graine

No タイトル 作曲 編曲
1 un AIO AIO
2 deux AIO AIO
3 trois AIO AIO
4 AIO AIO
5 AIO AIO
6 AIO AIO

リリースデータ

2024年7月17日(パンフ+CD『AIO ART』)
2024年7月17日(『granie』)
個展会場・mu-mo限定
配信
初登場257位
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売上0.01万枚
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produced, composed, arranged and performed by AIO avex trax

大塚愛ピアノインストゥルメンタルミニアルバム。前作から10ヶ月ぶり通算4作目のミニアルバム。2024年7月18日〜7月29日にスパイラルガーデンにて自身初となる個展「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART」を開催。これに合わせて個展のパンフレット(24P)+CD「graine」のセット『AIO ART』として個展会場およびmu-mo通販限定販売。配信は『graine』のタイトルでDL/ST共に一般配信された。

個展の内容は油絵・書道・フラワーアレンジメント。そういや最近SNSで絵とか習字とか流れてたなぁ…と思ったらアート方面に傾倒して個展まで開くとは…。昔から趣味にしていたのかと思ったらなんと油絵は2019年に始めたと語っており、割と近年であった(ワイン森さんとか蕎麦森さんだって一応はハマって10年くらいしてから本格アピールし始めたのに5年で個展っすか…)。

一緒にリリースしたくらいなので今作もそんなアート活動に付随してのインスト作品になっていると思われるが、本当に文字通りのピアノインスト。他の打ち込み等も全く入らずピアノ演奏のみで聞かせるザ・ピアノソロ。ピアノ弾き語りはやっていたが、ピアノだけで聞かせる作品を出せるほどとは思っていなかった。しっとり雰囲気モノで聞かせる内容だが当然いつもの歌モノとは一線を画しており、大塚愛だと言われなければ大塚愛の作品だとは全く分からない。1〜3曲目でアン・ドゥ・トロワというのはらしい仕掛けなのかもしれないが、この3曲は真ん中の「deux」だけ6分の長尺で「un」と「trois」は1分ちょいなのでメイン曲とイントロ、アウトロみたいな関係性に思えるが、何故かプロモーション用に簡易動画を制作したのは導入の「un」だけっていう…。後半の1文字3曲は「河」「星」は3分台だが最後の「碧」は6分越え。曲の長さにはばらつきがあるが、基本的にピアノだけで聞かせるインストでは変化も何も無いし、雰囲気モノで雰囲気を感じるくらいしか聞き方も無い。いくら天邪鬼な性格&ベスト盤のカードを15周年で切ってしまったので過去曲を使った企画はやれなかったとはいえ、20周年がこれではさすがに何とも言えないところがある。

印象度★★★☆☆

2024.8.10更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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