2015年3月発売編

Stay with me 東京女子流 2015/3/11 Type-B 初登場7位 売上1.3万枚
1.Stay with me
作詞をメンバーの山邊未夢が担当したバラードナンバー。2作連続バラードになってしまった…というのは置いておいても驚きの新井ひとみ完全単独メインボーカル。というかハモリもなしで主メロは最初から最後まで新井ひとみが1人で歌い上げていて、残り4人はサビにて歌詞に無い追っかけコーラスみたいなコーラスを挟んでくるのと、大サビ部分でようやく歌詞に記載されている部分をやはりコーラスとして入れているだけの部分的コーラスボーカル要員MVでは今度は作詞者山邊でもボーカル新井でもなく庄司芽生が1人主演しており、残り4人は最後に合流するまで出てこないという仕様。アーティスト宣言の後がこれか…。作詞が単独自作、ボーカル編成が新しい、MVも1人だけを主演させるといった新機軸はあるものの楽曲だけ取り出して聞いた場合これといった特徴も無い普通のポップバラードであり、これでは楽曲派と呼ばれるリスナーからも、メンバー5人が歌って踊っているのが好きだった既存リスナーからもそっぽ向かれそうな気がしなくもない。個人的にももうレンタルに回してもいいかなと思い始めた。

2.A New Departure
珍しく松井寛が作曲まで担当しているが、かなり軽やかで前向きなポップナンバー。「Limited addiction」のウケが良かったからか、やたらドスの効きまくった楽曲が続きどんどん重厚になっていってしまっていたけど、ここで重くなりすぎた荷物をスパッと切り捨てたようなさわやかな風が吹き抜けていく楽曲。はなかっぱタイアップが付いた時の非松井ソングをもう少し松井サウンドに寄せた感じか。これは逆に新鮮だった。ただその割にいつまでも曲が終わらず、まさかの6分越え。この軽やかさで6分越えは長すぎ…。

3.加速度
これまた以前に比べるとフットワークが軽く感じられる楽曲。こちらはちゃんと4分半程度で終了する適度な尺になっている。アーティスト宣言でさらに重厚な方向になってしまったらどうしようかと思ったけど風通しは良くなったようなのでそこのところは安心。

DVD

TGS fly in the sky -Vietnam and Thailand ver.-
前作同様に海外でのイベントに呼ばれた際の出発から帰国までを追いかけたドキュメント映像。30分あって昨年秋に行ったベトナムとタイでの模様が半々ずつくらい入っている。すっかりメンバーが成長してきたのでかつての「おでかけムービー」からの脱却と落ち着きが感じられる。スタッフがあれこれこうしましょうとかいう場面も少なくなってて、ステージの準備にしてもメンバー主体で話し合っているっぽいし。

初動1.2万枚
サウンドスキャン初動17位0.35万枚(Type-C)

★★★☆☆

Stay

        with me (Type-A) (CD+DVD)DVD付Type-A  Stay

        with me (Type-B) (CD+DVD)DVD付Type-B  Stay
        with

        me (Type-C)Type-C 

命は美しい 乃木坂46 2015/3/18 Type-A,B,C,通常盤 初登場1位 売上62.2万枚
1.命は美しい
歌唱メンバーは前列から順に松井玲奈(SKE48)、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、生田絵梨花、若月佑美、秋元真夏、生駒里奈、桜井玲香、深川麻衣、松村沙友理、相楽伊織、齋藤飛鳥、伊藤万理華、堀未央奈、星野みなみ、衛藤美彩、高山一実
1stアルバム明け1発目ということもあり、大人っぽさを強調した次なるステージ的な印象の楽曲。シリアスなダンスナンバーで歌詞もメッセージ系になっている。年末ほど48グループとセットの歌番組でメドレー披露みたいな事は無いと思うけど、今回もセットで出されても48グループとは一味違う感じは出るんじゃないだろうか。ただこれまでの曲に比べてそれ以上というほどでもなく、そんなに気に入る曲にはならないと思う。

2.あらかじめ語られるロマンス
歌唱メンバーは生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈
イベント等で披露された際のセンターが齋藤飛鳥と星野みなみだったというがMVが無い。シリアスとバラード系ばかりの今作の中では歌唱メンバーが全員10代のセンター経験者(ユニットやアンダー曲含む)という明るく華のあるナンバーになっているだけにもったいない。なんだか良く分からん呪文のような言葉が羅列される部分があるけどこれは12星座のことのようだ。

Type-Aのみ
3.立ち直り中
歌唱メンバーは秋元真夏、衛藤美彩、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理
ZONEっぽいZONEっぽいとささやかれるミディアムバラード系ナンバー。正直何がZONEっぽいのかと思ったけどZONE=secret baseっていうのが一般的な認識ということか。そこはかとなく彷彿とさせる感じはあるけど、この曲の方がもっと普通な感じ。

Type-Bのみ
3.ごめんね ずっと…
西野七瀬のソロ曲。表題曲でセンター、1stアルバムでソロ曲をもらったばかりなのにもうソロ2曲目とかいくらなんでも優遇されすぎ。アイドルバラード王道の普通にいい曲。確かにデビュー当時に比べて今がピークか、まだ上があるのかっていうくらいの勢いと魅力が増した人だとは思うけど、歌声に関してはそんなに魅力的には思えないんだよな…。

Type-Cのみ
3.君は僕と会わない方がよかったのかな
歌唱メンバーは伊藤かりん、井上小百合、川後陽菜、川村真洋、北野日奈子、斎藤ちはる、斉藤優里、新内眞衣、中田花奈、中元日芽香、永島聖羅、能條愛未、樋口日奈、和田まあや
アンダーメンバー楽曲。ここのところ最前にいた齋藤飛鳥と伊藤万理華がA面に選抜されたので、今回は中元日芽香がセンター。ハーモニカが鳴り響くどっしりとしたアコースティック調ナンバー。雰囲気はすごく好きなんだけど何故かあまり曲が印象に残らない。。

通常盤のみ
3.ボーダー
歌唱メンバーは伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、山崎怜奈、渡辺みり愛
残された研究生全員での楽曲。加入したのは2013年なのに1年半くらい経過して昨年のこじ坂46が初レコーディングという持て余しっぷりだったけどなんで研究生曲を今まで用意しなかったんだろうか…。48系列では劇場盤を中心に研究生や若手参加楽曲を量産しているというのに。48系列の研究生楽曲はいかにも研究生な直球の純アイドルポップナンバーだけど、乃木坂46では思いっきり変化をつけたかったのか、スペーシーな雰囲気の打ち込み系楽曲。不慣れな感じが曲とミスマッチというかもう少し歌いなれたメンバーに与えた方が良かったんじゃ…。生歌で歌う機会があるなら、ライブで成長しそうな楽曲。なお今作発売直前に全員正規メンバーへの昇格が発表された。

DVD

1.命は美しい music video
今回はダンスをしっかり見せたいということなのか、ダンスシーンメインでドラマ展開などは無し。シリアスでカッコよさげな内容になっている。これまでの制服スタイルから一転して大人っぽい感じになっているけどこれで制服脱却だろうか。

以下Type-Aのみ
2.立ち直り中 music video
ミシン工場で働くメンバーの中で白石麻衣が芸能人になるために上京すると宣言、みんなと打ち解けられず白石とだけ仲良くしていた橋本奈々未は白石の計らいでみんなとも打ち解けるようになりそれを見届けた白石は上京し、何年か経過して再会するというストーリー仕立て。物語の展開上、白石と橋本の2人がメインで他のメンバーはその他大勢扱い。田舎っぽい風景に対してメンバーを地味な感じにしようとしているけどオーラが隠しきれてない(特に白石)のは、まあ白石は芸能人になるという設定の人だからいいのか。

3.生駒里奈&伊藤万理華、4.衛藤美彩&桜井玲香、5.川後陽菜&斎藤ちはる、6.川村真洋&相楽伊織、7.高山一実&能條愛未、8.西野七瀬&若月佑美
今回は個人ではなく、ペアPVという初の試み。しかしペアの必然性があまりなかったり、いまいち組み合わせが良くないのか個人PVに比べると良く分からない謎の映像集みたいになってしまっている。特にこのType-Aはダントツで面白くないのがそろってしまった感じ。最後の西野と若月のは2人が間接的に過去に関与があったことが示唆されるだけで再会せずに終わるという異色の仕上がりになっているのは印象的だった。

以下Type-Bのみ
2.ごめんね ずっと… music video
西野七瀬スペシャル。分割画面で右サイドではこれまでの乃木坂46の西野の活躍を、左サイドでは乃木坂にならなかった場合の西野及び幼少期の写真やビデオが大量放出されるという西野オブ西野な内容。乃木坂になって変わった西野と入らずに変わらなかった西野の対比はやや設定を作りこんで台詞も言わせている感があるので、幼少期の写真とか使ってヒストリーっぽく仕立てていながら設定も盛り込むという混ぜこぜ具合が気になるところではあるし、何だか良く分からないところもある。

3.伊藤かりん&樋口日奈、4.井上小百合&斉藤優里、5.齋藤飛鳥&星野みなみ、6.白石麻衣&橋本奈々未、7.新内眞衣&深川麻衣
踊ってるだけで2人である必然性を感じない伊藤樋口、とりあえず美少女としか言いようがない作りの飛鳥みなみ以外の3本はドラマ仕立て。Type-Aに比べると面白い。白石橋本は1年前の「気づいたら片想い」C/Wの「孤独兄弟」PVの過去(2人の出会い)を描いていてラストがそのまま「孤独兄弟」PV冒頭に繋がるというエピソードゼロ的な内容。

以下Type-Cのみ
2.君は僕と会わない方がよかったのかな
全員20歳で高校の同窓会という設定なんだけど、センターの中元日芽香が結局間に合わずに終わってしまうというオチがさっぱり意味不明&釈然としないまま終わるのがイマイチ。しかしよく見ると二次会終わりに親友だった設定の斎藤ちはるが自販機で2本当てるという高校時代の思い出を再現してみんなとは別方向に歩いた先に一瞬だけサブリミナル的に右サイドから間に合わなくて落ち込んだ様子の中元が歩いてきて鉢合わせを示唆するカットが。いつもの"ひめたん"モードでは無く、髪を下ろした大人っぽい中元日芽香は新鮮。

3.秋元真夏&中元日芽香、4.生田絵梨花&松村沙友理、5.北野日奈子&和田まあや、6.中田花奈&永島聖羅、7.堀未央奈&松井玲奈、8.研究生
秋元と中元のがお互いシチュエーションを交換して悪役と被害者役を両方やるドラマモノなんだけど「君は僕と会わない方がよかったのかな」に引き続きなので中元の新たな魅力がより強調されているような気がする。生田松村は前作の「からあげ姉妹」の続編的内容だが元々設定も無かったシュール系だったのでペアという以外に何一つ繋がりは無いし、からあげすら今回は関係ないという…。生田松村以外のはどれもそれなりに面白かった。堀はちょっとおかしな人をやらせると物凄くハマる逸材だなと。

★★★☆☆

初動50.0万枚
サウンドスキャン初動4種合計15.0万枚(1位5.3万(A)、2位4.9万(B)、3位4.3万(C)、13位0.55万(通常))

命は美しい(Type-A)(DVD付)Type-A   命は美しい(Type-B)(DVD付)Type-B   命は美しい(Type-C)(DVD付)Type-C   命は美しい通常盤 

Green Flash AKB48 2015/3/4 Type-A,S,N,H 初登場1位 売上104.5万枚
1.Green Flash
歌唱メンバーは生駒里奈(乃木坂46)、入山杏奈、柏木由紀、川栄李奈、木アゆりあ(元SKE48)、小嶋陽菜、小嶋真子、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48兼任)、松井玲奈、宮脇咲良(HKT48兼任)、山本彩(NMB48兼任)、横山由依、渡辺麻友
当たり前のように最早メンバークレジットに所属先グループの表記は無し。またデビュー以降続いていた春は桜/卒業ソングというのもここ数年徐々に薄くなってきていたが、今作は本格的に失恋ソングのような歌詞になっていて、完全に卒業ソングのカテゴリからは外れると思う。センターは小嶋陽菜と柏木由紀ということだが、後述のようにMVでの扱いがあんなんなのでTVやライブでの披露時に1番前に立っているという以外にセンター感は無し。Bメロがラップ調になっており、高橋みなみと山本彩がラップに挑戦、表題曲でラップを取り入れたのは初!というトピックもセールスポイントして上げられているが、ユニゾン口パクが当たり前の中ではパート担当者の名前まで出すっていうのはかなり異例では?ただこれラップというなら「RIVER」のサビ以外の立場はどうなるんだろうか。あれラップじゃなかったのか。ていうか今作のなんちゃってラップ感よりも「RIVER」の方がカッコいいと思うんだけど。曲調自体はこれ完全にGRe●eeNという感じの、切ない泣きメロ系。もっとキンキンの高音にしてサビでのアタックを強くしたら完全に全盛期のG●eeeeNになると思うんだけど、切なさを強調するためか全体的にしっとりしているのでどうもインパクトが薄い。

以下Type-Aのみ
2.マジすかFight
歌唱メンバーは入山杏奈、川栄李奈、木アゆりあ(元SKE48)、小嶋陽菜、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋みなみ、宮脇咲良(HKT48兼任)、山本彩(NMB48兼任)、横山由依、渡辺美優紀(NMB48)
ドラマ「マジすか学園4」OP曲。主演の宮脇、島崎を筆頭にボス級の主要キャラクター及び宮脇が行きつけの食堂の店員(高橋みなみ)、そして何故か1話冒頭に1シーン出ただけの小嶋と1話で解説役を担ったものの2話以降に出ていない指原というメンツ。小嶋・指原は完全なゲスト扱いだったのにここに入っているのが地味に意味不明…。「3」はドラマの作風が違ったけど今作は「1」や「2」のヤンキーロック的な世界観を踏襲しており、既に「1」や「2」の関連楽曲の記憶が曖昧になってきていることもあって、なんか似たような三番煎じのような楽曲としか…。

3.春の光 近づいた夏/AKB48
歌唱メンバーは入山杏奈、大和田南那、柏木由紀、加藤玲奈、川栄李奈、川本紗矢、木アゆりあ(元SKE48)、北原里英、小嶋陽菜、小嶋真子、島崎遥香、高橋みなみ、峯岸みなみ、向井地美音、横山由依、渡辺麻友
今作には通常じゃんけんシングルで行っていた48グループそれぞれの名義での楽曲を収録。これに伴いチーム曲が無いので大量の純AKB48選抜外メンバーが今作不参加へと追いやられた。最も滑稽なのが表題曲が「All Stars」なのにこの曲だけ「AKB48」となっている表記。というわけで一昨年のじゃんけんシングルC/W以来久々の「AKB48」の楽曲。一昔以上前の流行のようなシンセが鳴り響きつつも春らしいさわやかアイドルナンバー。

以下Type-Sのみ
2.ヤンキーロック
歌唱メンバーは内山奈月、大島涼花、大和田南那、加藤玲奈、小嶋真子、白間美瑠(NMB48)、須田亜香里(SKE48)、高橋朱里、谷真理佳(SKE48/元HKT48)、松村香織(SKE48)、向井地美音、矢倉楓子(NMB48兼任)
ドラマ「マジすか学園4」のエンディング付近でかかっている曲。「マジすかFight」には参加していない雑魚キャラ御一行レギュラーキャラ御一行が歌唱メンバー。これまたヤンキーロック的な楽曲というかタイトルも最早そのまんまという…。ただこっちの方がコテコテ歌謡曲感が薄く、ロック色が強い。

3.世界が泣いてるなら/SKE48
歌唱メンバーは東李苑、江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、北川綾巴、木本花音、佐藤すみれ(元AKB48)、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、谷真理佳(元HKT48)、古川愛李、古畑奈和、松井珠理奈、松井玲奈、宮澤佐江(SNH48兼任/元AKB48)、宮前杏実
今回AKB48が真のAKB48になっているように、他グループにメインで籍を置く兼任メンバーは不参加になっており、現在SKE48が本籍のメンバーのみで構成(宮澤はSNH48が本籍扱いになるはずだが実質的に上海で活動できていない状況なのでSKE48を本籍扱いにしているようだ)。カッコよさげなダンスナンバー。今作の中では最もアクが弱いので印象が薄いが、普通にいい曲。

以下Type-Nのみ
2.履物と傘の物語
歌唱メンバーは柏木由紀、小嶋陽菜、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、横山由依、渡辺麻友
NHK「みんなのうた」。ストーリー系ピアノバラード。履物屋と傘屋の婆さん同士の関係性を描いた感動風のストーリーで、発売前に「泣ける」と評判になっているという記事が出た話題作…だったはずだが…。ストーリーもかなり安っぽいというか、婆さん2人が相次いで死んだ後に家族が遺品整理していたらお互いの押入れからお互いの売り物である履物と傘が出てきた、お互いがお互いの商品を買って客になっていた、この履物と傘の数だけ幸せがあった、というものなんだけど、涙腺を刺激するようなポイントは個人的に全く無し。策士家作詞家としての秋元康は優れた人だと思っていたけど今回ばかりはどうしちゃったの?と思ったほど。結局、その後全く話題になっている気配が無いので吉田山田「日々」をトレースして戦略的に仕掛けただけの煽り記事だったんじゃないか。

3.パンキッシュ/NMB48
歌唱メンバーは市川美織(元AKB48)、梅田彩佳(元AKB48)、加藤夕夏、小谷里歩、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、谷川愛梨、藤江れいな(元AKB48)、村瀬紗英、矢倉楓子、薮下柊、山田菜々、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀
文字通りのパンクロックナンバー。元ガールズバンドでギタリストだった経験を持ち、現在もソロナンバーなどでギタープレーを見せている山本彩を前面に押し出したような楽曲。正直激しいのは表面的なだけでいかにもアイドルがいつもよりハードに挑んでみたという域は出ていないんだけど、自身名義のシングルではないアウェーな場面での収録楽曲としてはインパクトがあっていいと思う。

以下Type-Hのみ
2.挨拶から始めよう/Team 8
歌唱メンバーは阿部芽唯、岩ア萌花、太田奈緒、大西桃香、岡部麟、小栗有以、小田えりな、北玲名、行天優莉奈、倉野尾成美、近藤萌恵里、坂口渚沙、佐藤朱、佐藤栞、佐藤七海、下尾みう、清水麻璃亜、下青木香鈴、高岡薫、橋彩音、谷優里、谷川聖、長久玲奈、中野郁海、永野芹佳、橋本陽菜、服部有菜、濱咲友菜、濱松里緒菜、早坂つむぎ、左伴彩佳、人見古都音、廣瀬なつき、福地礼奈、藤村菜月、本田仁美、宮里莉羅、舞木香純、谷口もか、山田菜々美、山本亜依、山本瑠香、横道侑里、横山結衣、吉川七瀬、吉野未優
今作唯一のチーム楽曲。というか本体とは別に結成されたチームなので、グループ内別グループのような扱いだ。今のところJPN48とも相互不可侵になっているので、乃木坂46含めてもAKBグループの中で唯一兼任、JPN選抜参加が無いという独立状態。楽曲もフレッシュさ全開で、前作に続いて明確なカラーが出来上がっている感じ。

3.大人列車/HKT48
歌唱メンバーは秋吉優花、穴井千尋、多田愛佳(元AKB48)、兒玉遥、駒田京伽、坂口理子、指原莉乃(元AKB48)、田島芽瑠、田中美久、冨吉明日香、朝長美桜、松岡菜摘、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子
MVの雰囲気でかなり印象が変わってくるが楽曲自体は極めて48系王道のアイドルポップナンバー。正直MVは鮮烈に印象に残るが曲がどんなんだったかは「アップテンポ」としか印象に残らないと思う。

DVD

1.Green Flash(Music Video)
島崎遥香など大ベテラン以外のここ2、3年での選抜常連化メンバーやベテランクラスながら元が若かったので今でも若手扱いの松井珠理奈ら10代のJPNメンバーが泣いているソロカットや日常パート及び彼女たちが集合して海辺でGreen Flashを眺めるという内容。今回もほぼ曲のサイズに合わせた尺になっているというのが見やすくて良い(ていうか当たり前なんだけど一時期1時間越えとかありえない事態になっていたので…)。センターのはずの小嶋陽菜と柏木由紀は1番サビ、2番サビの屋上での歌唱シーン以外に全く出番がない。屋上メンバーは基本それ以外出ていないようだけど、わずかな屋上カットの中でも別にセンターらしい扱いを全くされていないという事で、"AKBグループ史上最もセンターが映らない表題曲MV"として今後語り継がれそう。

以下Type-Aのみ
2.マジすかFight(Music Video)
1番はドラマのOP映像+ドラマには出てこない歌唱シーン→2番以降はドラマの断片映像+ドラマには出てこない歌唱シーンという構成。このためこの曲には不参加でもドラマにはレギュラーで出演しているメンバーは普通に登場している。1や2の頃のように全員で歌う場面が無く(合成っぽい揃っているシーンはわずかにあるけど)、ほとんど数人ずつのカットというのは全員揃えている時間が無いのかなんなのか。以前に比べてやや手っ取り早く済ませた感が漂う仕上がり。

3.春の光 近づいた夏/AKB48(Music Video)
スタジオを移動しながら踊り続けるカラフルで楽しげな内容。他グループ選抜はもちろんのこと他グループが本籍の兼任メンバーも排除されている真のAKB48選抜となっているため、JPN化の犠牲になっていて選抜入りできなくなっているメンバーが選抜されているのが大きなポイント。純粋にAKB48で選抜したら現在はこうなるのか…。どっちみち純AKB48でのアンダーガールズ枠、もしくはチーム曲が無い限りは大多数の中堅メンバーはAKB48名義なのに不参加に…。

以下Type-Sのみ
2.ヤンキーロック(Music Video)
曲には不参加のドラマの主要キャラの音声付台詞カットを随所に挟みながら、この曲の本来の歌唱メンバーがドラマのセット内で歌っているという構成。合成カットが無く、「マジすかFight」よりこちらの方が低予算感が漂う。MVのみの仕様で「マジすかFight」歌唱メンバー(主要キャスト/ボスキャラ勢)が映像とセリフには普通に登場しているのもどうかと思うけど、1話にゲスト出演しただけの小嶋・指原の台詞カットまでご丁寧に入っているのが地味に謎。この2人にここまでサービスしなきゃいけない契約でもあるの?

3.世界が泣いてるなら/SKE48(Music Video)
サイコホラー仕立ての謎映像。矢継ぎ早な映像のみでとりあえずなんか教師を殺害して取調を受けている、精神鑑定を受けているっぽい感じなんだけどメンバー全員精神崩壊(特に高柳が怪演しすぎで怖い)していてワケが分からないという…。教室で殺害(?)した教師とメンバーが写真を撮っているようなカットが最後の方で消えて松井玲奈と教師だけになることから、松井玲奈1人だけが主人公であり、今作に出てくる精神崩壊しているメンバーは全員松井玲奈の多重人格の1人1人と捉えた方が自然か。面白いといえば面白いけど情報量がハンパ無い。SKE48本体の作品でやれば一般的にも話題になったのにとも思ったけどC/Wだから逆に自由に作れたのかもしれないけど。

以下Type-Nのみ
2.履物と傘の物語(Music Video)
「みんなのうた」用の映像と思われる歌詞の内容を忠実になぞった簡易アニメーションと歌詞テロップで構成されていてメンバーは登場しない。歌詞の時点で既にぎっしりとした説明調なのにさらに映像でまでそれをなぞるという徹底っぷりなので最早この物語に余白は皆無。しかもここまでくっきりと提示されてしまうと逆に意外とリアリティや背景が見えない物語で下手な創作話にしか思えなくなりかなり滑稽な仕上がりに…。

3.パンキッシュ/NMB48(Music Video)
山本彩メインでパンクロックな内容。他の楽器隊の人たちは弾けるのか?という疑問が。

以下Type-Hのみ
2.挨拶から始めよう/Team 8(Music Video)
動画サイト風の映像集。いくつかの映像は本当に携帯動画で撮影したようなものになっていて全員集合するところもないけど、47都道府県から1人ずつという全国各地にいる感が前作以上に出ていてTeam 8の特色が生かされているように思う。

3.大人列車/HKT48(Music Video)
宮脇が濡れ衣イジメに合っている中でそれを見守る青制服の児玉ら幽霊たち。最後が児玉と宮脇がシンクロしてイジメに打ち勝つといった学園モノになっており、最後には児玉ら幽霊勢はかつて修学旅行の列車事故で死んだ15名だと明かされるのだが…児玉が宮脇の母親であることをGoogle+(2月22日付)で明言してしまったるため、高校生で死ぬ直前に子供産んでたのか、生き残った方でその後死んだのかいずれにせよ不自然で辻褄が合わなくなり設定が通らなくなってしまった。あくまで児玉はそう聞かされそういうつもりで演技していただけで母親設定ではないと解釈するべきか。今作はAKB48の「10年桜」のアンサーソングとも言われているので「さくらと名付けてくれた母親」とやらはむしろ「10年桜」PVで妊婦になっていた大島優子と考える方がまだ自然(「10年桜」PVで大島優子は前田敦子に子供の名前は「さくら」にすると冗談だとしながらも語っている)。「10年桜」での大島優子妊婦状態はは発売時から10年後の2019年と設定されていて今作は2035年が舞台とされているので大体計算が合う。しかし分かりにくい…。

★★★☆☆

初動100.1万枚
サウンドスキャン初動8種合計18.2万枚(初回A,S,N,H1〜4位4.6万、3.0万、3.0万、2.9万、A9位1.5万、H15位1.09万、N17位1.05万、S18位1.04万)

Green Flash(初回限定盤)(Type



        A)(DVD付)初回Type-A  Green Flash(初回限定盤)(Type



        S)(DVD付)初回Type-S  Green Flash(初回限定盤)(Type



        N)(DVD付)初回Type-N  Green Flash(初回限定盤)(Type



        H)(DVD付)初回Type-H
Green


 Flash(Type



        A)(DVD付)Type-A  Green


 Flash(Type



        S)(DVD付)Type-S  Green


 Flash(Type



        N)(DVD付)Type-N  Green


 Flash(Type



        H)(DVD付)Type-H  Green Flash(劇場盤)(特典なし)
        Single, Limited Edition, Maxi劇場盤

やっちゃった!! 舞祭組 2015/3/8 初登場3位 売上15.2万枚
1.やっちゃった!!
まさかの3作目。何だかテンションが高い宴会ナンバー。元々のユニットの出発点だった自虐的な方向性は全く無くなり(もうネタとしてやり尽しているし)、サラリーマンのストレス解消ナンバー。しかしこのサラリーマン像、中居正広が20代だった頃のサラリーマンの典型イメージで止まっているような気がしなくもない。しかも上司とか最終電車とか途中までは明らかにサラリーマンなのに最後のサビだけお金が無いが夢があるとか夢追いフリーターみたいな感じになってしまうし…(薄給のサラリーマンとも取れなくもないけど)。またハモリに挑戦して外すとか、「師匠がいるなら」という歌詞など彼らと中居がレギュラーで出ている深夜の低視聴率内輪盛り上がりカラオケバラエティ「UTAGE」での内輪ノリがどうしようもないところまで来てしまった感じ。師匠というのは確かこの番組内でメンバーのうちの誰かを指す言葉だったはず。舞祭組というより、内輪ネタにしてもこれまで上手いバランスで楽しませてくれた中居正広(クレジット上は今回も「なかいさん/宮下工務店」で中居単独ではない)がここまで狭い内輪盛り上がりだけの楽曲を制作してしまったというのが正直かなり残念で、さすがに年取ったのかなぁ…と思ってしまった。かなり対象が狭い楽曲だ。

2.てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ〜だれのケツ〜(ユーロビートバージョン)
前作をユーロビートでリアレンジ(リミックス)したというもの。ユーロなスピード感が意外と楽曲にハマっていて違和感が無い。ただユーロビート自体が15年位前の00年頃の流行音楽という感じがあるので、古臭さがけっこう半端ない。このダサさが味か。

★★☆☆☆

初動5.8万枚
サウンドスキャン初動2種合計2.5万枚(初回B11位1.3万、初回A14位1.2万)

やっちゃった! !
        (CD+DVD) (初回生産限定盤A)  やっちゃった! !
        (CD+DVD) (初回生産限定盤B)  やっちゃった! !  

奇跡 コブクロ 2015/3/4 初登場9位 売上3.5万枚
1.奇跡
ドラマ「DOCTORS3 〜最強の名医〜」主題歌。久々のアップテンポ。カントリー風味の軽やかでさわやかなナンバーはこってりバラードのイメージと真逆なのでシングルしか聞いてないリスナーには新鮮な曲じゃないだろうか。特にバラード連発だった『ALL SINGLES BEST2』にこの曲が入っていたらもうそれだけで強烈に"他と違う曲"として印象に残りそう。ただ軽やかな割に5分半もあって長いし、バンドの音引っ込ませすぎでギターに至っては一時期のミスチル田原さん以上にほとんど聞こえない。以前ほどストリングスが飽和している感じはしないんだけど結局歌とボーカルが最前面、あとはパカラパカラしたカントリー風味な音と控えめになっているドラムとストリングスのフワーッとした音がバックで鳴っているな程度にしか聞こえない。これならギターベースパーカッションに加えて弦も数名程度という最小限のアコースティック編成でシンプルに演奏しても変わらないどころか締まりが出たんじゃないかという気が…。アルバムでもそうだったけど今のコブクロは大所帯のチーム化していてバンドはもちろん、20人近いストリングス隊を毎回のようにフル投入しなきゃいけない制約でもあるのだろうか。

2.Twilight
映画「トワイライト ささらさや」主題歌。14年9〜11月に3ヶ月連続配信シングルをリリースした時の3作目を初CD化。配信リリース時の季節に合わせたような歌詞になっていて冬が来る頃の季節設定になっている。比較的いつものミディアムナンバーなんだけど今作最大の特徴は無駄な20人ストリングス勢が不参加でバンドのみになっていること。基本最近の曲、こんな風にあってもなくても変わらないところに無理やりかぶせている感じがするんだよな…。

3.信呼吸
14年9月の3ヶ月連続配信リリース1作目の初CD化。これまたいつものミディアムナンバーだがこっちはストリングスあり。結果的にストリングスが入ってても入ってなくてもさほど印象が変わらない。なんか本当にアレンジが弱くなったというか、全体に薄味になってしまったなぁ…と感じてしまった。去年の「陽だまりの道」はまだ3曲に異なるカラーがあって面白かったんだけど。

★★★☆☆

初動2.8万枚
サウンドスキャン初動5位2.9万枚(初回盤)

奇跡(初回限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  奇跡(通常盤)通常盤  

Easter ASIAN KUNG-FU GENERATION 2015/3/18 初登場8位 売上1.6万枚
1.Easter/復活祭
2年ぶりのシングルにして来るアルバムへの先行シングル。CDタイトルは「Easter」だが曲タイトルは「Easter/復活祭」と表記されている。ストレートなギターロックナンバーでとてもシンプルかつ淡々と進行し3分で終わってしまう短さだけどそれが何かカッコいい。

2.パラレルワールド
似たような印象でさらに短い2分15秒程度で駆け抜けるロックナンバー。

3.シーサイドスリーピング
前2曲に比べると曲調が異なる…ていうかまずもってボーカルが異なる。どうやらギター喜多が歌っている模様。後藤のふてぶてしい感じの声に比べると線が細い感じでまるで別のバンドのよう。

★★★★☆

初動1.2万枚
サウンドスキャン初動6位1.1万枚

Easter  

コケティッシュ渋滞中 SKE48 2015/3/31 Type-A 初登場1位 売上70.2万枚
1.コケティッシュ渋滞中
歌唱メンバーは東李苑、磯原杏華、江籠裕奈、大場美奈(元AKB48)、大矢真那、北川綾巴、木本花音、神門沙樹、佐藤すみれ(元AKB48)、柴田阿弥、須田亜香里、惣田紗莉渚、高柳明音、谷真理佳(元HKT48)、二村春香、古畑奈和、松井珠理奈、松井玲奈、松村香織、宮澤佐江(SNH48/元AKB48)、宮前杏実
前作では違う人をセンターにしていたが今回はW松井がセンターに戻っている。「チョコの奴隷」辺りと同系統のSKE48のシングルの中では印象が薄めのアイドルポップナンバー。う〜ん…普通…。

Type-Aのみ
2.DIRTY/Team S
歌唱メンバーは東李苑、犬塚あさな、大矢真那、北川綾巴、後藤理沙子、佐藤実絵子、竹内舞、田中菜津美(HKT48)、都築里佳、中西優香、野口由芽、二村春香、松井珠理奈、松本慈子、宮澤佐江(SNH48/元AKB48)、宮前杏実、矢方美紀、山内鈴蘭(元AKB48)
サビでタイトルを8連発×2セットの16回連呼するのがインパクトなシリアス系ダンスナンバー。好みは別にしてインパクトは3曲の中では最も高いと思う。しかしAKB48から完全移籍したのに山内鈴蘭は選抜に入れずにチーム全員参加曲止まりなのか…。AKB48の旧チーム4がピックアップされていた頃は特技のゴルフ生かしたりしてけっこう前に出てきそうな存在だったのにどうしてこうなった…。

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3.僕は知っている/DOCUMENTARY of SKE48
歌唱メンバーは阿比留李帆、石田安奈、磯原杏華、内山命、梅本まどか、江籠裕奈、大矢真那、加藤るみ、北川綾巴、木本花音、後藤理沙子、小林亜実、 斉藤真木子、佐藤実絵子、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、中西優香、二村春香、古川愛李、 古畑奈和、松井珠理奈、松井玲奈、松村香織、宮澤佐江(SNH48/元AKB48)、宮前杏実、矢方美紀
映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』主題歌。名義もそれになっているが、別に映画に出ていたメンバーだけとかというわけでもないようで、他グループからの移籍組、兼任者を省いてほぼ純SKE48メンバーだけでいつもより多めに選抜した、といった感じ。何故か宮澤だけ入っているけどチームSリーダーなので特例扱いなんだろうか。涙涙のドキュメント映画の最後にかかったら感動するんだろうなという感じのさわやかナンバーで、映画に感動したファンをさらに入れ込ませる仕掛けなのか君が努力しているのを僕は知っているよ(超訳)的なファン目線の歌詞になっているところも含めて策士家秋元康の手腕が冴え渡っている。

DVD

1.コケティッシュ渋滞中 Music Video
何組かに分かれてタワーの中だったり、水族館だったり、商店街を踊りながら練り歩くというわちゃわちゃした構成。商店街というと「バンザイVenus」を彷彿とさせ、楽曲の勢いは格段に無くなってもMVでのSKE48らしい元気な感じは堅持しているような感じも。ただ画面上下が黒縁…というにはあまりにも太い黒枠になっており、実質的に上下の幅が画面の半分ちょっと程度しかないという仕様がどうにも不満。

以下Type-Aのみ
2.DIRTY Music Video
鉄工所みたいなところが舞台のクール系。秋元才加と宮澤佐江がトップを張っていたころのAKB48 Team Kのイメージに近いような体育会系なノリも感じられる。その宮澤は今作にも参加しているが、移籍組の中でもかなり強い影響力を及ぼしているのかな…という感じ。

3.特典映像「SKE48ファン握手会シュミレーション」
握手会に握手だけではない新たな何かを企画しようという事でメンバーが会議して議題に上がったものを行ってシュミレートしてみるという長尺分割バラエティ企画。最早当たり前のようにW松井ら主力メンバー(辞めすぎて今誰が主力なのかよく分からんけど)は不在。柴田とか大矢とか木本辺りは主力メンバーだとは思うんだけど、他は見たことのない若手らしきメンバーばかり。最初のフットベース企画は宮澤佐江の仕切りで進行するので他の移籍組に比べてもやはり宮澤が随分深く食い込んでるなぁ…と思った。キャリアと実績を考えればVIP様というのは分かるけど…。最初のフットベース企画は宮澤率いる体育会系メンバーと大矢率いるそれ以外のメンバーの身体能力に差がありすぎて初回から10点差、3回コールド(28対2)という全く面白くなく大幅カットのまま終了する。その後は別のメンバーが登場し、釣り企画ボーリング企画も。ファンとのボーリングってHKT48が実際にやってなかったか。握手会に代わる何かという企画自体は握手会自体のコストもスケジュールも例の事件の影響やそれ以前からの無理があり(遥か先の発売予定の予約をガンガンとる一方で数作前のシングル握手会を消化できていないとか)じわじわと綻びが生じているのはけっこう切迫した問題だと思うので、バラエティっぽく茶化している場合じゃないと思うんだけどどうもグダグダな内容だったなぁ…。

★★★☆☆

初動64.0万枚
サウンドスキャン初動4種合計8.9万枚(2位2.5万(初回A)、3位2.4万(初回B)、6位2.1万(初回C)、7位2.0万(初回D))
ミュージックカード商法が使える最後にその恩恵を最大限に生かしO社とそれに準ずるチャートのみで1位を獲得したが、サウンドスキャンやビルボードなど他チャートでは大概NMB48に次ぐ2位になっており、O社でさえも2週目以降はNMB48を下回ってしまった

コケティッシュ渋滞中 (初回生産限定) (Type-A) (CD+DVD)初回A コケティッシュ渋滞中 (初回生産限定) (Type-B) (CD+DVD)初回B  コケティッシュ渋滞中 (初回生産限定) (Type-C) (CD+DVD)初回C コケティッシュ渋滞中 (初回生産限定) (Type-D) (CD+DVD)初回D 
コケティッシュ渋滞中 (通常盤) (Type-A)通常A コケティッシュ渋滞中 (通常盤) (Type-F) (CD+DVD)通常B  コケティッシュ渋滞中 (通常盤) (Type-C)通常C コケティッシュ渋滞中 (通常盤) (Type-H) (CD+DVD)通常D コケティッシュ渋滞中 劇場盤劇場盤 

Don't look back! NMB48 2015/3/31 通常盤Type-A 初登場2位 売上53.2万枚
1.Don't look back!
歌唱メンバーは市川美織(元AKB48)、梅田彩佳(元AKB48)、太田夢莉、柏木由紀(AKB48)、加藤夕夏、門脇佳奈子、日下このみ、久代梨奈、小谷里歩、渋谷凪咲、上西恵、須藤凜々花、白間美瑠、谷川愛梨、西村愛華、藤江れいな(元AKB48)、村瀬紗英、矢倉楓子、薮下柊、山田菜々、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀
センターは卒業する山田菜々。ロックテイストの前向きナンバー。カッコいいことはカッコいいんだけどもう少しハードなアレンジにしてロックテイストなボーカリストが歌った方が良かったんじゃないかという気がどうしてもしてしまう。それこそ山本彩がギター弾きながら単独で歌った方が良かったような…。当初SKE48もこっちもイマイチに思えたけど今作に関しては段々耳に残ってきてけっこういいんじゃないかという印象に変わった。

通常盤Type-A,B,C,劇場盤のみ
2.卒業旅行
歌唱メンバーは沖田彩華、門脇佳奈子、川上礼奈、岸野里香、木下春奈、木下百花、小谷里歩、近藤里奈、上西恵、白間美瑠、山岸奈津美、山口夕輝、山田菜々、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀
他グループからの完全移籍/兼任メンバーを省いて純NMB48メンバーだけで構成した卒業ソング。今回のシングルはかなり山田菜々スペシャル的な内容になっているようで、表題曲ではセンター、Type-Bにはソロ曲が入っていて、さらに今作も山田の卒業を意識して山田らしきソロパートが目立つように配置されている。ただわりと卒業用バラードも量産体制に近い状況になっているので、いちいち感動したりしんみりしたりする感じでもなくなってきている。感情移入できるメンバー自身とそこで一緒に感動できるファン向け。

限定盤Type-A、通常盤Type-Aのみ
3.恋愛ペテン師/Team N
歌唱メンバーは明石奈津子、石田優美、太田夢莉、柏木由紀(AKB48)、加藤夕夏、岸野里香、河野早紀、古賀成美、小谷里歩、城恵理子、上西恵、須藤凛々花、西澤瑠莉奈、西村愛華、村重杏奈(HKT48)、室加奈子、山尾梨奈、山岸奈津美、山口夕輝、山本彩、吉田朱里
スカ風の歌謡ナンバー。いかにも難波的というかテンプレイメージの関西的な感じの楽曲。つーか今回48系ではおそらく初と思われる、Typeが同じでも限定と通常で曲違うとかややこしすぎて意味不明なんですけど!

DVD

以下通常盤Type-A,B,Cのみ
1.Don't look back!(ミュージックビデオ)
モノクロ映像から始まり、2番に突入すると部分的に色が付き始めて2番サビからカラーになるという仕掛けが施されたダンス主体のカッコいい系。全体的に画面が暗い上に大人数なのでセンターが誰かどころか「女の子が集団でかっこよく踊っている」という印象のみで個別のメンバーまではほとんど分からない。

2.Don't look back!(ミュージックビデオ ダンシングバージョン)
今作は本編の時点で既にダンスシーン主体だが、こっちは最初からカラーになっている。どっちみち画面が暗めなので印象は「女の子が集団でかっこよく踊っている」で変わらない。

以下通常盤Type-Aのみ
3.恋愛ペテン師(ミュージックビデオ)
表題曲に比べるとメンバーそれぞれの顔が判別しやすい。シンプルながらほとんど真顔なので大人っぽさが漂うちょっと異色な感じ。センターなので山本彩がかなり目立っている仕様だけど、No.2的に控えている柏木由紀のなんでここにいる感が未だに抜けないどころか、今作においては柏木だけ長身すぎてバランスが悪いようにすら見えてしまい違和感がさらに増してしまった。

4.青春のラップタイム(ミュージックビデオ)
1stシングルC/WのMVを今更制作。当然今のメンバーの序列と当時の序列が異なるが、まだ卒業していないのにポジションが下げられたとか呼ばれなかったというメンバーが出てしまい、撮影の時点でSNSでメンバーの不満の声が上がり、発売の遥か前にファンの間で問題になっていたらしい1作。ただ他グループからの兼任メンバーはきっちり全員外していたり、卒業生を出演させたりと純NMB48色に仕立てられている。陸上部を舞台にした学園青春ストーリーになっており、センターは山本だがここでも山田がフューチャーされている。髪の色がすごいことになっている木下らしきメンバーが全体にはいないのにサブリミナル的に登場していたり、明らかに後から別撮りで加えたっぽいメンバーも数名いるような感じが…。ザ・セーラー服なセーラー服姿といい、今作唯一の王道アイドルっぽい仕上がりはさわやかだけど、そろそろコスプレ感が漂っている気がしなくもない。

★★★☆☆

初動44.7万枚
サウンドスキャン初動6種合計12.6万枚(1位2.9万(限定A)、4位2.5万(限定B)、5位2.4万(限定C)、8位1.9万(通常A)、10位1.5万(通常C)、11位1.4万(通常B))
O社では大差だったが、サウンドスキャンやビルボードでは1位を獲得。さらにO社でも2週目以降はSKE48を上回った。また同時発売の影響なのか今回SKE48とNMB48を兼任しているメンバーはメインの所属グループのみに参加しており、兼任先には参加していない

Don't look back! (限定盤Type-A) (Amazon限定オリジナル特典なし)限定A Don't look back! (限定盤Type-B) (Amazon限定オリジナル特典なし)限定B  Don't look back! (限定盤Type-C) (Amazon限定オリジナル特典なし)限定C 

Don't look back! (通常盤Type-A) (Amazon限定オリジナル特典なし)通常A Don't look back! (通常盤Type-B) (Amazon限定オリジナル特典なし)通常B  Don't look back! (通常盤Type-C) (Amazon限定オリジナル特典なし)通常C Don't look back![劇場版]劇場盤 

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