Type-B DISC-3 HARDBOILED NIGHT(Blu-ray)

No タイトル 備考
第1夜「The Narrows 天使と罪の街」
1   タイトルバック
2 "STORY1-1"  
3 Count Three 1st7インチシングル、1stベスト『キラリ☆』Type-Bのみ収録曲 松井寛のカバー
4 "STORY1-2"  
5 Killing Me Softry 4thアルバム『Killing Me Softry』収録曲
6 "STORY1-3"  
7 GAME 2nd7インチシングル、17thシングルC/W
第2夜「The Big Sleep 大いなる眠り」
8 "STORY2-1"  
9 ディスコード 11thシングル『ROAD TO BUDOKAN 2012〜Bad Flower〜』Type-A,CのみC/W
10 "STORY2-2"  
11 existence 3rd7インチシングル、1stベスト『キラリ☆』Type-Bのみ収録曲
12 "STORY2-3"  
第3夜「Devil in a Blue Dress 青いドレスの女」
13 "STORY3-1"  
14 pale blue nocture 4th7インチシングル、1stベスト『キラリ☆』Type-Bのみ収録曲
15 "STORY3-2"  
16 十字架〜映画「学校の怪談-呪いの言霊-Ver.〜 16thシングル
17 "STORY3-3"  
18 Love like candy floss 5thシングル SweetSのカバー
19 "STORY3-4"  
第4夜「Farewall,My Lovely さらば愛しき女よ」
20 "STORY4-1"  
21 Liar 8thシングル
22 "STORY4-2"  
23 Limited addiction-Unlimited addiction Mirrorball Royal Mix- 7thシングルType-DのみC/W
24 "STORY4-3"  
第5夜「Promised Land 約束の地」
25 "STORY5-1"  
26 Say long goodbye 5th7インチシングル、17thシングル
27 "STORY5-2"  
28   タイトルバック
29 A New Departure 6th7インチシングル、17thシングルC/W

Type-BのBlu-rayは2014年7月〜11月まで赤坂BLITZで5ヵ月連続で行われたHARDBOILED NIGHT公演の模様を収録。これはドラマパートの上映とライブを交互に行う企画公演で、新曲も毎回発表されていた。これら新曲は7インチシングル(アナログ盤)としてその都度リリースされ、最後の5作目、6作目のみシングルCDとして12月に発売されていたが、Type-BのCDとして一挙CD化された。DVDでの発売はされておらずBlu-rayのみ

え〜と…ナニコレ…?HARDBOILED NIGHTと称されたこの謎の公演、ハードボイルド風なストーリーが連続ドラマとして展開し、その合間にその時のストーリーになんとな〜く合わせた感じの楽曲が披露されるというものだが、かなり無理がある。というのも役柄がひとみが探偵(男)、芽生が歌姫、彩乃がバー店主、友梨がボディガード(男)、未夢がマフィア(男)と、3人が男役。台詞回しもハードボイルド的にキザったらしい普段使わないような言い回しばかりなので、もう不自然な棒っぷりがどうにもならず。しかしあくまでストーリーが大マジなので笑うことも突っ込むことも許されないという…。むしろ徹底した滑稽さを楽しんでくれってことなのだろうか…。全台詞がテロップ表示されるので何とかストーリーが追えるというレベル。そのストーリーもハードボイルドなのでハードボイルドな結末で意味不明。中盤少しは盛り上がっていたのにこのオチはあんまりすぎ。しかも連続で5夜分見てもナニコレって感じなのに前のを確実に忘れているであろう1ヵ月おきにこれをやったというのが凄い…。あとオチの未夢だけはさすがにツッコミたい。あの巻き添えっぷりはギャグとして高度すぎる。

ライブパートもシックな感じ。かなり歌が安定して聞こえるしパフォーマンスのレベルは一時期に比べてかなり良くなっているように思うけど何故か音量が絞られているし、ちょっと暗めなので全体に地味な印象。ていうか歌の安定っぷりが逆に不自然な領域に達してないかこれ(修正してる?)。

アーティスト宣言とやらをする前の段階の試行錯誤の1つとしてのハードボイルド展開で、カワイイではなくカッコいいというのを打ち出したかったのだろうか。逆にセーラー服と機関銃とかスケバン刑事とか今思うと完全にトンでいるとしか思えないような80年代的な発想に近い究極のアイドルモノっていう感じもする。いくらなんでもこれはちょっと滑稽すぎるし、何がしたかったのか分からない。

印象度★★★☆☆

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