2010年 アルバム編
ポイントは投票者の1位～5位までに、6ポイント～2ポイント。
6位以下、次点等含め、記載していただいた残りの作品は全て1ポイント。
さらに同率ポイントの場合は実際の投票者数が多い方を上にしています。
ポイントも人数も同じ場合は同順位、順不同で並べています。
2009年とルールは全く同じです。
| 順位 | タイトル/歌手名 | ポイント | 人数 |
| 1位 | SENSE/Mr.Children | 93 | 22 |
| 2位 | 放課後ティータイムII/放課後ティータイム | 82 | 22 |
| 3位 | GLAY/GLAY | 74 | 19 |
| 4位 | とげまる/スピッツ | 66 | 18 |
| 5位 | COSMONAUT/BUMP OF CHICKEN | 49 | 13 |
| 6位 | いきものばかり～メンバーズBESTセレクション～/いきものがかり | 46 | 15 |
| 7位 | ハジマリノウタ/いきものがかり | 40 | 11 |
| 8位 | infinite synthesis/fripSide | 29 | 8 |
| 9位 | ∠TRIGGER/ポルノグラフィティ | 29 | 7 |
| 10位 | IMPACT EXCITER/水樹奈々 | 28 | 8 |
| 11位 | Hadou/稲葉浩志 | 24 | 10 |
| 12位 | THE BEST BANG!!/福山雅治 | 22 | 9 |
| 13位 | Keep The Beats!/Girls Dead Monster | 20 | 7 |
| 14位 | Still a sigure virgin?/凛として時雨 | 20 | 4 |
| 15位 | 神曲たち/AKB48 | 19 | 11 |
| 16位 | amp-reflection/school food punishment | 18 | 5 |
| 17位 | kikUUiki/サカナクション | 17 | 5 |
| 18位 | マジックディスク / ASIAN KUNG-FU GENERATION | 16 | 7 |
| 19位 | Past<Future / 安室奈美恵 | 16 | 4 |
| 20位 | MUSIC/フジファブリック うれしくって抱きあうよ/YUKI |
15 | 5 |
| 22位 | クロール/DEEN Every Best Single ～COMPLETE～/Every Little Thing |
14 | 5 |
| 24位 | to LOVE/西野カナ | 13 | 5 |
| 25位 | 12/ASKA | 13 | 3 |
| 26位 | 花鳥風月/レミオロメン | 12 | 6 |
| 27位 | parallel univese/GARNET
CROW HOILIDAYS IN THE SUN / YUI |
12 | 4 |
| 29位 | LAST SCENE/愛内里菜 | 12 | 3 |
| 30位 | MAXIMIZER～Decade of Evolution～/JAM Project | 12 | 2 |
| 31位 | 僕の見ている風景/嵐 | 11 | 4 |
| 32位 | 友達を殺してまで。/神聖かまってちゃん | 11 | 3 |
| 33位 | THE BEST History of
GARNET CROW at the crest... / GARNET CROW What's flumpool!?/flumpool |
11 | 2 |
| 35位 | FUTURE KISS/倉木麻衣 シンクロニシティーン/相対性理論 |
10 | 4 |
| 37位 | BLACKOUT / the brilliant green | 10 | 3 |
| 38位 | 音楽の世界へようこそ/川本真琴 feat.TIGAR FAKE FUR | 10 | 2 |
| 39位 | TIME FLIES...1994-2009/OASIS | 9 | 3 |
| 40位 | ミズカネ/藍坊主 | 9 | 2 |
| 41位 | TEMPTATION BOX/SCANDAL | 8 | 4 |
| 42位 | OVER THE BORDER/ステレオポニー Music is My Life/福原美穂 |
8 | 3 |
| 44位 | Documentary/秦基博 | 8 | 2 |
| 45位 | LAST / UVERworld | 8 | 2 |
| 46位 | We are SMAP!/SMAP | 7 | 3 |
| 47位 | わたしのかけらたち/植村花菜 みんな死ね/神聖かまってちゃん |
7 | 2 |
| 49位 | 悪魔のささやき～そして、心に火を灯す旅～/エレファントカシマシ | 6 | 3 |
| 50位 | Last Attraction/SURFACE Request/JUJU Revolutionary/9mm Parabellum Bullet AYA KAMIKI Greatest Best / 上木彩矢 |
6 | 2 |
| 54位 | SPARK/moumoon Family Record/People In The Box READY?/V6 AB DEST!? TOUR!? 2010 SUPPORTED BY HUDSON×GReeeeN LIVE!? DeeeeS!? / GReeeeN JUBILEE/Versailles Go/Jonsi The Monster/LADY GAGA JAPON/175R 水深200メートルから見た光/スパンクル |
6 | 1 |
| 63位 | everywhere/坂本真綾 | 5 | 4 |
| 64位 | ZOLTANK/オーラルヴァンパイア 君の知らない君の歌/ASKA LIVE@Sapporo Kitara/sleepy.ac The Die Is Cast/Fat Prop 君の知らない君の歌/ASKA 魔力/井上陽水 andymori/andymori 放課後ティータイム/放課後ティータイム WHAT'S MY NAME?/雅－MIYAVI－ Nicheシンドローム/ONE OK ROCK Marchen/Sound Horizon RESURRECTION/Galneryus 素生/松本素生 |
5 | 1 |
| 77位 | LEGENDS/T-BOLAN スポーツ/東京事変 |
4 | 3 |
| 79位 | "B"ORDERLESS/氷室京介 Best Collection～Complete Best～/My Little Lover ファンファーレと熱狂/andymori |
4 | 2 |
| 82位 | BON JOVI/グレイテスト・ヒッツ Nothing lasts forever/coldrain マニフェスト/RHYMESTER あらゆるものの真ん中で/森山直太朗 ナクナイ/たむらぱん プリズム/acari 真夜中の動物園/中島みゆき World end Happy end/ウラニーノ ふりぃ/阿部真央 がんばリーヨ！/T-pistonz+KMC オールタイム・ベスト/辛島美登里 わかんね/神聖かまってちゃん THE FROZEN TEARS OF ANGELS/Rhapsody OF FIRE Sing All Love/茅原実里 Reservoir/Fanfarlo MAGICAL CIRCUS/のあのわ 殺シノ調ベ This is NOT Greatest Hits |
4 | 1 |
| 99位 | SINGLE COLLECTION VOL.2/宇多田ヒカル ポっぷ / 阿部真央 |
3 | 3 |
| 101位 | MONKEY MAJIK BEST～10 Years&Forever～/MONKEY MAJIK 沿志奏逢3/Bank Band ALMA/ACIDMAN We are Buono!/Buono! |
3 | 2 |
| 105位 | Aria/CRACK NUTS Rock'n'Roll Circus/浜崎あゆみ BUOYANCY/キリンジ 少年少女 / 中村中 SEVEN IDIOTS/world's end girlfriend 2nd BEST/Hi-Fi CAMP THE LAST A.I./AI THERE'S NO TURNING BACK/THE BAWDIES GENOM EMOTION/宇宙戦隊NOIZ Christmas Non-Stop Carol/VA I love you/中島愛 ABINGDON ROAD/abingdon boys school オックス・コンプリート・コレクション/オックス |
3 | 1 |
| 118位 | SET LIST ～グレイテストソングス～ 完全盤/AKB48 THIS LIFE/doa Razzle Dazzle/BUCK-TICK 5years/木村カエラ QUADRINITY ～MEMBER'S BEST SELECTIONS～ / L'Arc～en～Ciel |
2 | 2 |
| 123位 | Neo SOUND BEST/UVERworld THE.../JUNSU/JEJUNG/YUCHUN MICROCOSM / FLOW GOLD/JASMINE COLORS/愛内里菜 ACROSS THE MINDSET/S.R.S Lamp&Stool/HARCO View/Spangle call Lilli line 新世界創造記・前編/WEAVER 東京ブルー/渡 watary GAIAIII -Atlantia-/Mago de Oz GTBT/Chicago Poodle mind touch/栗林みな実 Animal/KE$HA 新世界 -Neo Universe-/THE ALFEE |
2 | 1 |
| 138位 | 長いので別ページへ | 1 | 1 |
楽曲編とは違い、こちらは投票数の増加で上位のレベルもさらに上昇。初の90ポイント台、20人越えを達成している。当然トップ10ボーダーも投票作品数も増加している。なおアルバムでは唯一3年連続トップ10入りしていたB'zのリリースが無かったので、4年連続トップ10入りしたアーティストはいなくなった。
1位SENSE/Mｒ.Children
08年以来2度目の1位獲得。前回以上にぶっちぎっての1位となり、4回開催して初の2度の1位獲得。08年同様に12月発売ながら圧倒的で、改めて期待の高さ、そんなみんなの期待に応えた内容の充実ぶりが分かるような結果である。リリースが無かった09年以外3回とも圧倒的な票を集めており（07年はBUMPに及ばず2位だった）、本当に無敵の存在となっている。2位放課後ティータイム/放課後ティータイムⅡ
楽曲でも猛威を振るった放課後ティータイムがアルバムでも大爆発。投票人数では1位タイ、大接戦を繰り広げた。終盤はミスチル追い抜くんじゃないかと思ったほどだ。昨年は23位(11ポイント6人)に入っていたが、楽曲にも表れていたように2010年になって一気にファンが増加したようである。3位GLAY/GLAY
楽曲では1位を獲得したのに続きアルバムでも好評。07年の前作オリジナルで8位に入っており、08年は何も出さなかったが、09年にはベスト盤2枚が8位9位に同時に入るなど、トップ10入りは3回目(4作目)だが、ここまで勢いを見せたのはこれまでになかったことである。シングルにしてもアルバムにしても売上自体は下がっているのだが、『Precious』だけでなく、アルバム自体もここ数年なかったほどの高い満足度だったようだ。2010年最も評判が復調したのはGLAYだったと言っていいだろう。4位とげまる/スピッツ
07年に4位に入って以来の新作。楽曲では23位が最高だったが、アルバムでは最上位争いに最後まで加わるほど大健闘。楽曲というよりアルバム単位で良かったとする人が多く、シングルを切らなかったミスチルと傾向的には同じである。売上的にはかなり地味な存在になっているが、満足度は変わらず高いようだ。5位COSMONAUT/BUMP OF CHICKEN
投票開始直前にリリースされたのが影響したのか、最上位争いには届かなかった。07年の前作時は同じく投票開始直前リリースにも関わらず勢いを見せて1位を獲得していた。相変わらず高い満足度ではあるが、楽曲部門同様に07年の頃ほどの勢いは無くなってきているのかな？とも感じる結果である。あと投票者数が増えても支持者が増えていないというところもあるようだ。6位いきものばかり～メンバーズBESTセレクション～/いきものがかり
7位ハジマリノウタ/いきものがかり
ベスト盤と昨年12月23日発売のオリジナルアルバムが並んで2作同時トップ10入り。07年の第1回1stアルバムリリース時から実はアルバムでの人気は高く、07年7位、08年8位、09年は惜しむも12位となっていた。「ハジマリノウタ」に関しては09年にも19位14ポイント3人でランクインしている。このまま足すと年間5位のポイント数になる。ベスト盤の方は新たなファンを取り込むような形になっているようでさらに上を行く結果になっているが、ベストだけでなくオリジナルも同水準でポイントは入ってくる辺りは確かな人気をつかんでいると見ていいのかもしれない。8位infinite synthesis/fripSide
ボーカルが2期になってメジャーに来てからは実質1stアルバムという事で初のランクイン。09年は楽曲部門で6位になるなど、高い人気を見せていたが今年は楽曲部門では35位で、ポイントも人数も09年を下回っていた。しかしそれらが収録されたアルバムの満足度は高かったようだ。発売は投票開始直前の12月だったが、発売時に掲示板で感想を語りあうスレッドも立って盛り上がっていたくらいなので(なおアルバムはその影響で借りてみたが、その時点で俺自身はシングルも借りてすらいなかった）、ここに来ている人の間でもなかなか注目度が高かったようだ。9位∠TRIGGER/ポルノグラフィティ
今年のトップ10で最も意外だったのが今作だ。初のトップ10入り。07年の前作はランクインしておらず(楽曲編では7位に入ってこれが唯一トップ10入り）、08年はベストでさえも2枚同時のうち1枚が31位に入っただけ、09年はリリースが無かった。今年の楽曲でも36位が最高とさほど高い位置には入っていなかったので、まさかアルバムでトップ10まで入ってくるとは思わなかった。しかもこれだけのレベルの高さの中でである。正直なところ満足度以前に、近年はほとんど固定ファンのみで広くは聞かれてすらいないんじゃないかというほどで、楽曲部門でもせいぜい3人が入れるという感じだった。それだけに今回オリジナルアルバムで突然これだけのポイントが集まったということはGLAYほどではないにしても、かなりの復調といえる。10位IMPACT EXCITER/水樹奈々
人数ではポルノを1人上回ったがポイント数で及ばず。09年は5位(39ポイント12人)に入り、大躍進を見せたが今年は勢いが落ち着いて前年を下回ってしまった。今作もいいんだけど前作の方が…という人も多かったのだろうか。更なる広がりというわけには行かなかったようだ。11位Hadou/稲葉浩志
09年はB'zとしてぶっちぎりの1位だったが、ソロでは楽曲同様にトップ10には届かなかった。今回上位陣は楽曲よりアルバムが上回る結果になっているが、今作は楽曲の『Okay』とほぼ同じようなポイントや人数となっており、一定の支持があったという感じ。12位THE BEST BANG!!/福山雅治
20周年のベスト盤がランクイン。09年のオリジナルアルバムでは12位(20ポイント6人)となっていて2年連続の12位。ポイント、人数はやや増えている。13位Keep The Beats!/Girls Dead Monster
アニメ『Angel Beats!』劇中バンドのアルバム。ポイントは高いが、楽曲の最高である『Little Braver』同様に人数が7人。放課後ティータイムと並ぶほどのヒットは記録していたがここまで差がつくとは思わなかった。レンタル禁止なので買うしかない、この制約が間口を狭めていた可能性はあるのではないだろうか。14位Still a sigure virgin?/凛として時雨
4人という投票人数はトップ20で最も少ない（13位より上でも7人が最少）。それだけに少数高ポイントで食い込んできている。09年は29位(9ポイント3人)。人数は1人しか増えていないがポイントが一気に伸びている。今作を聞いた人は相当満足という結果か。15位神曲たち/AKB48
楽曲では猛威を振るったがアルバムではトップ10には届かずこの辺りに落ち着いた。売上同様にシングルほどの勢いが無いのはアイドルの宿命か。ていうか過去の結果を見てもPerfumeと嵐のベスト盤くらいしかトップ10に入ってないのでこんなものなのだろう。また投票人数に限るとトップ10入りしている。16位amp-reflection/school food punishment
メジャー初アルバムでトップ10入りも果たしている作品だが、ここでも初チャートインとなった。楽曲では40位が最高だったが、アルバムでこの位置となってくると2011年の更なる躍進が期待される。17位kikUUiki/サカナクション
09年は63位(5ポイント1人)という状況から大躍進。大躍進ではあるが少々意外な結果でもあった。何せ楽曲部門で9位、26位だったのでアルバムではトップ10に入ってくるだろうと思っていた。9位の『アルクアラウンド』のほぼ半分程度になっており、『アルクアラウンド』が楽曲先行して評価されていたのも分かる。18位マジックディスク/ASIAN KUNG-FU GENERATION
08年に9位(16ポイント5人)に入ったことがある。今回ほとんど当時と同じだがレベルが上がっているので順位は随分落ちてしまった。伸びは無いが安定した人気でのランクインのようだ。なお楽曲部門21位の『ソラニン』に1ポイント及ばず人数は同じである。19位Past<Future / 安室奈美恵
09年12月発売のアルバムのため、09年も24位(11ポイント4人)でランクインしており、完全に票割れを起こしてしまったようだが2年連続で20位前後というのも珍しく、一定の支持は集めている。20位MUSIC/フジファブリック
09年末にボーカルが亡くなるという事態になり、今作は残されたメンバーが完成させたアルバム。投票においては08年にいきなり10位に入るも、09年は89位と不振。今回再び上位に戻ってくる形になっている。なおベスト盤の方には1ポイントしか入っていない。20位うれしくって抱きあうよ/YUKI
07年のベスト盤では21位、06年以来のオリジナルなので投票での過去のデータが無いが、楽曲部門で57位が最高だったことを考えると高い位置まで食い込んでいる印象。なお年間チャートでは唯一ミリオンの嵐は31位。09年ベストで2位だったのと比較するとやはりアイドルのオリジナルアルバムは厳しいのかと思わせる結果であった。が、ジャニーズのオリジナルアルバムがそもそもランクインしてくること自体ほぼ無かったので（あっても1人とか）これでも凄かったりする。
アルバムに関しては躍進組、少し落ち着いた組と多少の明暗は出たものの、09年までの流れに概ね沿ったような感じにはなっている印象だった。09年のトップ10入りで今年下がったアーティストであるSuperflyもDEENもBase Ball Bearも今回は企画盤だったことが影響しているっぽいし。それ以外だとミスチルの圧倒的存在感、放課後ティータイムのあわよくば1位も取るかもしれなかったくらいの大躍進、楽曲だけでなくアルバムも大好評で存在感を回復させた様子のGLAY、大きな動きがあったわけではないが抜群の安定感を見せたスピッツという上位4組がやはり印象的だった。