Upper BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 一期一会 | 岡平健治 | 岡平健治 | 1stシングル 最高16位 売上4.2万枚 |
2 | Hi-Fi | 岡平健治 | 岡平健治 | 3rdアルバム『黄昏EVOLUTION#3』収録曲 |
3 | プレゼント | 岡平健治 | 岡平健治 | 2ndシングル 最高10位 売上3.5万枚 |
4 | 新しき旅立ちの歌 | 岡平健治 | 岡平健治 | 3rdアルバム『黄昏EVOLUTION#3』収録曲 |
5 | 人生旅行記 | 岡平健治 | 岡平健治 | 2ndシングルC/W |
6 | 青春謳歌 | 岡平健治 | 岡平健治 | 4thシングル 最高10位 売上2.6万枚 |
7 | 嗚呼初恋 ver.1.05 | 岡平健治 | 岡平健治 | 5thシングル 最高13位 売上2.2万枚 キーボードが追加された3rdアルバム『黄昏EVOLUTION#3』収録Ver. |
8 | 遠距離失恋愛 | 岡平健治 | 岡平健治 | デビューミニアルバム『3B LAB.☆』収録曲 |
9 | DAY | 岡平健治 | 岡平健治 | デビューミニアルバム『3B LAB.☆』収録曲 |
10 | Let's HappiecE Life! | 岡平健治 | 岡平健治 | 6thシングル 最高13位 売上1.7万枚 |
11 | 俺たちの青春は終わらない | 岡平健治 | 岡平健治 | 4thアルバム『フレンドシップ#4』収録曲 |
12 | 世界一 | 岡平健治 | 岡平健治 | 新曲 |
13 | 星の砂 | 岡平健治 | 岡平健治 | 3rdシングル 最高13位 売上3.3万枚 |
14 | FANTASIA | 岡平健治 | 岡平健治 | 7thシングル 最高10位 売上1.3万枚 |
15 | 卒業哀歌 | 岡平健治 | 岡平健治 | 1stシングルC/W |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2006年9月20日 | 初登場23位 | 売上1.3万枚 | Produced by 3B LAB.☆S | ビクター |
メンバー
Vocal,Guitar,Harp | KENJI(岡平健治) |
Bass,Guitar,Backing Vocal | CHIBA(千葉貴俊) |
Drums,Backing Vocal | TAMA(玉越理寛) |
Guitar,Backing Vocal | SHUJI(畝沖修司) 05年9月加入(7thシングル、4thアルバムから) |
Keyboards,Backing Vocal,Manipulate | SHOJI-METASONIK 05年9月加入、06年6月脱退 正式メンバー入り前、3rdアルバムにも参加していた |
3B LAB.☆Sベスト盤。元19の岡平健治が19時代からアマチュアで結成していた3ピースバンドで、19の3rdアルバム『up to you』にはこのバンド名義で作られた曲が収録されていた。19解散後にデビューした。当時のバンド名は「3B LAB.☆」。05年9月にメンバーが2人加入し、5人組バンドとなり、「3B LAB.☆S」に改名した。しかし3rdアルバムでキーボードサウンドを欲してSHOJI-METASONIKをサポートメンバーに招き、正式メンバー化したにも関わらず5人時代はシングル、アルバム1枚ずつで終了。SHOJI-METASONIKが脱退して4人組となったところで今作が発売された。ここまでのシングル7作と、アルバムC/Wからの選曲、そして新曲を1曲収録。歌詞カードには1曲ごとに健治の手書きコメントが書かれている。同時発売でバラードを8曲収録した『Ballade BEST』も発売された。08年にはセットで販売され、エンハンスドCDでメンバーメッセージが追加収録された。このセット版は09年には2500円の廉価版として再発されている。
19も青春色の強いグループだったが、このバンドはもっと青春全開。ひたすらに仲間の大切さや、恋や愛をストレートな言葉で歌っている。初期は当時流行っていた青春パンク路線の曲が多いが後期にはもう少し普通のロックバンドっぽくなっている。アッパーな曲を集めたベストといえ、シングルは全部入っており、基本的にこのバンドはアップテンポが多いようだ。19の「たいせつなひと」が好きだったファンならそのままこのバンドも好きになれると思う。個人的に19ほどではないが、けっこういい曲を歌っているバンドだなと思った。とにかく若くて勢いがある。何故か出すたびに人気が下がった挙句に、この後には明らかに事務所の意向などで活動停止を余儀なくされてしまうほどに追い込まれてしまうが、そこまで人気がやばかったわけでもなさそうなんだけど…。音楽的にも5人になって、音色は増えたがそこまで変わってはいなかった。とにかく青春一直線なので単純に19時代から応援していた同世代のファンも成長し、こういう青春全開の曲は辛くなってしまったのが原因なのかもしれない。
なお、この後シングル2枚、アルバム1枚をリリースし、07年を最後にバンド活動は停止。岡平健治がソロで活動を開始した。活動がないまま08年夏には事務所が畝沖と玉越の契約を打ち切ってしまう。この際に畝沖は形式上メンバーとしては残ったが、玉越は「メンバー、スタッフに不信感を与える行動をとった」(連絡取れなかったり、約束破られたりした模様)としてファン投票により、バンドに残るかを決定することになり、無事に残留が決定。この当時のかなり現実的に厳しい状況が伺える経緯は当時のブログにそのまま残っている。メンバー不本意な形での休止だったようだ。しかしバンドはそのまま活動再開することができずに、何も出来ないままでは…と09年11月には玉越が脱退を表明。形式上は岡平、千葉、畝沖の3人が残っている状態になった。
そして岡平健治はソロ活動直後は低迷していく3B LAB.☆Sの売上を越えたが、その後はリリースも売上も低迷。2010年には19時代から在籍したビクターを卒業する(契約終了)という異例の発表を行い、19時代の自分が作った曲、3B LAB.☆、ソロの全てのキャリアの中から選曲した4枚組ベスト『宇留斗羅アルバム1991→2010「喜」「怒」「哀」「楽」』をリリースした…がその後も何故かビクターから作品を発売するなど迷走状態が続いた。
印象度★★★★☆