LOVE TRiCKY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 |
1 | タイムマシーン | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
2 | laugh | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
3 | summer lovely days | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
4 | affair | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
5 | I'm lonely | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
6 | reach for the moon | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
7 | shooting star | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
8 | パラレルワールド | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
9 | busy lady | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
10 | end end end〜10,000 hearts〜 | aio | aio×cap(Noboru Abe from STUDIO APARTMENT) |
リリースデータ
2015年4月22日 | 初登場24位 | 売上0.4万枚 | Produced by AIO | avex trax |
大塚愛7thアルバム。前作から9ヵ月でのリリースだが、間にシングルリリースなしで全曲新曲となっている。今作ではSTUDIO APARTMENTの阿部登と全作曲を共作している。エレクトリックへ路線を変更したためか発売前には歌う楽曲と聴く楽曲と分けた場合自分のイメージはデビュー以来「歌う」方だったが今作は「聴く」であるとする本人による声明も発表された。DVD付、CDのみの2種発売で、DVD付には今作の10曲をまとめたMV、ライブ映像、インタビューを収録。初回盤はDVD付、CDのみ共にスペシャルパッケージ仕様。またFC限定ショップ特典として今作の路線仕様にリメイクした「さくらんぼ-cap mix-」「ユメクイ-cap mix-」を収録したCDが付属する。
このビルボードのインタビューではかなりいろいろ本音を語っているのが興味深いが(もっと早い時期にやりたかったけどPerfumeがブレイクしてしまい、またパクりといわれるだろうと思ってやるの止めたとか)、ある意味全盛期ほど売れていないがリリースが止まるほどではないこの段階ゆえに昔からやりたかった事をついに思いっきりやってみたというのが今作なのだろう。今作ではこれまでとは全く異なるエレクトリック路線で統一されている。エレクトリック系の音楽がさらにどぎつい電子音を強調したEDMとかいう方向になって流行っている2015年時点ではそんなに新しい音楽というわけではないが、少なくとも大塚愛としては今まで聞いたことのない路線が展開している。本人が言うように「歌う楽曲」ではなく「聴く楽曲」が並んでいて、基本的には流れに身を任せて聞いていると意外と心地いいっていう感じ。本格的に音圧キツめにバッキバキしているわけではないし、なんだかんだ大塚愛らしいポップなメロディーも残っているのでその点でも聞きやすい。前作というか産休復帰後に見せていたゆるふわポップな感じもなかなか良かっただけに早くもそれを捨て去るのはちょっともったいなかったし、これまでの「歌う楽曲」大塚愛しか受け付けないというのであればもう意味不明なアルバムにしかならないとは思うけど、ここまで振り切ったなら個人的にはこれはこれでありだとは思う。
印象度★★★☆☆