SUMMER CITY

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Surfer Girl 前田亘輝 前田亘輝 TUBE・明石昌夫  
2 Hey! Baby 前田亘輝 春畑道哉 TUBE・明石昌夫  
3 Summer City 前田亘輝 前田亘輝 和泉一弥 9thシングル 最高12位 売上11.3万枚
4 ウワサのCrazy Boys 前田亘輝 春畑道哉 TUBE  
5 心までSunshine 前田亘輝 前田亘輝 TUBE  
6 Secret Love 前田亘輝 春畑道哉 春畑道哉・明石昌夫  
7 Paradise 前田亘輝 春畑道哉 中村哲  
8 週末Only You 前田亘輝 松本玲二 中村哲  
9 Let's Jump 前田亘輝 春畑道哉 春畑道哉・明石昌夫  
10 Melody(君のために…) 前田亘輝 角野秀行 TUBE・明石昌夫  

リリースデータ

1989年6月21日
1991年7月1日(SRCL再発)
2003年7月2日(AICL再発)
初登場6位 売上20.0万枚 Sound Prodced by TUBE
Produced by 長戸大幸
ソニー

メンバー

ボーカル 前田亘輝
ギター 春畑道哉
ベース 角野秀行
ドラムス 松本玲二

TUBE9thアルバム。前作から半年ぶり。1年間活動休止になっていた角野が復帰し、20日前のシングル「SUMMER CITY」を先行シングルとして発売された。今作より全曲がメンバー自作となった。ただし編曲ではまだアレンジャーの手を借りているほか、次回作以降ほぼ固定される春畑の単独作曲に限らず、他のメンバー3人も作曲をしている。「SUMMER CITY」はトップ10入りを逃したものの今作はトップ10入り。前々作にはやや及ばなかったが前作を越えるヒットを記録した。今作以降のオリジナルアルバム発売は07年以外夏で固定される。91年にSRCL品番で一斉再発、03年にはAICL品番で一斉再発されているが、音源は全てそのままでリマスター等はされていない。今回入手したのは89年盤。

全曲自作についに移行したという事でメンバーにとっても思い出深い1作らしく、後のインタビューでも今作がデビュー作だとかこれまでは修業期間でアイドルバンドだったけどここからアーティストデビューしたともコメントしている。同時に前田は「織田ワールドのTUBE版」だったともコメントしており、当時ヒット曲として知られていた「シーズン・イン・ザ・サン」「SUMMER DREAM」「Beach Time」のさわやかサマーポップ路線をメンバーだけで再構築したようなアルバム。ギラギラした真夏の熱さは皆無で、徹底的にさわやか王道を貫いたようなポップなアルバムになっている。作家の手を借りなくてもメンバーだけでやれるぞ!というのを存分に示した作品だとは思うけど、後に残した「織田ワールドのTUBE版」の言葉の通り、それ以下では無いんだけど、それ以上でも無い。メンバーも「シーズン・イン・ザ・サン」「SUMMER DREAM」「Beach Time」を越えなきゃいけない事に危機感を持っていたようなので、この時点では新しい方向性を開拓してそこを突破しようという段階まではまだ達していなかったんだと思う。それゆえ終始さわやか良メロポップスが並んでいて好印象なんだけど案外どれも同じように聞こえたりもする。ベスト盤を挟んで「作詞:前田亘輝、作曲:春畑道哉、編曲:TUBE」の体制を確立して自立していくのが翌90年以降。偶然にもこれが80年代最後のオリジナルアルバム。80年代と90年代への架け橋的な1作だ。

サマーシティ03年盤  Summer City89年盤 

印象度★★★☆☆

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