A-Rock Nation-NANASE AIKAWA TRIBUTE-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲・備考 |
1 | 夢見る少女じゃいられない / Silent Siren | 織田哲郎 | 織田哲郎 | samfree | 1stシングル |
2 | Bye Bye Boy / Jennifer Ellison | Bill Padley/ Jem Godfrey |
織田哲郎 | 2ndシングル『バイバイ。』英語詞リメイクカバー 2004年にイギリスでリリースした音源 |
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3 | BREAK OUT! / 藍井エイル | 織田哲郎 | 織田哲郎 | Atsushi | 4thシングル |
4 | 恋心 / 中川翔子 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 5thシングル 2011年のカバーアルバム『しょこたん☆かばー4-2〜しょこ☆ロック篇〜』収録音源 |
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5 | トラブルメイカー / 赤い公園 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 6thシングル | |
6 | Sweet Emotion / 東京女子流 | 相川七瀬/ 織田哲郎 |
織田哲郎 | 松井寛 | 7thシングル |
7 | こんなに愛しても / moumoon | 相川七瀬 | 織田哲郎 | 7thシングルC/W | |
8 | 彼女と私の事情 / 水谷千重子+相川七瀬 | 相川七瀬/ 織田哲郎 |
織田哲郎 | Kazuya Komatsu | 9thシングル 水谷千重子=友近 |
9 | 恋心 / 織田哲郎[Bonus Track] | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 織田哲郎、 タブトゥーラ |
5thシングル 2006年のセルフカバーアルバム『MELODIES』収録音源 |
リリースデータ
2014年12月3日 | 初登場270位 | 売上0.03万枚 | avex trax |
相川七瀬のトリビュートアルバム。新規制作楽曲は6曲で、Jennifer Ellisonは04年、中川翔子は11年、織田哲郎は06年にそれぞれ発表していた音源が使用されている。「彼女と私の事情」には相川七瀬本人も参加。また当時のプロデューサーである織田哲郎はボーナストラック扱いとなっている。ほとんど宣伝もされず、また中途半端な収録内容からか270位に1週ランクインするだけの大コケとなってしまった。相川七瀬のLIVE DVD『NANASE'S DAY 2014』が同時発売。
基本的にベスト盤『ID』を聞いていれば今作を楽しめるが、持っていなくても当時のヒットを記憶していれば知っている曲のカバーとして楽しめる。各アーティストそれぞれの色を出しながらも、やはりこの頃の曲はどれも勢いがあるので、改めて"ヒット曲"だったなと感じた。いずれどのアーティストも自身のC/Wやアルバム等にタイミングが合えば収録しそうだけど、サイサイ、エイル、赤い公園、女子流、moumoonのリスナーはそれぞれの楽曲目当てで聞いて損なし。
残念なのは実質新規参加者がこれら5組だけ。あとは既存音源2曲を引っ張ってきて、さらに友近(水谷千重子)とデュエットする形で本人参加、織田哲郎のセルフカバー音源まで旧作から引っ張ってきて、それでも10曲に満たないというアルバムとしての中途半端さ。さすがに通常料金取るのは厳しいと思ったのか、ちょっとだけ価格を抑えたような2999円という設定がまた何とも微妙。フルアルバムとして成立させるためにもう4、5組に参加を依頼することは出来なかったのだろうか。1990年生まれくらいまでの世代なら子供の頃にヒットしていた記憶があるはずだし、それ以上の世代のガールズバンドやロック系の女性ボーカリストも今のヒットシーンには多いので依頼すれば応えてくれそうなミュージシャンはもっとたくさんいたと思うんだけど…。TRFのアイドルトリビュートの時よりはまだマシだけど自社のレジェンド的存在のアーティストなんだからもう少し気合入れてトリビュートアルバムを制作しても良かったんじゃないかとはどうしても思ってしまう。
印象度★★★☆☆