2017 アルバム編

ポイントは投票者の1位〜5位までに、6ポイント〜2ポイント。
6位以下、次点等含め、記載していただいた残りの作品は全て1ポイント。
さらに同率ポイントの場合は実際の投票者数が多い方を上にしています。
ポイントも人数も同じ場合は同順位、順不同で並べています。
09〜16年とルールは全く同じです。

前2年のような激しい盛り上がりにはならなかったものの2014年以前よりは上位は盛り上がりを見せ、投票最終日になって今回唯一となる100P越えも飛び出した。

1位　DINOSAUR/B'z
07年10位(9P)、08年6位(20P5人)、14位(13P4人)、2年連続ランクインの80位(2P1人)、09年1位(82P19人)、11年1位(61P15人)、12年配信限定作で21位(20P5人)、13年2位(54P20人)、3位(51P20人)、15年3位(80P19人)と出せば上位入りは固いB'zだが、09年、11年に続く3度目の1位となった。100P越えは初で人数も過去最多。当初から上位にはいたが、最後の駆け込み票で一気にポイントを伸ばした。ファンの多さと満足度の高さがダイレクトに影響したようで王者の貫禄を見せた形に。

2位　BOOTLEG/米津玄師
12年50位(8P2人)、14年17位(21P6人)、15年46位(8P4人)に続くランクイン。ポイント、人数共に一気に伸ばして初のトップ10入り。人数では1位タイとなったが、B'zの最終日追い上げと高ポイント付与に後1歩及ばず。募集開始から程なくして1つ抜けて暫定1位となり、投票期間中暫定1位だった日数は最も長かった。

3位　がらくた/桑田佳祐
桑田ソロとしては11年3位(37P10人)が前作、12年5位(45P15人)はベスト盤だった。サザンとしては15年に2位(92P24人)を記録していたが、奇しくも前オリジナルアルバムと同じ3位となった。ポイント、人数は当然上昇。ソロで3連続、サザン含めて4連続でのトップ5入り。

4位　Finally/安室奈美恵
07年21位(5P)、08年7位(19P5人)、09年24位(11P4人)、09年と同じ作品で10年19位(16P4人)、11年30位(11P3人)、12年15位(24P7人)、13年16位(25P7人)、14年28位(14P4人)、15年22位(15P4人)に続くランクイン。08年の『BEST FICTION』以来2度目のトップ10入り。作品が出れば必ずランクインはしていたが、最大で7人、概ね5人前後で毎回推移していた。今回は引退発表により、しばらく聞いていなかったリスナーも買い求めて大ヒットを記録。その勢いがここにも表れたようだ。

5位　SUMMERDELICS/GLAY
07年8位(10P)、09年8位9位(22P7人、6人)、10年3位(74P19人)、11年130位(2P2人)、12年89位(5P1人)、13年25位(19P6人)、28位(14P5人)、14年2位(75P18人)、15年61位(7P2人)、16年153位(2P2人)で6作目のトップ10入り。純粋なオリジナルアルバムは07、10、13、14年。このうち2013年は12月の2枚同時リリースだった影響もあって低くなったが、それ以外ではオリジナルアルバムでは毎回上位に食い込んでいた。10年、14年よりはやや下がっているものの、高い人気を見せた。なお前3年にはアンソロジーシリーズも2，3人票を入れていたが今回『BELOVED Anthology』は0票だった。

6位　Too many people/ASKA
10年25位(13P3人)、64位(5P1人)、11年30位(11P3人)、12年23位(16P5人)以来のランクイン。音楽活動復帰アルバムで過去最高の支持を集めて初のトップ10入りとなった。音楽大賞開始以降オリジナルアルバムは12年の『SCRAMBLE』以来2作目であり、当時とは注目度が違っていたようだ。なお今年もう1枚リリースされた『Black&White』は1Pのみで極度な差がついた。『Too many people』しか聞かなかった人が多かったのか、『Too many people』の印象が強すぎてもう1作は印象に残らなかったのか…43P10人と1P1人とは恐ろしく差がついた。

7位　光源/Base Ball Bear
08年26位(8P2人)、09年7位(22P9人)、11年130位(2P2人)、12年166位(1P)、13年164位(2P2人)、192位(1P)、14年97位(5P3人)、15年9位(25P7人)、16年1P、ということで09、15年に続く3度目のトップ10入り。メンバー脱退を経ての3人での再始動作で最高位タイでポイント、人数は最多となった。

8位　LiTTLE DEViL PARADE/LiSA
11年1P、12年107位(4P4人)、13年62位(7P3人)、15年49位(8P3人)、16年1P、とこれまで最高でも数名程度だったが一気に躍進して初のトップ10入り。楽曲17位、マイブレイク5位と各部門でジャンプアップしている。

9位　ゆずイロハ 1997-2017/ゆず
08年44位(5P2人)、09年6位(31P10人)、11年40位(9P4人)、12年ベスト盤で128位(3P2人)、13年4位(38P14人)、14年6位(31P12人)、16年18位(26P9人)とこれまでやや波があり、09年、14年、15年に続く4度目のトップ10入り。B'zやミスチル、GLAYのように出せば上位という感じではなく、09年、13〜14年は好調だったがそれ以外の年はトップ10までは届いていなかった。特に前回の12年のベスト盤は最低水準になってしまっていたが今回のオールタイムベストは好評だったようだ。

10位　真っ白なものは汚したくなる/欅坂46
1stアルバムで初のトップ10入り。前年の「サイレントマジョリティー」の151P48人には程遠い結果となった。また乃木坂46は3種発売ながら上位互換だった1stアルバムでは4位(48P15人)と今作より高い支持を集め、複数商法に手を出した2ndでも12位(37P14人)とやはり今作より高い支持を集めていた。今年の乃木坂46の21位(18P5人)を大きく上回ったものの、欅坂46の場合はロックフェス界隈でも支持を集めるなどしていたにも関わらず、いきなり2タイプ揃えないと曲が揃わない複数商法を行ったことで余分にがっかりされてしまいアルバムとして評価されにくくなったことが多分に影響していると思われる。

　

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