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No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | BIG FORCE | 椎名祐生 | 野田浩平 | 野田浩平 | |
2 | おやすみ/Yoshihiko Inohara | 井ノ原快彦 | 井ノ原快彦 | 鶴田海生 | 井ノ原快彦ソロ |
3 | Through the blue | 中村邦男 | 渡辺未来 | 渡辺和紀 | |
4 | Error | 六ツ見純代 | 渡辺未来 | 渡辺和紀 | |
5 | Stranger than Paradise/Hiroshi Nagano | 六ツ見純代 | 川上明彦 | Happo | 長野博ソロ |
6 | Working Man | 20th Century | KEN&SHIN | 米光亮 | |
7 | Shelter/Masayuki Sakamoto | 山田ひろし | 渡辺和紀 | 鶴田海生 | 坂本昌行ソロ |
8 | Another Kind Of Dream | 安部純 | 柿崎洋一郎 | 柿崎洋一郎 |
リリースデータ
1998年9月30日 | 初登場7位 | 売上6.1万枚 | Produced by JUNICHI"RANDY"TSUCHIYA,FUJIYUKI NAKAYAMA | avex trax |
メンバー
坂本昌行 |
長野博 |
井ノ原快彦 |
20th Century2ndアルバム。前作から1年ぶり。V6の3rdアルバム『A JACK IN THE BOX』からは2ヶ月弱でのリリース。前作同様の10曲未満のミニアルバム編成。今回もComing Centuryの2nd単独映像作品『?-question-』と同時発売。また前作リリース後はV6のC/Wでもトニセン楽曲が2作続いていたが、今回も全曲新曲となっている。初回盤は鍵型キーホルダー封入。これに伴いブックレットにはさほど厚みはないが鍵型キーホルダーを挟み込むためにケースが12mm厚のサイズとなっている。通常盤は10mm通常サイズ。V6の売上も落ちていた事もあり、10万枚を越えた前作から順位・売上共に下げた。
同年5月にはComing Centuryが単独シングル「夏のかけら」をリリースしていた(結局カミセン名義のシングルはこれだけ)。99年にはトニセンも初単独シングル「WISHES〜I'll be there〜/You'll Be in My Heart」をリリース、00年には「Precious Love」と2年連続でのシングル発売が続くもこれを最後に単独での作品リリースは途絶えた。04年にはベスト盤『Replay』がリリースされるも、オリジナルアルバム発売は今作が最後のままとなっている。
前作よりもV6とは違う大人っぽいトニセンらしさを確立したような印象の1作。「Working Man」のように働く若きサラリーマンを応援するような曲を歌うというのはカミセンだとまだちょっと早い感じがするし。エイベックス全開な作家陣が関与していないのもあってエイベックスっぽい印象も無くなった。後にTOKIOでは「JUMBO」の愛称で親しまれる鶴田海生のアレンジ曲なんかロックバンド系のサウンドで、井ノ原ソロ、坂本ソロは2曲ともカッコよくて好印象。またV6でのソロ曲(『SUPER HEROES』収録)では自作しなかった井ノ原がトニセンでは2年連続自作しているが今作ではサビ以外は語り調のラップ、サビでは一気にポップにはじけるなかなか印象的なソロ曲を歌っているだけにシンガーソングライターとしての井ノ原快彦にはけっこう可能性があったんじゃないかと思う。以後自作曲を発表する場がほとんど無くなってしまったのは惜しい(ソロ曲の機会がCDではほとんどなくなったのでライブ限定の曲ばかりになってしまった)。
印象度★★★★☆
2021.6.3更新