Waterloo +3
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 |
1 | Waterloo 恋のウォータールー |
B.Andersson/S.Anderson/ B.Ulvaeus |
4thシングル 日本ではビヨルン&ベニー名義6thシングル |
2 | Sitting In The Palmtree シュロの木のそばで |
B.Andersson/B.Ulvaeus | |
3 | King Kong Song キング・コングの歌 |
B.Andersson/B.Ulvaeus | 5thシングルB面 |
4 | Hasta Manana 落葉のメロディ |
B.Andersson/B.Ulvaeus | 日本では1stシングル |
5 | My Mama Said ママのことづけ |
B.Andersson/B.Ulvaeus | |
6 | Dance(While The Music Still Goes On) 皆なで踊ろう |
B.Andersson/B.Ulvaeus | |
7 | Honey,Honey | B.Andersson/S.Anderson/ B.Ulvaeus |
5thシングル 日本では1stシングルB面 |
8 | Watch Out | B.Andersson/B.Ulvaeus | 4thシングルB面 日本ではビヨルン&ベニー名義6thシングルB面 |
9 | What About Livingstone | B.Andersson/B.Ulvaeus | |
10 | Gonna Sing You My Lovesong 私の愛の歌 |
B.Andersson/B.Ulvaeus | |
11 | Suzy-Hang-Around | B.Andersson/B.Ulvaeus | |
+3(01年リマスター盤追加収録) | |||
12 | Ring,Ring(U.S.Remix 1974) | B.Andersson/S.Anderson/ B.Ulvaeus/N.Sedaka/P.Cody |
1stアルバム『Ring Ring』収録曲 リミックスバージョン |
13 | Waterloo(In Swedish) | B.Andersson/S.Anderson/ B.Ulvaeus |
4thシングルスウェーデン語バージョン |
14 | Honey,Honey(In Swedish) | B.Andersson/S.Anderson/ B.Ulvaeus |
4thシングルスウェーデン語バージョンB面 |
リリースデータ
1974年3月4日(オリジナルLP) 2001年9月12日(+3) 2007年3月21日(1stとの2枚組セット) 2009年1月21日(紙ジャケSHM-CD) 2012年9月19日(SHM-CD) 2014年4月9日(<デラックス・エディション>+8) 2016年11月23日(紙ジャケSHM-CD) |
ポリドール→ユニバーサル |
メンバー
Agnetha Faltskog |
Bjorn Ulvaeus |
Benny Andersson |
Anni-Frid Lyngstad |
ABBA2ndアルバム。当時はABBAというグループ名が決定して最初のアルバムだった。邦題は『恋のウォータールー』。オリジナルLP盤は1曲目に「Waterloo」のスウェーデン語バージョン、12曲目に英語バージョンが収録された12曲(実質11曲)仕様。CD化以降は小刻みに品番を変えて再発されていたようだが01年にボーナストラック3曲を加えた『+3』としてリマスター発売され、以降これが現行盤となる。05年のアルバムBOX『The Complete Studio Recordings』リリース時にはボーナストラックが増加した『+7』に進化、2014年にDVDも付属したデラックス・エディションとして発売された際は『+8』にまで進化したが、いずれも限定盤であり、2016年の紙ジャケSHM-CDでの復刻の際は01年音源の『+3』で発売され、現在も01年リマスター『+3』が標準になっている模様。今回入手したのは01年盤。
日本ではビヨルン&ベニーでリリースされた1枚目の「木枯らしの少女」がヒットしたためか、ABBAになってからもシングル「恋のウォータールー」まではジャケットにも4人写っているのにビヨルン&ベニー名義でリリースを続けていて、「落葉のメロディ」が日本でのABBA名義最初のシングルとなったようだ。
サイドプロジェクトに近い形でのスタートからグループとして本格的にやっていく事になった最初の1作となるが、幅広く受け入れられるポップミュージックを作ろうという野心にブレが無かったようで、今作も良質なポップミュージックが展開。前作以上に幅を広げ、様々な曲調を盛り込んでいて、後にイメージされる確固たるABBAサウンドにはまだ到達していないものの、何でも貪欲に取り入れようという勢いが漲っていて根底はポップであり聞きやすい。しかし邦題にする時に勝手に「恋の」とかつけちゃうのはこの時代特有の現象なんだろうか。
01年盤 2014年デラックスエディション+8 2016年紙ジャケSHM-CD盤
印象度★★★★☆
2017.1.16更新