この声

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
序曲   高橋優 高橋優 「蛍」へ繋がるインスト
高橋優 高橋優 高橋優、浅田信一  
誰がために鐘は鳴る 高橋優 高橋優 浅田信一 4thシングル 最高20位 売上0.7万枚
雑踏の片隅で 高橋優 高橋優 高橋優、浅田信一  
気ままラブソング 高橋優 高橋優 浅田信一  
あなたとだから歩める道 高橋優 高橋優 浅田信一  
卒業 高橋優 高橋優 浅田信一 6thシングル 最高9位 売上1.1万枚
この声 高橋優 高橋優 浅田信一  
一人暮らし 高橋優 高橋優 浅田信一  
10 誰もいない台所 高橋優 高橋優 浅田信一 5thシングル 最高14位 売上0.8万枚
11 高橋優 高橋優 高橋優、浅田信一  
12 絶頂は今 高橋優 高橋優 高橋優、浅田信一  
13 セピア 高橋優 高橋優 十川ともじ  

Strings Arranged by 十川ともじ(3,7)、後藤勇一郎(10)

リリースデータ

2012年3月14日 初登場9位 初動1.4万枚、売上1.9万枚 Produced by 箭内道彦
Sound Produced by 浅田信一
ワーナー

高橋優2ndアルバム。前作以降の3シングルを収録。初回盤にはドキュメンタリー2011"卒業"とシングル3曲のPVを収録したDVD付。「セピア」は発売後の4月から放送される深夜ドラマ「たぶらかし-代行女優業・マキ-」主題歌に起用されている。

前作は概ね好印象だったがその後の3シングルが飽和ストリングスによるミディアム系で、変化に乏しく、早くも多大なるマンネリ感が漂い始めており、正直今作には期待していなかった。だが蓋を開けてみればそもそもストリングス使用がシングル3曲とピアノ+ストリングス編成の「セピア」の合計4曲のみ。基本はバンドサウンドを中心としたシンプルなサウンド構成で、まくしたてるような勢い溢れる曲や、何でも無い日常を歌った曲、さらっと聞けるアコースティック系がアルバムの中核を成している。ストリングス使用の4曲を随所に配置することで飽和感も薄れ、全体のバランスも非常に良い。リアルタイムシンガーソングライターという肩書は正直前作や今作収録のシングルの段階までイマイチよく分からなかったが、アルバム曲における感情剥き出しのボーカルや本当に思ったことをそのまま並べているような文字数の多い歌詞は、シングルA面曲よりも生活感があって、高橋優の本来の持ち味はこういう方向なんだなと感じた。要するにシングルのようにストリングスで壮大に歌い上げる曲もあくまで一面だし、世の中に対して切り込んでみたり、かと思いきやLOVE&PEACEを歌ったり、身近な生活を歌ったり、どれも高橋優なのである。強い主張は無いけどそういう意味では確かにリアルタイムシンガーソングライターという肩書をつけたのも頷ける。そうなってくると何故シングルA面に限って1stの段階から同じようなストリングスを盛り込んだミディアムばかり出すのか?という謎が残る。ストリングス入れればとりあえず「売れ線」だからということにしても、アルバム曲やC/Wと完全にセパレートしてしまっているので、明らかに何かおかしい。特にシングルが気に入った人はシングルと違って全体的にはけっこう泥臭いのでアルバム聞いたらガッカリしかねないし、シングルの時点で同じような曲ばかりに感じてそもそもアルバムまで聞いてもらえないなんてこともあるだろう。内容的には前作以上に良くなっているにも関わらず、売上が伸び悩んでしまったのは、広く聞かれるシングルの選択があまりに一面的すぎたのが致命的だったのではないだろうか。

この声(初回限定盤) 初回盤DVD付   この声(通常盤) 通常盤 

印象度★★★★☆

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