Cowgirl Dreamin'

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ありのままを抱きしめて 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆  
2 Cowgirl Blues 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆  
3 告白 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆 30thシングル 最高10位 売上8.0万枚
4 Moonlight Legend 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆 30thシングルC/W
5 別れのビギン 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆  
6 忘れかけたあなたへのメリークリスマス 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆 29thシングルC/W
7 Midnight Train 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆  
8 最後の嘘 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆 29thシングル 最高4位 売上30.7万枚
9 Called Game 松任谷由実 松任谷由実 松任谷正隆  
10 まちぶせ 荒井由実 荒井由実 松任谷正隆 28thシングル 最高5位 売上37.2万枚
三木聖子への提供曲(76年) セルフカバー

Horn Arrangement:松任谷正隆,Jerry Hey(3)
Strings Arrangement:松任谷正隆,David Campbell(5,6,7,8)

リリースデータ

1997年2月28日
2013年10月2日(廉価再発)
初登場1位
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売上78.9万枚
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Produced by 松任谷正隆 東芝EMI
EMI RECORDS

松任谷由実28thアルバム。毎年恒例だった年末(11月下旬〜12月上旬)にライブ盤『Yumi Arai The Concert with old Friends』をリリースしたため、オリジナルアルバムの発売が2月にずれ込んだ。前作以降の3シングルに収録された全曲を収録。「まちぶせ」は荒井由実時代の提供曲のセルフカバーのため作詞作曲も荒井由実名義で、シングルリリースの際のアーティスト名も荒井由実名義で統一されていた。1ヵ月前の先行シングル「告白」がいきなりトップ10ギリギリ、10万割れと急速に売上を落とす中で今作も1位こそ獲得したものの一気にミリオン割れとなった。

93〜94年の3連続ミリオンから95年の「輪舞曲」でいきなり半分になり、96年にはさらに半分の30万程度まで落ち込み、先行シングルとはいえ10万割れという出すたびに買う人が激減していっていた時期になるが、「まちぶせ」「最後の嘘」まではそれでもヒット曲としての記憶があったが「告白」はシングルヒット曲としての記憶が全く無かった。プロレスの入場曲みたいなパッパーラ音が駆使されているのがトホホすぎる楽曲だが、同時期に同じくプロレスの入場曲みたいなイントロのEvery Little Thing「Dear my friend」が大ヒットになって時代の最先端として受け入れられた事を考えると老いたなぁ…とも思えてくる。

今作では演奏陣(特にギタリストは何人も)を海外から大量起用したり、中島みゆきが以前から起用していたDavid Campbellを起用して生のストリングスを導入したりと、ブックレット最終ページには演奏メンバーの顔写真が総勢21名分も並んでいて、サポートミュージシャンを大量に動員しているのが特徴。ただその割にはそんなに厚みのある音に仕上げていないようでけっこうこざっぱりしている。序盤にユーミンにしてはロックっぽいテイストを前面に出していたりと、果敢に新たなチャレンジをしている部分も含めて意欲作ではあると思うんだけど…。どうも売れなくなってきて迷走しているとも捉えられなくもないし…というか一気にトレンドでなくなったし、迷走していると大半のリスナーに思われたからこそこの数年で一気に売上がガタ落ちしたってことなんだろうか。序盤のロック的アプローチはいいんだけど中盤の煮え切らなさと、いつになく先行でシングルを3作も切ってC/Wまで全曲投入して新曲半分というところに若干の物足りなさが残る。

あと作品内容よりもジャケットのセンスが時代に置いて行かれたのを猛烈に象徴しているような…。97年は中学1年生になり(2月はまだ小学6年生だったけど)CDを徐々に買うようになっていった時期でようやくリアルタイムな音楽シーンの記憶がある時期なんだけど、97年当時でこのジャケットは古すぎる

カゥガール・ドリーミン/松任谷由実    Cowgirl Dreamin' 2013年再発盤 

印象度★★★☆☆

2016.3.1更新

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