2015年12月発売編

魔法以上が宿ってゆく 藍坊主 2015/12/10 初登場64位 売上0.12万枚
1.魔法以上が宿ってゆく
ストレートかつハッピーなラブソング。シリアスな曲が続いていたので、この明るさは新鮮。サビの追っかけコーラスみたいな盛り上がりとか、感謝と愛情がつづられた歌詞も熱い。タイトル通り魔法以上が宿っていくような素敵な1曲。

2.アメーバ
やや浮遊感のある不思議な雰囲気の曲。

3.月にダッシュする僕の重力
hozzy曲らしい世界観の曲。特に書くことは無いが期待通りのシングルだった。

★★★★☆

初動0.12万枚

魔法以上が宿ってゆく  

灯台 TUBE 2015/12/16 初登場9位 売上1.9万枚
1.灯台
シリアスなバラードナンバー。「プロポーズ」ほどの名曲は今年の様子から期待していなかったので、思っていたよりずっといい曲に感じられた。前田作詞のナンバーではここまで30周年っぽい雰囲気を出した曲は特になかったように思うけど今作は30周年の集大成のような歌詞にも感じられて深みもある。相変わらずファーストインパクトが超絶地味だったんだけど聞けば聞くほどじわじわ効いてくる。今年の4作の中では格段に名曲

2.Love In White
クリスマスという単語は出てこないが、クリスマス感漂うウィンターソング。けっこうワクワクするポップな曲調ながら淡々とし過ぎで盛り上がりに欠けるのは完全に今年の作風か…。結局、2015年はオリジナル曲の全編曲を鳥山雄司に一任してしまったけど円熟味出しすぎだったようにも思う。

3.Back To Good Days
C/Wは4人それぞれ制作&ボーカルということでトリはベース角野。2010年のアルバム『Surprise!』で突如単独ボーカル曲「風の街で」を発表しているがそれ以来のボーカル曲。作詞は時折していたけど作曲は89年以来だろうか。味わい深いフォークロック的なナンバーとなっていて、前作の松本ボーカルナンバー同様に30周年への想いを反映したような歌詞になっている。ボーカル自体は普通だけど素朴な感じがけっこういい。

今作では前3作のジャマイカ仮装したしーおいりょーじ氏が1曲ごとに出てくるライブ映像付DVD、ライブ音源追加収録の通常盤というフォーマットをぶち破って、グッズ付初回盤が2種用意される変則展開に。これによりCD収録曲は固定となったが新曲が1曲増え、当初の公約だったメンバー1人ずつのソロは3曲目となった。また初回B、通常盤のジャケットデザインは前3作を踏襲するものとなった。できれば最後まで統一してほしかった…(DVDがつかないと値引きが入らないのでむしろ割高感)

なお4作揃えた人用の応募特典も発表されたがまさかの抽選200名という狭き門の時計プレゼントという残念な仕様…。ここまで来るんだからもっと簡易なグッズ(ステッカーとか)を応募者全員プレゼントとかやってくれるのかと思ったけど、なんだかんだまだ2万前後はシングルが売れるTUBEにとっては4作連動というハードルでも全員プレゼントに至るレベルではないということか。

★★★★☆

初動1.7万枚

灯台(初回生産限定盤A)(クリスマスオーナメントセット付)初回盤A  灯台(初回生産限定盤B)(2016年卓上カレンダー付)初回盤B  灯台通常盤 

唇にBe My Baby AKB48 2015/12/10 Type-A,B,C,D 初登場1位 売上109.2万枚
1.唇にBe My Baby
歌唱メンバーは入山杏奈、柏木由紀、加藤玲奈、木アゆりあ(元SKE48)、北原里英(NGT48/元AKB48)、小嶋陽菜、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、峯岸みなみ、宮澤佐江(SKE48/SNH48/元AKB48)、宮脇咲良(HKT48)、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友
ド王道フォティフォティしたアイドルポップナンバー。あまりに普通すぎるけど王道でAKB48高橋みなみを終えようという事なんだろうこれで終わりじゃないぞい!もうちょびっとだけ続くんじゃ!。中間管理職化した高橋みなみに今更王道アイドルポップが似合わないという根本的なミスマッチ感がある気がしなくも無いし、いっそ「桜の花びらたち2015」とかやった方が1周回って良かったようにも思うけど、王道アイドルとして終わらせてあげたかったんだと思えばまあ…。

2.365日の紙飛行機
歌唱メンバーは入山杏奈、柏木由紀、加藤玲奈、木アゆりあ(元SKE48)、北原里英(NGT48/元AKB48)、小嶋陽菜、兒玉遥(HKT48)、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、宮脇咲良(HKT48)、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友、渡辺美優紀(NMB48)
表題曲から兒玉、渡辺美が追加され峯岸だけはじかれた選抜。一応山本彩はAKB48も兼任扱いになっているものの、NMB48の顔でありAKB48では初センターという扱い(兼任後のAKB48のチーム曲でほぼセンターだったこともあるけどな)。NHK朝ドラ「あさが来た」主題歌ということで朝ドラ視聴層にはすこぶる評判のいいミディアムバラードナンバー。普通にいい曲にしか思えなかったけど、AKB48とか分からない層が朝ドラを通して見ると名曲に聞こえるようで、早速うちの母がこの曲に馴染んでいた。基本的に前向きな言葉が並んでいるけど、人生を紙飛行機に例えるのは絶妙だと思う。紙飛行機なんてのは風任せであり、自分の意思に関係なくふいの強風で墜落することもあるわけで。歌詞ではそんなことは全く示唆されず、どう飛んだかが重要だの距離は関係ないだの言っているけど最早巨大化しすぎたAKB48は秋元康ですら自由な采配ができないと思われる状況の中で裏にそんな意思を込めていたのだとしたら深い。

以下Type-Aのみ
3.君を君を君を…(次世代選抜)
歌唱メンバーは大島涼花、大和田南那、岡田奈々、川本紗矢、小嶋真子、兒玉遥(HKT48)、込山榛香、坂口渚沙、高橋朱里、谷口めぐ、田野優花、西野未姫、向井地美音、武藤十夢、村山彩希、渡辺美優紀(NMB48)
現在のAKB48メンバーで若手とされる面々+「365日の紙飛行機」には入ったけど「唇にBe My Baby」には入れなかった兒玉、渡辺美が何故かねじ込まれている。この辺りは昔のアンダーガールズに近い扱いと思われる。井上ヨシマサ楽曲ということでこれだけ演奏クレジットがあるものの今回はほぼ打ち込みで、All Instruments表記+トランペットが生であることが明記されているだけの質素なクレジット。それでも音がしっかりしていて量産型とは少し異なるなかなかガッシリした印象の良曲。

4.やさしいplace(Team A)
歌唱メンバーは入山杏奈、岩田華怜、大家志津香、大和田南那、小笠原茉由(元NMB48)、小嶋菜月、小嶋陽菜、佐々木優佳里、島崎遥香、白間美瑠(NMB48)、高橋みなみ、田北香世子、谷口めぐ、中西智代梨(元HKT48)、中村麻里子、西山怜那、平田梨奈、前田亜美、宮崎美穂、宮脇咲良(HKT48)、山田菜々美、横山由依
またしても登場する佐々木裕が編曲だけでなく作曲も手掛けたシリアス系ダンスナンバー。ちょっとスリリングでカッコいい曲。

以下Type-Bのみ
3.マドンナの選択(れなっち総選挙選抜)
歌唱メンバーは入山杏奈、大島涼花、加藤玲奈、神志那結衣(HKT48)、佐藤すみれ(SKE48/元AKB48)、佐藤七海、島崎遥香、白間美瑠(NMB48)、田中菜津美(HKT48)、田野優花、前田亜美、松岡菜摘(HKT48)、向井地美音、村重杏奈(HKT48)、茂木忍、山本彩(NMB48)
かつて指原のシングルのバックダンサーに参加した「アンリレ」のうちの1人(他や入山と辞めた川栄)である加藤玲奈が自身の好みで勝手に選抜するというのをやっていたところ、プロデューサーの目に止まったということでそのまま実現。通常の選抜ではありえない不思議な選抜になっている。さわやかなアイドルポップナンバー。

4.お姉さんの独り言(Team K)
歌唱メンバーは相笠萌、阿部マリア、石田晴香、市川愛美、兒玉遥(HKT48)、篠崎彩奈、島田晴香、下口ひなな、鈴木まりや(SNH48/AKB48復帰)、高城亜樹(元JKT48/AKB48復帰)、田野優花、永尾まりや、中田ちさと、中野郁海、藤田奈那、松井珠理奈(SKE48)、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、茂木忍、山本彩(NMB48)、湯本亜美
兼任の先駆けだった松井珠理奈は自ら兼任終了を宣言し、SKE48一本で行くことを発表しているため、兼任メンバーとしてチーム曲へ参加するのはこれが最後となる…が、実質それだけになるものと思われる。どうせ選抜メンバーとしてAKB48の表題曲に参加し続け、アルバムでのソロやユニット参加も変わらず行われるだろうから、兼任解除=チーム名義の曲に参加しなくなる・じゃんけん大会が予備選からになる以外の意味を持たないっていう…。エレキギターが効いたロックテイストのポップナンバー。編曲を担当したあらケンという人が自身のサイトで編曲&ギターを担当したと宣言している事からクレジットは無いがギターも弾いている模様。煌びやかなシンセよりもギターが前に出ているので爽快さが前に出ている。

以下Type-Cのみ
3.あまのじゃくバッタ(Team 8)
歌唱メンバーは阿部芽唯、岩ア萌花、太田奈緒、大西桃香、岡部麟、小栗有以、小田えりな、北玲名、行天優莉奈、倉野尾成美、近藤萌恵里、坂口渚沙、佐藤朱、佐藤栞、佐藤七海、下尾みう、清水麻璃亜、下青木香鈴、高岡薫、橋彩音、谷優里、谷川聖、長久玲奈、中野郁海、永野芹佳、橋本陽菜、服部有菜、濱咲友菜、濱松里緒菜、早坂つむぎ、左伴彩佳、人見古都音、廣瀬なつき、福地礼奈、藤村菜月、本田仁美、宮里莉羅、舞木香純、谷口もか、山田菜々美、山本亜依、山本瑠香、横道侑里、横山結衣、吉川七瀬、吉田華恋、吉野未優
大量の楽曲が収録された中で明らかに異彩を放っている不気味ソング。呪文のようなメロディーが不気味すぎてインパクト絶大。奇をてらった1発芸的な作風だけど、これは好き嫌いに関係なくまとわりつく中毒性を持った48系今年最強(聞いた中では)のインパクトナンバー

4.金の羽根を持つ人よ(Team B)
歌唱メンバーは岩佐美咲、内山奈月、梅田綾乃、大島涼花、柏木由紀、加藤玲奈、木アゆりあ(元SKE48)、後藤萌咲、小林香菜、坂口渚沙、竹内美宥、達家真姫宝、田名部生来、福岡聖菜、矢吹奈子(HKT48)、横島亜衿、渡辺麻友、渡辺美優紀(NMB48)
青春パンク風のズダドダ鳴りまくる激しいロックナンバー。まあ編曲が野中“まさ”雄一なのでたぶんリズム隊は打ち込みでダイナミックさはあんまり無いけど…。

以下Type-Dのみ
3.背中言葉(高橋みなみ卒業ソング)
歌唱メンバーは入山杏奈、大和田南那、柏木由紀、加藤玲奈、木アゆりあ(元SKE48)、北原里英(NGT48/元AKB48)、小嶋陽菜、込山榛香、指原莉乃(HKT48/元AKB48)、島崎遥香、高橋朱里、高橋みなみ、松井珠理奈(SKE48)、峯岸みなみ、宮澤佐江(SKE48/SNH48/元AKB48)、宮脇咲良(HKT48)、向井地美音、山本彩(NMB48)、横山由依、渡辺麻友
恒例の卒業バラード。1番は高橋みなみの完全なソロ曲で、2番以降は送り出す側の人たちが歌い始めるという構成のため、歌詞も1番は高橋みなみ目線、2番はメンバー目線、大サビは有名な「努力は報われる」云々のくだりを掛け合いにしてメロディーに落とし込んでいる(みんな「努力は報われるの?」、高橋「私は信じている」みたいな)。たまにはなんか物凄いハイテンポな楽曲で駆け抜けるように去っていくみたいな卒業展開やってくれないかな?と思えるくらい卒業バラード

4.なんか、ちょっと、急に…(Team 4)
歌唱メンバーは飯野雅、伊豆田莉奈、岩立沙穂、大川莉央、大森美優、岡田彩花、岡田奈々、川本紗矢、北川綾巴(SKE48)、北澤早紀、小嶋真子、込山榛香、佐藤妃星、渋谷凪咲(NMB48)、高橋朱里、朝長美桜(HKT48)、西野未姫、野澤玲奈(元JKT48)、村山彩希
「夕陽を見ているか?」を筆頭に初期デフスター時代のAKB48の作曲を担当していた岡田実音が作曲、編曲はまたしても佐々木裕。初期テイストはあまりないけど、他の作家の量産型48系ナンバーの中でも埋もれないだけのワクワクする曲展開はかなり魅力的。今作の中ではインパクトと中毒性はバッタ一択だけどこれが1番好きかも。

DVD

1.唇にBe My Baby Music Video
冒頭が7,8分程度のドラマになっている久々のチョイ長尺作品。なんとほとんど20代のメンバーの中でまさかの無理やり学園モノ。陸上部の高橋みなみが学校を辞める事を宣言し、何故か剣道部の山本彩にその後を託して去っていって曲がスタート。高橋みなみからのメッセージを受け取った部員や他の部活のメンバーが新たな日々を送り始めるという感じで、現実の役割やポジションと置き換えたような演出が目立つ。総監督を受け継ぐ横山が全く出てこなくて山本に託してしまうのは何なのかと思ったけど、映画作ってる連中(指原峯岸、渡辺、柏木、北原が所属)が「総監督」役にスカウトする形で途中で登場し、最後は映画の撮影という設定でこれからを示す形にして「つづく」。設定がところどころ不自然でツギハギ感も漂う。さすがにもう生徒役をやらせるのは無理で出番を作るのが難しいからって小嶋陽菜を剣道無双させて最強キャラにした挙句に名前入りテロップで強調させて1発インパクトで出番を終わらせるのは苦肉の策だと思うけど、これをやられると山本彩の剣道部長としての貫禄が…。島崎遥香は体調不良の影響なのか、病弱で保健室で寝ているので単独シーンのみで、よく見るとダンスシーンにもいないように見えるが(峯岸もいない?)、高橋からのメッセージをもらった直後のシーンで不自然にダンス衣装での単独のリップシーンが連発されて印象付けされているのでずっと一緒にいるような感じに編集されている。「会いたかった」と同じ場所が出てきたり、冒頭の入山杏奈の台詞(当時の前田敦子と同じような借りたCDの返却について話している)、高橋みなみが使っているイヤホン(前田敦子と同じ)とか「会いたかった」やこの10年間へのオマージュは満載。最初に登場するのがSKE48(松井)とHKT48(宮脇)メンバーで、3番目にようやくAKB48メンバー(入山杏奈)が登場するとか、後を託すのがNMB48(山本彩)だったり、高橋が所属する陸上部メンバーとされる4人のメンツのうち半分しかAKB48ではない、そのうち1人は移籍してきた木崎なので生え抜きAKB48が加藤1人だけとか本格的にグループとしてやばいと思うし、純AKB48メンバーの大半は学生設定に難がある年齢に達していて残党感が漂うのも未来ある若手に託す感じがしない。これから先が本格的に大変そう。数々のAKB48のMVを監督してきた高橋栄樹もさすがに「10年桜」頃のあえて意味不明にして意味深な雰囲気を醸し出していたようなキレは無くなったかとも当初思ったけど、それ以前にこの状況をまとめるのだけでも大変そうなのでかなり頑張ったのかなと思う。

2.365日の紙飛行機 Music Video
曲に合ったさわやかな映像。山本彩を中心にして全員集合の歌唱シーン以外は2〜3名ずつ固定の組み合わせになっていて(山本だけ1人)忙しなくないので歌唱メンバーが誰なのかしっかり把握できる。2番以降は手話っぽい手ぶりも登場するが振付なのか手話なのか曖昧。また見た目が完全にJPN48

以下Type-Aのみ
3.君を君を君を…(次世代選抜) Music Video
AKB48のフレッシュな面々が並んだフレッシュな映像。しかし肝心のセンターが別グループ(HKTの児玉)だけど…。そして何故NMB48の渡辺美優紀(22)がここにいるんだろうか。さすがに浮く…。この2人は抜きにして純粋次世代選抜でやってほしかったなと。

4.やさしいplace(Team A) Music Video
クール系のMV。ソロカットで島崎遥香が多用される割にダンスシーンで姿が見えないのは参加してないで別撮りだからだろうか。

5.WORDS〜minami takahashi speaks words of wisdom〜
オーディションから現在に至るまでの高橋みなみのコメント、MC、スピーチをひたすら収録し、名言風の部分を強調してテロップ表示するという言葉に焦点を絞った高橋みなみのヒストリー映像。普通の少女だった高橋みなみが総監督としてたくましさを増していくと同時に重圧を背負っていくに至る変化が記録されているのは興味深いがいかんせん長すぎ。なんとこれだけで約2時間。とてもじゃないが見続けるのは至難で全面早送りしてしまった。

以下Type-Bのみ
3.マドンナの選択(れなっち総選挙選抜) Music Video
加藤玲奈が選んだメンバーということで、山本彩や島崎遥香がいる中で田中菜津美(HKT48)が堂々センター。この人170cm越えのかなり長身のようで並べるとバランスが…。他のメンバーがそれぞれ凝った衣装とシチュエーションのソロカットが用意されている中で、田中菜津美は1人だけ背景完全白バックという味気無さでいかにもAKBっぽいアイドル衣装姿で控えめに歌っているだけ、しかもセンターなので妙に多くそれが映されるというなんとも微妙な絵面に…。

4.お姉さんの独り言(Team K) Music Video
パジャマ系ポップな映像。NMB山本彩、SKE松井珠理奈、HKT児玉遥という各グループ最前メンバーを3人も兼任させていて、それに代わるほどの最前経験純メンバーがいないため(高城亜樹と峯岸みなみくらいしかA面曲への複数回選抜経験が無い上に2人とも近年は完全に道を開けろよ要員で退き気味で高城はこの後卒業を発表)、普通に考えれば山本・松井Wセンターの3番手児玉になってしまい、夢の競演ユニットみたいになってしまうけどここは向井地美音をセンターに置いて3人を脇に配置することでAKB48のTeam K名義の曲っぽくなっているギリギリ感が地味にスリリング。

5.PARTYのその先へ〜高橋みなみ 卒業直前インタビュー〜
文字通りの単独インタビュー映像。これだけでも25分もあり、延々語り続ける。これでも4種の中ではこれが1番短くて4種の中で唯一2層DVDにならずに済んでいるんだけどなんかもう少しまとめられなかったのかと…。

以下Type-Cのみ
3.あまのじゃくバッタ(Team 8) Music Video
都会のビル群を集団で行進していくという楽曲同様にシュールな内容。個人個人ではなくあくまで集団を形として見せる演出になっているけど人数が多いのでこの方がいいと思う。

4.金の羽根を持つ人よ(Team B) Music Video
時々出てくる海外設定のストーリーで、工場が今日限りで閉鎖と告げる外国人の老人に対して労働者のメンバーたちがなんか奮起して活気を取り戻して続けさせるというガテン系映像。終始夕陽が差しているようなオレンジがかった色調になっている。渡辺麻友と柏木由紀がセンターっぽかったがダンスシーンになると加藤玲奈と木アゆりあがセンターだった。

5.テラみな〜812テラバイトから厳選した高橋みなみ傑作集〜
これ以上何をまとめんの?というくらいさらに高橋みなみの過去映像を収録しまくった55分に及ぶ映像集。812テラバイトというのは映像の容量の事だと思われ、AKB48の現場は常にカメラ回していてドキュメント映画に使ったりしているらしいので素材は確かに膨大にあるんだろうけど…。これも即刻早送りでほとんど見る気がしなかった。しつこすぎ

以下Type-Dのみ
3.背中言葉(高橋みなみ卒業ソング) Music Video
過去映像(特典映像で今回散々収録されているのと同じような場面のもの)を挟みながら劇場を1人出て色々な物をロープで引っ張りながら去っていく高橋みなみと、同期のノースリーブス(小嶋・峯岸)から恐らくほぼ加入順に数名ずつその背中を押すか見守るだけ、やがてどんどんロープは増えて重くなって引きずるのもしんどくなってきたところで見送っていたメンバーたちがロープをそれぞれ取り、身軽になった高橋は解き放たれてウェディング化して宙へ浮上して光の彼方へ…では半ばやりすぎたと考えたのか最終カットは普通に劇場の舞台を降りて普通に袖へ去っていくというものになっている。確かにウェディング化は歴代有名卒業メンバーがけっこうやっているし、浮上して光の彼方へ…みたいなのもちょっとギャグみたいだし、飛んで去っていくのも扉の向こうへ去っていくのも既に誰かがやっている。背負うものが重くなりすぎた高橋が身軽になる演出とそれを分担して受け持つ残されたメンバーという構図、そして飛んでいくのでも扉の向こうでもなく舞台を降りていくというフツーな終わり方は逆に良かったと思う。

4.なんか、ちょっと、急に…(Team 4) Music Video
ショーウィンドウでドレスアップしてマネキン化しているメンバーを普通の一般人っぽい姿の同じメンバーたちが見て騒いでいるという何だかよく分からないけどポップ&ファッションな映像。一部メンバーはファッション過剰になってて普段とたぶん相当イメージかけ離れてるんじゃないかというような姿になっているのはイマイチ。

5.旅立つ君へ。〜高橋みなみへのAKB48グループメンバーお祝いコメント集〜
JPN48メンバー全員が研究生やデビュー前のNGT48、JKT48に移動した2人(近野と仲川)に至るまで(接点皆無の上海や卒業生、一時兼任していた乃木坂46生駒らはさすがに出ていない)お祝いコメントをする映像が延々垂れ流され続ける1時間50分にも及ぶ映像集。メンバーが衣装ではなく私服っぽいので普段の雰囲気と異なる(普通っぽい)のが唯一の見所だろうか。卒業祝いのコメントなんてのは卒業式でも数人程度、当事者であっても右から左へ突き抜けてしまうような代物で言ってることも大差ないのに、それが他人から他人へのお祝いコメントって。こんなところに収録しないで本人に直接DVD送ってやるものであり商品として流通させる映像ではないのでは…。今回の特典映像あまりにやりすぎ

★★★☆☆

初動90.5万枚

唇にBe My Baby Type A 通常盤Type-A  唇にBe My Baby Type B 通常盤Type-B  唇にBe My Baby Type C 通常盤Type-C  唇にBe My Baby Type D 通常盤Type-D  唇にBe My Baby (劇場盤)劇場盤 

未来 コブクロ 2015/12/16 初登場5位 売上6.5万枚
1.未来
いつものストバラ…といった感じのド王道なコブクロらしい曲。一応作曲は小渕と黒田の共作名義になっている、小渕がギターを担当せず2人揃ってボーカルのみに専念(エレキギターはサポートが弾いているがアコースティックギターは入れていない)、2番サビ(=終盤)までまともにドラムが入ってこない(2番になってからチキチキ徐々に鳴り始めるが本格的に入るのは2番サビから)、そのまま間奏大サビラストサビとかやったらいつも通り大作になるところを、2番サビからそのまま間奏なしでサビをもう1回やって終わるので5分ちょいで終わる…など随所にいつもとは違う試みが見られるのが特徴。ただ肝心の歌詞もメロディーもいつも以上という突き抜けた印象までは行かないし、名曲風なんだけど意外と印象に残りにくい。あの「桜」の10年後というジャケットにしてもこの曲で?という若干ピンと来ないところはある。

★★★☆☆

初動2.5万枚

未来  

大切な人/8分前の僕ら 藤巻亮太 2015/12/16 初登場42位 売上0.2万枚
1.大切な人
作詞が藤巻亮太、田中秀典、作編曲が飛内翔大、藤巻亮太、ストリングスアレンジを飛内翔大、藤巻亮太、徳澤青弦とかなり手の入ったクレジットになっているNIVEAのCMタイアップ。かなり大量に「守りた〜い♪」とCMで印象的にかかっていたのでソロになってからは最も大きく世に打って出た楽曲になったんじゃないかと思う。ただ確かにこのサビメロは1発で耳の残るインパクトはあるんだけど、全体にモヤモヤしており、ギターとピアノとストリングス以外はリズムは打ち込み(バンドっぽくはなっている)という構成だけにやや重苦しさと暗さを強く感じてしまう。

2.8分前の僕ら
こちらはシンプルに本人作詞作曲編曲。ストリングスは河野圭が手掛け、通常バンド編成+ストリングス(「大切な人」の半分の4人)という王道ミディアム。シンプルではあるけど「守りた〜い♪」のインパクトを越えるものがないのでどうしても地味な印象に…。

3.wonder call
本人のギター演奏以外は曽我淳一と共に打ち込みに傾倒したデジタル系ナンバー。今回もう少し自然体な曲が聞きたかったかも。

★★★☆☆

初動0.2万枚

大切な人/8分前の僕ら  

Wings Flap L'Arc〜en〜Ciel 2015/12/23 初登場2位 売上5.8万枚
1.Wings Flap
作詞:hyde、作曲:ken/hyde。14年8月の写真集とのセットシングル『EVERLASTING』は限定盤扱いだったせいか、公式やソニーでのカテゴリは「Single」欄だが、ほとんどのメディアは今作を「CHASE」以来4年ぶりのシングルとして紹介していた。今回も限定盤はアルバム価格だったりするんだけど通常盤が発売され普通に聞くことができる、というのは改めていい事だなと。近未来的なキーボードサウンドが印象的なので、キーボード系の新進気鋭のサウンドプロデューサーと組んだのかと思ったら完全セルフアレンジ。演奏者のクレジットもないのでメンバーの誰かがキーボードの部分も担当しているということか。あまり強いメロディーではないんだけど、00年代が始まった時に「NEO UNIVERSE」を聞いて新時代の幕開けを感じたあの時の新鮮な感覚を彷彿とさせる。久々だから味わえる不思議な高揚感を持った1曲だ。

2.HONEY-L'Acoustic version-
98年最大のヒット作のアコースティックリメイク。共同アレンジャーは前嶋康明でアコースティックピアノとプログラミングも担当。アレンジはラルクと前嶋の共同扱いだけどプロデュースはラルクではなくhydeと前嶋の共同扱い。アコースティックというかボサノバっぽい雰囲気になっていて、元がストレートなロックナンバーだっただけに妙にオシャレな雰囲気に。こうも変わるものか。

L'Arc〜en〜Cielは周年起点をインディーズやメジャーデビューではなく、結成の91年に置いていて、10周年までは特に掲げたりしていなかったが、06年を15周年、11年を20周年としてアニバーサリーを掲げた。そうなると2016年に25周年ということになるが、今作は来るニューアルバムへの序章なのか、はたまた単なる気まぐれなのか気になるところ。

★★★★☆

Wings Flap(完全生産限定盤)(Blu-ray Disc+PHOTOBOOK付)完全生産限定盤(Blu-ray+フォトブック付)  Wings Flap(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)初回盤Blu-ray付  Wings Flap通常盤 

右足エビデンス 藤田奈那 2015/12/23 初登場10位 売上1.5万枚
1.右足エビデンス
電子音全開のEDM系ダンスナンバー。48らしくないのでいつもと違う人に発注したのかと思ったらまたしても出てきたアレンジャー佐々木裕。ここ数年で一気に多用されるようになってきたようだけど、2015年AKB48の4作中3曲、SKE48、HKT48で1曲と48関連の表題曲を合計6曲も手掛けたのって快挙なのでは。そして全部作風が違うというのも地味に凄い。あまり好みの曲ではないが普通にカッコいい。

2.君は今までどこにいた?
歌唱メンバーはじゃんけん2〜16位の中西智代梨(元HKT48)、西野未姫、木アゆりあ(元SKE48)、佐藤妃星、飯野雅、横山由依、相笠萌、阿部芽唯、上西恵(NMB48)、横島亜衿、野村奈央、近藤萌恵里、小嶋菜月、渡辺美優紀(NMB48)、福岡聖菜
前年同様に2〜16位なので「藤田奈那」名義のシングルなのに藤田奈那は不参加。いつもの48系量産型アイドルポップナンバー。

DVD

1.右足エビデンス Music Video
サイバー感溢れるセットと夜の都会の中でしもべの男性バックダンサーを従えてひたすらきびきび踊りまくるという48系では滅多にないエイベックス辺りがやりそうな本格ダンス系っぽい映像。サビの一部ではしもべの男性ダンサー1人が四つん這いになり、その上に片足を乗っけるという女王様風な謎のパフォーマンスも。あだ名「なーな」らしいが到底そうは思えないようなケバケバしく大人っぽいメイクとスタイルも48っぽくないどころか「藤田奈那」で検索して出てくるAKB48のアー写とも別人のようだ。こっちが本来の持ち味なんだったら入るグループ間違えたのでは…。

2.君は今までどこにいた? Music Video
朝の情報番組にAKB48が出演して番組マスコットの着ぐるみプーコと一緒に歌を披露するという設定でスタート。しかしプーコは転倒し、頭が取れてしまい素顔が出てしまった状態でTVの前に出てしまった。気づかずに踊り続け、途中で気づいて逃走したプーコの中の人中西だったが、視聴者の間では着ぐるみの中の人がメチャメチャかわいかったと評判になり、最終的に素顔でAKB48と一緒にデビューすることになるといったストーリーが展開。センター(じゃんけん2位)の中西が着ぐるみ姿という斬新設定だがこれがかなり効果的。普通に踊っていたら普通に大勢いるかわいい子程度だったところが、着ぐるみの中の人といえばオッサンという固定観念を打ち破り、カワイイ女の子だったというギミックを仕込んだことでなんだか特別感が出てくる。去年2位だったのは小嶋陽菜で扱い方もちょっと変わっていたし、それ以前は単に優勝者の横にいる人でしかなかったので、じゃんけん2位がここまで得したのって史上初では。曲そのものよりMVが良くできた1作

3.AKB48グループ 裏じゃんけん大会2015
昨年と全く同じ収録フォーマットによる最弱を決める負け抜け大会。じゃんけん大会は総選挙と異なりAKB48を兼任していない限り、姉妹グループは各グループ内での予選を勝たないと本戦に出れないなど、AKB48に所属しているのがもはやデメリットばかりの中で(総選挙は全員平等に出れるし、AKB48の選抜はAKBを兼任してなくても入れるが姉妹グループの選抜にAKB48から入ることは無いため)AKB48所属であるメリットが残された唯一の大会となっている。しかしこの裏じゃんけん大会は、じゃんけん大会当日に初戦敗退したAKB48メンバーと、各グループ予選で初戦敗退してさらに負け続けた2名を事前に決めた後にじゃんけん大会当日に会場までこのためだけに連れてこられる姉妹グループメンバーというズレた状態からトーナメントが開催され、さらにAKB48メンバーはAKB48メンバー同士だけで準決勝まで、姉妹グループメンバーは姉妹グループメンバー同士だけで準決勝まで戦わせるため、トーナメント表が全く平等ではない。AKB48メンバーVS姉妹グループメンバーが決勝になる=必然的に優勝者はAKB48メンバーか姉妹グループメンバーのどちらかになるようにできていてかなり恣意的なものを感じる。ただ編集はかなりスパスパしていて40分近いもののスムーズに進行するのは見やすくてよかった。

★★★☆☆

初動1.2万枚

右足エビデンス(AKB48じゃんけんシングル)  

冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only モーニング娘。'15 2015/12/29 初登場1位 売上15.3万枚
1.冷たい風と片思い
編曲:大久保薫。エースとされていた鞘師が卒業を発表し最終シングル。'15名義のうちに卒業という事にする事情からか誰も発売しないド年末ギリギリ、'15名義ギリギリでのリリースはまたしても1曲1曲の影が薄くなる3A面…。元々ソロ曲のつもりだったらしいけどメインにするにあたり(今回はA,B,C3パターンとも曲順も固定でこの曲が1曲目固定)、全員歌唱になった模様。EDMでバリバリに押すのは終わったようで、今回は「時空を超え 宇宙を超え」を思わせるミディアムナンバー。アレンジは控えめになっていて音数が少ないんだけど、逆にこの落ち着いた感じがなかなか独特の雰囲気になっていて"区別がつく"曲になったように思う。

2.ENDLESS SKY
編曲:平田祥一郎。明るくさわやかで希望が見える前向きなナンバー。卒業展開をしっとりさせずに前向きなものとして捉えるような雰囲気。電子音がブイブイ言ってるのがちょっとうるさくてもう少しスッキリしたアレンジで聞きたかった。

3.One and Only
編曲:平田祥一郎。史上初の全英語詞ナンバー。音楽に一定以上の細かいこだわりを持つつんくが適当なカタカナ英語歌唱を認めるわけもなくかなり頑張ってもらったそうで結果かなりカッコいい楽曲になっている。非実在少女妄想系の歌詞が苦手である事が多いだけに全英語詞の方が案外いいかもしれない。

ビックリしたのが少し前に激やせしたはずの鈴木が超リバウンドで最大幅更新していた事と、鈴木のあまりのパンパン具合に埋もれているとはいえ卒業する鞘師もけっこう…。

★★★☆☆

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