Delicious〜Complete Best〜

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 LolitA☆Strawberry in summer BOUNCEBACK BOUNCEBACK ats- 1stシングル 最高23位 売上2.3万枚
2 Love★Raspberry Juice BOUNCEBACK BOUNCEBACK ats- 2ndシングル 最高28位 売上1.0万枚
3 Love like candy floss rom△ntic high BOUNCEBACK ats- 3rdシングル 最高26位 売上1.0万枚
4 Grow into shinin' stars rom△ntic high monk ats- 4thシングル 最高19位 売上0.8万枚
5 Never ending story(EXTENDED MIX) rom△ntic high 松井寛 松井寛 4thシングル3曲A面2曲目(カット)
6 暑中見舞い申し上げます 喜多條忠 佐瀬寿一 松井寛 4thシングル3曲A面3曲目 キャンディーズのカバー
7 Sky rom△ntic high monk monk 5thシングル 最高37位 売上0.5万枚
8 countdown rom△ntic high 笹本安詞 笹本安詞 6thシングル 最高48位 売上0.4万枚
9 oursong〜別れの詩〜 rom△ntic high 長瀬弘樹 ats- 6thシングル両A面曲
10 ミエナイツバサ rom△ntic high ats- ats- 7thシングル 最高39位 売上0.4万枚
11 Earthship〜宇宙船地球号〜 rom△ntic high Greenwich Fields Greenwich Fields 8thシングル 最高42位 売上0.4万枚
12 on the way〜約束の場所へ〜 rom△ntic high Greenwich Fields Greenwich Fields 9thシングル 最高62位 売上0.2万枚
13 Bitter sweets rom△ntic high 松井寛 松井寛 10thシングル 最高44位 売上0.3万枚
14 Color of tears Kenn Kato Greenwich Fields Greenwich Fields+
monk+Yas Kitajima
11thシングル 最高60位 売上0.3万枚

Chorus Arrangement:Yas Kitajima(1〜15)

リリースデータ

2006年8月2日 初登場234位 売上0.08万枚 Sound Produced by Yas Kitajima avex trax

メンバー

柏木亜季子(12以外)
吉村綾花(12以外)
竹輪春奈
瀧本美織
岩崎舞

SweetSラストベストアルバム。『avex audition 2002』合格者のうち5名で結成され03年にデビュー。ミニアルバム2枚を経て初のフルアルバム『5 elementS』をリリースした05年秋に柏木亜季子、吉村綾花が高校受験のために活動を休止し、続くシングル「on the way〜約束の場所へ〜」は3人でのリリースとなっていた。06年3月に2人が復帰して「Bitter sweets」をリリースするも同時に解散を発表し、6月にラストシングル「Color of tears」をリリース。正式な解散ライブという形ではなくシングルのリリースイベントを持って解散となった。今作は解散から2ヶ月ほど経過してリリースされた。全シングルA面楽曲を網羅「on the way〜約束の場所へ〜」以降の3曲はアルバム初収録となったものの、『5 elementS』も半ベスト的内容で1st〜8thシングルまでが収録されたばかりだったためか、今作は初の100位圏外にして最低売上を大幅更新してしまった。解散発表から解散までのイベント等の活動を追ったドキュメント『Graduation[Documentary]』を収録したDVD付とCDのみの2種発売。

2010年に朝ドラ主演に抜擢されて女優としてブレイクした瀧本美織が10代前半(小中学生)の頃に在籍していたグループ、と2010年以降は形容が変わった感があるが、デビュー当時は小中学生のローティーングループだった。3人時代が終了して増員してからのdreamと年末に企画作品をリリースしていたので、グループ名だけは記憶にあったが、楽曲もいつ解散したかも知らなかった。東京女子流と一部スタッフが被っていた縁なのか、東京女子流が「Love like candy floss」と「LolitA☆Strawberry in summer」をカバーして改めてその存在を把握し、同時期に瀧本美織が女優として知名度を上げたので改めて関心を持ち聞いてみた。

女子流ではメインアレンジャーの松井寛も参加しているが、楽曲面であまり女子流との共通点は無い。女子流からの流れで聞くと「Love like candy floss」と「LolitA☆Strawberry in summer」の原曲って随分軽〜いアレンジだなぁ…と感じるが、これは女子流バージョンが凝りすぎているだけだろう。リズムの響きが妙に軽めで、必要以上に電子音が鳴りまくることもない…というPerfumeやAKB48が売れてからの傾向とは真逆でかなり軽く聞こえる。ただこのややクールで軽めのバックトラックというのは00年代前半の流行りだったし、増員して明らかに楽曲に力を入れてもらえなくなった当時のdreamよりはちゃんと制作チームを固めてきちっとこだわって作っている感じはする。

デビュー当初が小中学生ゆえあまり子供っぽい印象を持たれたくないということなのか、いかにもな子供っぽさやアイドルっぽさが漂うのは回避している。特にBOUNCEBACKが歌詞まで担当した初期楽曲はSPEED初期にも似た危うさが…。さすがに危うすぎたせいかrom△ntic high=Kenn Katoが歌詞を担当するようになると健全路線になるが、一定以上はアイドルっぽくならず、明るい曲でもかわいいよりはさわやかなラインを堅持。楽曲はそれなりに充実しているけど、わりと横一線でこれ!という代表曲になりそうな曲もどうもあまりないようにも感じた。柏木、吉村が高校1年、3人は中3と解散時点でもかなり若かっただけにグループとしての成長が面白くなってくるのはむしろここからだったと思う。固定されていた制作チームもメンバーも悔いが残る中での解散だったんだろうなとは思うけど、03〜06年って時代が悪かったからなぁ…。

B000G5S6RIDVD付  B000G5S6RSCDのみ 

印象度★★★☆☆

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