ドラえもん/星野源

2018年2月28日
初登場1位 売上18.8万枚
初登場2位 売上23.1万DL

ドラえもん (通常盤)

初回盤はニセ明の特典映像やライブ映像を収録した「ViVi Video」DVD付。

配信では米津玄師が圧倒的DL枚数で連続1位を記録していたため2位止まりだった。




1.ドラえもん

映画『ドラえもん のび太の宝島』主題歌。原作者の藤子・F・不二雄が1996年に亡くなり、武田鉄矢が主題歌を退いてからはJ-POPの主題歌起用が増え、特にゆず、島谷ひとみ辺りからは子供たちへ向けたような通常よりも優しい曲、覚えやすい曲、親しみやすい曲、みんなで歌える曲など担当アーティスト各々が意識したような普段とはちょっと違う曲を主題歌として提供している印象があった。そんな中で未だかつて誰も挑んだ事の無いタイトル「ドラえもん」、内容もまさにそのままドラえもんそのものを歌うという直球すぎて逆に今更誰もやれなかったような(BUMPが「友達の唄」で映画のゲストキャラとのび太の心情にピッタリ寄せたとかはあったけど)大胆不敵なドラえもんソング。

前作がゆったりした曲だったので「SUN」や「恋」のようなもう少し勢いのある曲が聞きたいという世間の需要に応えつつも、ドラえもんへの愛情をとことん注ぎ込み、この前代未聞の直球勝負な楽曲に対して誰も文句を言えない、むしろお見事!と称賛の声を送りたくなるような、なかなか凄い曲だと思う。

一方でドドドドドド…の連発はともかくとして歴代の主題歌に比べて意外と覚えにくかったりもして(めっちゃキー低いので歌いやすいけど)あまり子供たち向けという感じではない。間奏の「ぼくドラえもん」の引用にしても、これ使ってたのは大山のぶ代時代のドラえもんであって、05年のリニューアル以降は主題歌として「ぼくドラえもん」は使用しておらず、現在の子供たちはこれが何の曲なのかはたぶんそんなに知らない。子供たちどころか、05年が既に13年も前であることを考えると再放送やレンタルで旧ドラを見てない限りは、20歳前後でもそろそろ「ぼくドラえもん」に馴染みが無い人たちも出てくる頃合いじゃないかと思う。そういう意味で今作は子供向けではなく、子供を連れてくる親世代向けの「ドラえもん」だとも思う。少子高齢化の進行が止まらない世を捉えた1曲かもしれない。
★★★★☆

2.ここにいないあなたへ

映画『ドラえもん のび太の宝島』挿入歌。昔の自分に主題歌のオファーをするという仮定で書かれたという今はやらなくなったという作風の曲。昔どんなだったか知らないが、率直にしんみり聞き入る事ができていいんだけど、これメインだとかなり地味なシンガーソングライターといった雰囲気でこのままだと玄人受けなままだっただろうなとなんとなく思った。
★★★☆☆

3.The Shower

今作で唯一ドラえもんと無関係の楽曲。全編ファルセットで歌い、女の子目線で歌詞が全部ひらがな。思春期の女の子をイメージしたとライナーに書いてあるがこれは思春期よりももっと幼い小学校低~中学年くらいなのでは…。
★★★☆☆

4.ドラえもんのうた(House Ver.)

「ぼくドラえもん」ではなく、79年春の放送開始から05年のリニューアルまで(79年秋~81年秋の間は「ぼくドラえもん」)長期間OP曲として使用されていた恐らくアラサー以上が真っ先に思い浮かべるドラえもんソング、あんなこといいなできたらいいな♪のあの曲を宅録でカバー。間奏では現ドラえもん(水田わさび)がおなじみの台詞を入れている。すっかり今のドラえもんの声も馴染んだなぁと思いつつちょっと待てよ…と。

お馴染みすぎて今もずっと使われているんじゃないかと錯覚してしまうが、この曲も使用されていたのは大山のぶ代時代で、05年のリニューアル以降は当初は女子十二楽坊によるインストを使っていたので、「ドラえもんのうた」で水田わさびが「はい!タケコプター」とか台詞言うってこれかなりレアなのでは…。
★★★☆☆

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