The Visitors +4

No タイトル 作詞作曲 備考、日本でのシングル
1 The Visitors B.Andersson/B.Ulvaeus  
2 Head over Heels B.Andersson/B.Ulvaeus 19thシングル
3 When All Is Said and Done B.Andersson/B.Ulvaeus  
4 Soldiers B.Andersson/B.Ulvaeus  
5 I Let the Music Speak B.Andersson/B.Ulvaeus  
6 One of Us B.Andersson/B.Ulvaeus 18thシングル
7 Two for the Price of One B.Andersson/B.Ulvaeus  
8 Slipping Through My Fingers B.Andersson/B.Ulvaeus  
9 Like an Angel Passing Through My Room B.Andersson/B.Ulvaeus  
+4(01年リマスター盤追加収録)
10 Should I Laugh or Cry B.Andersson/B.Ulvaeus 18thシングルB面
11 The Day Before You Came B.Andersson/B.Ulvaeus 20thシングル
12 Cassandra B.Andersson/B.Ulvaeus 20thシングルB面
13 Under Attack B.Andersson/B.Ulvaeus 21stシングル

リリースデータ

1981年11月30日(オリジナルLP)
1981年12月20日(日本LP)
1981年12月20日(日本CT)
2001年9月12日(+2)
2007年3月21日(7thとの2枚組セット)
2009年1月21日(紙ジャケSHM-CD)
2012年6月20日(+7 デラックス・エディション)
2012年9月19日(SHM-CD)
2016年11月23日(紙ジャケSHM-CD)
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最高12位
最高25位
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売上9.2万枚
売上3.6万枚
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ポリドール→ユニバーサル

メンバー

Agnetha Faltskog
Bjorn Ulvaeus
Benny Andersson
Anni-Frid Lyngstad

ABBA8thアルバム。結果的に最後のオリジナルアルバム。当初最後のつもりは無かったようだが、今作制作後に次のアルバムへ向けての制作が難航。新曲自体は制作されていたので、シングルはリリースしていたもののアルバムとして年末のリリースに間に合わないとして、翌82年はこれまでのシングルA面曲をまとめた2枚組ベスト盤『The Singles : The First Ten Years』をリリース。81年に日本では独自のベスト盤『Very Best of ABBA』をリリースしていた事から『The Singles:The First Ten Years』のLP発売は見送られ、カセットのみでリリースされたが曲順も選曲もまるで異なるものとなっていた。また90年代CDの時代になってからの『ABBA GOLD』リリース以降は他のベスト盤で代わりが効くため一応CD化もされているがこれ以前の『GREATEST HITS』2作同様に現行カタログの中には入っていない。シングル「Under Attack」を最後に活動休止。明確な解散は明言されずに現在に至る。CD化以降のボーナストラックでは今作以降にリリースされたシングル曲を収録している。

当時は最後のつもりではなかったと思われるが、これまでとは一線を画すシックな雰囲気のアルバム。これまでのABBAサウンドの特徴だった明るくポップでキャッチ―な部分が薄れ、あまり明るくない。ダークと言うほどに暗いわけではないが、今までのような煌びやかさが無くなり、芸術性を高める方向に向かったような…。この影響で各国での売上は大きく下がるも、評論家やコアファンウケが良くて最高傑作とする声もあるようだ。もしまだ活動が続いていたのであれば転機の1作になっていたと思われるが、これで終わってしまっただけに、ちょっとパブリックイメージのABBAとは違う上級者向けのアルバムかなと思う。

ザ・ヴィジターズ+401年盤  ザ・ヴィジターズ+4(紙ジャケット仕様)09年盤  ザ・ヴィジターズ・デラックス・エディション(DVD付)12年デラックス・エディション ザ・ヴィジターズ+4(紙ジャケット仕様)16年盤 

印象度★★★☆☆

2017.4.14更新

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