SmappiesU

No タイトル 作詞 作曲 編曲 原曲・備考
1 THEME OF SMAPPIES U(Rhapsody in Blue)   George Gershwin Chokkaku&Rob Mounsey クラシックのカバー
2 SLAVE OF GROOVE(気になる)   岩田雅之 岩田雅之 8thアルバム『SMAP 008 TACOMAX』収録曲
3 PERFECT(DUO) Rune Miyamoto 岩田雅之 岩田雅之 11thアルバム『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』収録曲
4 MOONLIGHT(月に背いて)   Chokkaku 長岡成貢 2ndベストアルバム『WOOL』収録曲
5 FEELING OF BEGINNING Rune Miyamoto Gen Taneichi Takatomo Nozawa&
Atsushi"SUSHI"Kosugi
新曲
6 THEME OF 012   Chokkaku Chokkaku 11thアルバム『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』収録曲
7 EAO Maucha Adnet 庄野賢一 庄野賢一 8thアルバム『SMAP 008 TACOMAX』収録曲
8 TRUTH IS JUST FACING YOU(たいせつ)   小森田実 Rob McConnell 28thシングル
9 RATHER THAN HEARING YOUR VOICE(声を聞くよりも) Rune Miyamoto 岩田雅之 岩田雅之 8thアルバム『SMAP 008 TACOMAX』収録曲
10 TROUBLE   ZAKI Atsushi"SUSHI"Kosugi&
Takatomo Nozawa
11thアルバム『SMAP 012 VIVA AMIGOS!』収録曲

リリースデータ

1999年6月23日 初登場66位 売上0.8万枚 ビクター

Smappies2ndアルバム。SMAP本人不参加のインスト作品第1弾。メインの演奏メンバー(今作ではSmappies 4 Rhythmの基本メンバーとされている)であるドラムのOmar Hakim、ベースのWill Lee、キーボードのPhilippe Saisse、ギターのHiram Bullockを筆頭に前作同様に多数の海外ミュージシャンが参加している。今回はSMAP以外の曲も2曲収録され、そのうちの「FEELING OF BEGINNING」はオリジナル曲。前作に比べて売上は不振で、さらにSMAPの制作陣がこの年から一新された事もあり、海外ミュージシャン起用路線も終了。このためSmappiesとしては最後の作品となった(SMAP本体への参加は98年まで)。ただし2010年の19thアルバム『We are SMAP!』にはOmar HakimやWill Leeが1度だけ再集結し、2曲参加した。参加ミュージシャンの中にはこの時点で既に高齢だった事もあり、既に故人となっている人もいる。

今回は古い曲は無く、Smappiesが起用されていた時期からの選曲のみとなっている。オリジナルのSMAP音源では打ち込みだった「たいせつ」や「Trouble」などが新アレンジで収録され、全く別の曲のように生まれ変わっているところは前作同様に面白い。個人的に今作の方が元から馴染みのあった曲が多かったので前作より楽しめた。前作よりコーラスを生かしていたりして、やや質感も異なる。ただ相変わらず選曲が渋い。Smappies化していない「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」「セロリ」といったセールス的に7,80万と最も高アベレージだった時期のシングルが並んでいた時期だけにこれらをSmappies化した音源も聞いてみたかった。既にSmappies化されて11thアルバムに収録された「Peace!」も改めてインストで聞いてみたかったし…。プロデューサーから根本的に制作陣を一新してしまったので仕方なかったとはいえ、これで終わってしまったのは本当に残念だ。もっとSmappiesで色々な曲を聞きたかった。それでもジャズとかよく分からなかったのにその面白さに気づかせてくれたSmappiesにはやはり感謝したいなと、そんな素晴らしい演奏をありがとう

B00001ZUDJ

印象度★★★★☆

戻る