく、比較的聞きやすい適度なバンドサウンドに耳に残るポップなメロディー。どこをどうとっても王道中の王道。それでも飽きが来ないという高値安定ぶりはさすが。

2.ビギナー
CMタイアップがついたからってアルバム前にこんなにシングル切りまくるとアルバムで聞ける新曲が減ってしまうので少し残念な気もするんだけど、相変わらず安定していい曲。

3.ナイフ (Live from SPITZ JAMBOREE TOUR 2010)
92年のミニアルバム「オーロラになれなかった人のために」収録曲。ストリングスを導入して作られた非常におとなしいミニアルバムで正直ほとんど聞かないアルバムだったのでかなり久々にこの曲を聴いた。幻想的な曲だがやはり少々退屈な気も。

4.シロクマ (Live from SPITZ JAMBOREE TOUR 2010)
前作同様に既にライブで先行披露されていたバージョン。演奏も安定しているのでそんなにスタジオ音源と変わらない印象。

★★★★☆

 

花鳥風月/言葉にすれば 森山直太朗 2010/09/29 レンタル 初登場31位 売上0.2万枚
1.花鳥風月
アルバムからのシングルカット。アルバム全体としてアコギの名手である石川鷹彦を招いていてかなりアコースティック色の強いシンプルなものになっていたが、どうせ切るなら先行シングルで切れば良かったのに。シングルでは違うプロデューサーを招いていたから、前触れがまったく無いっていう流れになっていたし。シンプルながら和の雰囲気を強く感じる1曲。果てしなく地味だが聞きこむことで深い味が出てくる曲。

2.言葉にすれば
新曲。まったく同系統の曲。アルバムのアウトテイクなのか、今後もしばらく石川体制が続くのか不明だが、やはりじっくり聞くとじわじわ良さが見えてくる曲。そういう意味でチャート向きでは全く無い。

★★★☆☆

 

蒼い夕陽 THE BOOM 2010/09/29 レンタル 初登場46位 売上0.1万枚
1.蒼い夕陽 feat.ユウ(GO! GO! 7188)
昨年の復活シングル2作が良かったので聞かずに借りたら思いっきり苦手なスカナンバーでガックリ来てしまった。初期にスカナンバーを連発していたことはあったが、まさかここでまたこっちに戻ってくるとは…。GO! GO! 7188もこういう作風だったとは思えないし何故こういう路線に?

2.星のラブレター feat.MINMI,PETER(BOOMANIA LIVE VERSION)
初期のシングルのライブバージョン。ゲスト参加した2組によるラップが新たに加わったニューバージョン。過去曲にラップミュージシャンを加えるというのは00年代に入ってから確か何度かやっているはず。こちらは安心して聞けた。

★★★☆☆

DVD付    

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