四重奏

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 20-twenty- 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM 31stシングルC/W
2 All of Everything 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM 30thシングル両A面曲
3 What I want feat.MCU 宮沢和史、
MCU
宮沢和史、
MCU
THE BOOM  
4 オロカモノの歌 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM  
5 ふたりのもの 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM  
6 数え切れない人の中で 宮沢和史 宮沢和史 亀田誠治  
7 風をなぞるように 宮沢和史 宮沢和史 斉藤哲也  
8 夢から醒めて 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM 30thシングル 最高44位 売上0.2万枚
9 My Sweet Home 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM 31stシングル 最高59位 売上0.2万枚
10 First Love Song 宮沢和史 宮沢和史 THE BOOM  

リリースデータ

2009年10月7日 初登場27位 売上0.7万枚 Produced by THE BOOM
6 Produced by 亀田誠治
FIVE D plus(エイベックス)

メンバー

Vocals,Programming 宮沢和史
Guitars 小林孝至
Bass 山川浩正
Drums 栃木孝夫

THE BOOM12thアルバム。04年以来5年ぶりのアルバム。05年のツアーを最後に活動を休止していたが、09年デビュー20周年を機に活動を再開。東芝EMIからエイベックス内に設立したレーベルFIVE D plusへ移籍した。先行シングル2枚に収録されていた4曲は全て収録されている。「島唄」を始めとした初期の作品4曲の最新ライブ映像を収録したDVD付も発売されている。

THE BOOMというと沖縄やワールドミュージックのイメージが強かったが今作はデビュー20周年記念という意味合いもあるためか、非常にシンプルなバンド編成のアルバムとなっている。久々にバンド名義の楽曲が大半を占めた落ち着いたバンドサウンドによるミディアム〜バラードの曲が中心となっており、3曲目でMCUを招いてラップを取り入れたり、要所要所で外部アレンジャーを起用したりしているものの、全体的な印象は大きく変わらない。一言で言えば派手さの全く無い実に地味な作品ではある。個人的にシングル曲の地味ながら暖かく味わい深い空気にはまってアルバムにも手を出してみたのだが、予想通りに安定した落ち着いた作風で地味ではあるがこの地味さが気に入った。たまにはこういう風に落ち着いたアルバムもいいものである。

というのが09年当時の感想。初めて聞いたオリジナルアルバムが今作だったので上記のような感想だったが、これ以前のオリジナルアルバムからたどって聞いてみると今作は直近の作品よりもさらにバンド感が戻っていて、4人組バンドとしての原点回帰的な作品だったようにも思えてきた。まあ一括クレジットなので1曲ごとにどうなのかは分からないが、相変わらずギターはサポート表記があるものの、ドラムは伊藤直樹のクレジットがパーカッションとリズムアレンジというものに変わり少なくともドラム演奏は栃木さんがちゃんとやっているようだ。

B002JR03Q8DVD付  B002JR03QICDのみ

印象度★★★★☆

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