ゆずスマイル

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 イッツ・ア・スマイルワールド     オルゴールのインストゥルメンタル
2 スマイル 北川悠仁 北川悠仁  
3 夏色 北川悠仁 北川悠仁 1stシングル 最高17位 売上27.0万枚
4 スマイル音頭 北川悠仁 北川悠仁  
5 日曜日の午後 岩沢厚治 岩沢厚治  
6 またあえる日まで アドベンチャー
キャンプの
子供達&北川悠仁
北川悠仁 14thシングル 最高2位 売上14.8万枚 新録音
7 ほほえみ     口笛メインのインストゥルメンタル

Brass Arranged by 山本拓夫(2,5)

リリースデータ

2003年7月30日 初登場1位 売上18.1万枚 A&R Producer稲葉晃士
Produced by 寺岡呼人&ゆず
セーニャ・アンド・カンパニー(TOY'S FACTORY)

メンバー

Vocal,Acoustic Guitar,Tambourine,Keyboards,和太鼓,口笛 北川悠仁
Vocal,Acoustic Guitar,Harp 岩沢厚治

ゆず4thアルバム。限定生産。『スミレ』から4ヵ月でのリリース。先行シングルは無く、OP/EDのインスト2曲、新曲3曲、「またあえる日まで」は新録音1stシングル「夏色」はそのまま収録。ブックレットはイラスト+ゆずの2人のみ実写の絵本のようなストーリーが掲載され、歌詞カードには通常よりも巨大な文字で全ての漢字にフリガナが振られている。限定枚数は不明だが、1位こそ獲得したものの、売上は『スミレ』の半分以下となった。

『ドラえもん』タイアップだった「またあえる日まで」を発展させ、スマイルをテーマにして親子(子供)向けに特化したようなかなりシンプルで明るく分かりやすい楽曲が並んだ企画作品。夏休みに子供たちがみんなで合唱して楽しむのを前提にしたようないわゆる"キャンプファイヤーソング"が並んでいる。今作でのゆずは「歌のおにいさん」的な存在だ。

ただ今作に関してはかなり北川1人でコンセプトを主導していたようにも感じられる。北川が書いた曲は『トビラ』までで見せていた暗黒面はどこへやら既存の「夏色」以外は歌詞も笑顔で世界平和というでっかいテーマを小難しい事や大人の事情、強い主張も全部すっ飛ばして無邪気に子供向け視点で書いているのに対して今作唯一の岩沢曲「日曜日の午後」は曲調はともかくとして普通にラブソングで子供向けは全く意識した形跡が無い。そもそもこれだけあんまりスマイルでも無い。たまたまシンプルな曲のノリが流れに沿うから入れた程度な感じ。「夏色」が何故そのまま収録されているのかも若干謎だが、これは夏の曲だったのとノリの良さで入れたんだろうか。

総じて当時のメインリスナー層である10代20代の若者は若干置いてけぼりにしたところもあるが、当時幼い子供がいた層や「ドラえもん」でゆずを知った新規リスナーには届きやすいアルバムだったと思う。メンバー自身が父親世代になっていった10年後くらいに出した方がメインのリスナー層でも子供を持つ人が増えていてドンピシャだったような気もするけど「歌のおにいさん」的な雰囲気は20代半ばだった当時だったから出せた空気だっただろうし…。ゆずの歴史の中でも何気に他に無い珍しいコンセプトの作品かも。

ゆずスマイル  

印象度★★★☆☆

2016.5.15更新

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