CARPE DIEM

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Open Your Heart   前嶋康明   Instrumental
2 CARPE DIEM〜今、この瞬間を生きる〜 おちまさと 熊田晃典 大八木弘雄 3rdシングル 最高30位 売上0.9万枚
3 北風と太陽 おちまさと 渡辺未来 家原正樹 2ndシングル 最高5位 売上15.3万枚
4 逃げ水〜Like a road mirage〜 おちまさと Motoko Harada 米光亮
Motoko Harada
1stシングルC/W
5 LOST Generation おちまさと 泉川そら 吉俣良 1stシングル 最高53位 売上1.0万枚
6 Another “Myself” おちまさと Motoko Harada Watari  
7 裸の王様 おちまさと 大八木弘雄 大八木弘雄 3rdシングルC/W
8 2880316〜地球最後の日の皆様へ〜 おちまさと Watari Watari 2ndシングルC/W
9 Christmas Card おちまさと 大八木弘雄 大八木弘雄  
10 鬼灯 おちまさと 渡辺未来 渡辺未来  
11 I will never forget.〜もうひとつの理由〜 おちまさと 泉川そら 吉俣良 3rdシングルC/W(LESS MUSIC VERSION) 歌入りVer.初収録
12 And Just Open Your Heart   前嶋康明   Instrumental

リリースデータ

2002年12月11日 初登場11位 売上4.1万枚 Total Produced by おちまさと DefSTAR RECRDS

メンバー

ユキ
ユウコ
ヒトミ

YeLLOW Generation1stアルバム。02年6月にデビュー。3シングルから5曲と「I will never forget.〜もうひとつの理由〜」はC/WのLESS MUSIC VERSIONは朗読のみでメロディーが無かったが今作では歌入りで収録された。おちまさとによるプロデュースでTOKYO FMのラジオ番組「ロストジェネレーション」の詩の朗読コーナーをきっかけに結成。「ロストジェネレーション」は5〜9月まで日テレのTV番組へと移行してデビュー前後の時期を取り上げていた。Whiteberry、ZONEをロングヒット&ブレイクに導いた夏のTBS昼ドラ13時30分〜14時枠の『ドレミソラ』主題歌「北風と太陽」が一気にトップ10ヒットを記録。しかし続く「CARPE DIEM〜今、この瞬間を生きる〜」では元の売上に戻ってしまっていた。今作はギリギリでトップ10入りを逃すも全作品通して『北風と太陽』に続く2番目の売上となる。

帯には「全曲詞先言葉責め」と書いてあり、放送作家のおちまさとプロデュースによる詞に重点を置いたグループというのが特徴だった。おちまさとの俺が俺がアピールが激しく、歌詞のない2曲のクレジット欄にはConcept,Titleでおちまさとの名をクレジットして、歌詞が無くても関わっている事を猛烈にアピールし、当然トータルプロデュースとしてトップクレジットがおちまさと、しかしよく見るとこれらクレジット欄には3人のメンバー表記がないという…。表記し忘れたのだろうか。写真の歌っている3人誰なんだよ…状態であった。

恋愛よりも生きることを歌った詞が多め。心に刺さりそうな核心を突いた風な言葉も散見されるもののどうも意味深、思わせぶりに切り込んでおいて投げっぱなしというか、文字通り言葉責めしているので疲れるだけでリラックスできる部分が無い。シリアスに若者の心の闇に切り込んで共感を呼べればいいと思っていたのかもしれないが、おちまさとの名前が前に出過ぎていて肝心の歌い手3人の意志が全く見えず、単なるおちまさとのメッセンジャーと化してしまっているのも気になるところ。気合の入ったプロデュースワークで厳選された良いメロディーを集めただけあって良曲は並んでいるのだが(ただ1つの歌詞に何十曲も集めて選んだとか豪語していた割に軒並み1人2曲採用されているので実際にはそんなに発注してないのではないか)コンセプトに溺れてしまった感はある。また前半でシングル放出、後半はC/Wとアルバム曲なのであからさまに後半に勢いが落ちて長さを感じてしまう。

率直に放送作家から作詞家プロデューサーとして成功した前例である第2の秋元康になろうとしてよりコンセプチュアルな方向性で音楽プロデュースに本格進出した感じではあるが頭でっかちになってしまったかなぁ…というのが正直なところ。この時期の秋元康は野猿も撤収して音楽方面のプロデュースはAKB48までトップ10級で当たるようなプロデュースは途絶えているような時期だったのでこのまま大御所化していってもおかしくなく、次の世代が取って代われたかもしれないタイミングではあった。同時期にTOKIOや中島美嘉での作詞も数曲集中的に手掛けていた事から割とその気もあったのかもしれないが、どうも長続きしなかった。見切り発車で始めて走りながら固めるので修正が容易な秋元康のプロデュースワークとはその点が真逆だったのかもしれない。ここまで最初からガチガチに固めると軌道修正しにくく、やりたい事は早期にやり尽くしてしまって発展させられなくなるというか…。

あと詞を大事にしている割にはブックレットの歌詞が何故か極小フォントで読み難いのは何故なのか。

B00007ELNX

印象度★★★☆☆

当時の感想を2022.8.23修正

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