4th JAPAN TOUR 2014 CONCERT*04〜野音 Again〜

No タイトル 備考
1   オープニング
2 ヒマワリと星屑 4thシングル
3 頑張って いつだって 信じてる 3rdシングル
14thシングルType-AのみC/Wの2013ver.
4 W.M.A.D 8thシングル両A面曲
5 Liar 8thシングル
6 Don't Be Cruel 7thシングルType-C,DのみC/W、2ndアルバム『Limited addiction』収録曲
7   MC
8 おんなじキモチ 2ndシングル
9 大切な言葉 10thシングル両A面曲
10 ちいさな奇跡 14thシングル
11   MC
12 それでいいじゃん 3rdアルバム『約束』収録曲
13 ふたりきり 3rdアルバム『約束』収録曲
14 ずっと 忘れない。 4thアルバム『Killing Me Softly』収録曲
15   MC
16 十字架〜映画「学校の怪談-呪いの言霊-」Ver.〜 16thシングル この曲のみカラオケ
17   MC
18 キラリ☆ 1stシングル
19 孤独の果て〜月が泣いている〜 1stアルバム『鼓動の秘密』収録曲
20 Rock you! 9thシングル
21   MC
22 pain 4thアルバム『Killing Me Softly』収録曲
23 Limited addiction 7thシングル
1番はオリジナル、2番以降はシングルType-DのみC/WのUnlimited addiction Mirrorball Royal Mix
24 運命 12thシングル
25 鼓動の秘密 6thシングル(カット)
26   MC
27 約束 3rdアルバム『約束』収録曲
28   本編終了&アンコール
29 Attack Hyper Beat POP 1stアルバム『鼓動の秘密』収録曲
30   MC
31 Killing Me Softly 4thアルバム『Killing Me Softly』収録曲
32   MC
CONCERT*04〜野音 Again〜 Making Movie 当日の舞台裏&後日個別インタビュー映像(42分)

DVD盤は本編までがDISC-1、アンコール2曲とメイキングがDISC-2

Blu-ray盤のみDISC-2
4th JAPAN TOUR 2014〜Royal Mirrorball Discotheque〜DOCUMENT

リリースデータ

2014年10月22日 音楽Blu-rayチャート初登場9位(総合30位圏外)
音楽DVDチャート初登場27位(総合50位圏外)
売上0.13万枚
売上0.04万枚
avex trax

メンバー

小西彩乃
山邊未夢
新井ひとみ
中江友梨
庄司芽生

東京女子流5thライブ映像作品。Blu-ray、DVDでの発売。2014年6月15日日比谷大音楽堂で行われたライブの模様を全曲収録。このライブは4th JAPAN TOUR 2014の最終日という扱いであると同時に11年10月の銀河劇場、11年12月の中野サンプラザ、12年5月の日比谷野音(1回目)に続く"CONCERT"の4つ目という扱い(2回の武道館はカテゴライズされていない)。4thツアー本編はリミックス音源を使用したRoyal Mirrorball Discothequeと題された内容であり、生バンドである今作とは内容が全く異なる。前年の武道館では女性バンドがバックバンドを担当したが、今回はCDでも全面的にギターを担当している土方隆行バンドに戻っている。ただしこれまで土方参加時は共にキーボードとして参加していたアレンジャーの松井寛は不参加(Music Producerとしてクレジットはされている)。また「十字架」のみバンドが参加せずカラオケとなっている。Blu-ray盤のみDISC-2として「4th JAPAN TOUR 2014〜Royal Mirrorball Discotheque〜」本編のドキュメント映像が収録されている。DVD盤も2枚組だがこれはライブ本編を収録時間の都合上2枚に分割しただけとなっている。初回特典はイベント用のシリアルコードやCONCERTの05,06となる12月のライブの先行予約となっており、ランダム写真等の封入特典はない(写真ブックレットはある)。

2年ぶりの野音となったが、今回の野音の最大のトピックはやはり小西彩乃の復活だろう。高音が裏返るようになり、特に初期楽曲ではバリバリ高音を張り上げるソロパートが多数あったことから、前回の武道館では中江友梨にパートを明け渡したり、特に小西がガンガン高音で歌い上げる「Limited addiction」をセットリストから外したりしていたが、今回は自分のパートを取り戻し、「Limited addiction」もセットリストに復活した。不調前のようなバリバリ全開ではなく、やや抑えた感じにはなったものの、ほとんど裏返らずに復活を印象付けるパフォーマンスを見せており、「Limited addiction」もそうだけど、1曲目の「ヒマワリと星屑」で小西が自分のパートを難なく歌った際は映像でも歓声が一際大きくなったのが分かる。

選曲自体は今回もベスト選曲で既に過去の映像作品で何度も見て聞いてきた曲ばかりだけど、メンバーが意見をこれまでよりも出した影響なのか、終盤に出てくることが多かった曲が序盤で出てしまったり、MCで区切るブロックごとに比較的同系統の楽曲を固めたりと工夫がみられる。前年の失敗を糧にしてベストなパフォーマンスを見せようという姿勢でもって5人全員の調子が良く感じられ、武道館以上に強く復活を印象付けられた。上昇気流の中にあった2年前の野音でのガムシャラさはあれはあれであの時しか出せない輝きだったし、大人になっていく女子流としては前年に比べれば再び進化を始めたと思えるいい状態にはなっていると思う。パフォーマンスもそうだけどMCがだいぶ良くなった。まだまだゴチャゴチャなところはあるけど、リーダーでなくなったことで自由になったのか山邊未夢の自由っぷりがリーダー時代よりもむしろ頼もしい感じでMCをグイグイ引っ張っているのが印象的だ。

Blu-ray盤の「4th JAPAN TOUR 2014〜Royal Mirrorball Discotheque〜DOCUMENT」はツアー本編のドキュメント。前作に付属した3rdツアーのドキュメントに近い構成だけど、今回はもっと平和的というか厳しい側面ではなく、順調にツアーが進行している明るい状況になっている。このツアーは7ヵ所を回ったツアーだったんだけど、どういうわけか3本目の東京公演からの内容になっていて、1本目2本目の名古屋、大阪は完全カットされてしまっている。またライブ映像自体もダイジェスト的に各地の模様が収録されているんだけど、メイキング用のカメラをライブ会場の片隅から音調整もせずにそのまま回しました的な感じで音割れ全開。ゲイン絞るとかそのくらいはやればいいのにカメラの設定を知らない素人なスタッフがメイキングカメラ回していたんだろうか…。またトラック自体は7分割されているもののメニュー画面がないなど、64分もあるからまあいいけど、ちょっと作りが雑になった気がしなくもない。前作が3枚組で税抜き10000円、今回が税抜き9500円と考えると500円下がっただけにしてはグレードダウン幅でかくないか?という気もする。

B00MXV8D3UBlu-ray  B00MXV8CD6DVD 

印象度★★★★☆

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