今の二人をお互いが見てる

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 荒れた唇は恋を失くす AIKO AIKO 島田昌典  
2 ねがう夜 AIKO AIKO トオミヨウ 42ndシングル 最高4位 売上2.3万枚
3 あかときリロード AIKO AIKO トオミヨウ 3rd配信シングル
4 ぶどうじゅーす AIKO AIKO 島田昌典  
5 さらば! AIKO AIKO トオミヨウ  
6 食べた愛 AIKO AIKO トオミヨウ 41stシングル 最高6位 売上2.0万枚
7 果てしない二人 AIKO AIKO 島田昌典 43rdシングル 最高4位 売上1.6万枚
8 のぼせ AIKO AIKO トオミヨウ  
9 アップルパイ AIKO AIKO トオミヨウ  
10 ワンツースリー AIKO AIKO 島田昌典  
11 telepathy AIKO AIKO 島田昌典  
12 夏恋のライフ AIKO AIKO 島田昌典 2nd配信シングル、43rdシングルC/W
13 玄関のあとで AIKO AIKO トオミヨウ  

リリースデータ

2023年3月29日
2024年1月5日(アナログ盤)
初登場1位 売上4.0万枚 Produced by aiko ポニーキャニオン

aiko15thアルバム。前作から2年ぶり。前作以降のシングル5曲を収録。配信でリリースした後にC/Wになった「夏恋のライフ」は収録されたが、41st両A面曲「あたしたち」は未収録となった。シングル表題曲がアルバム未収録になったのは初。島田昌典を離れた後のメインアレンジャーになっていたOSTER project、川嶋可能はついに完全不参加となり、徐々に復帰していた島田昌典、前作で新たに起用されていたトオミヨウとの2人体制となった。前作で急にAtsushi Chibaがプロデュースから抜けて完全セルフになっていた(今作はレンタル撤退で手に取っていないので直接見ていない)。aikoはけっこうプロデューサーに委ねているような発言もしていた事があるだけに前作や今作のインタビューではセルフプロデュースになった事にも触れているが、理由には触れていない。しかしこのAtsushi Chiba(千葉篤史)、なんと2月に逮捕されていた事が報じられている

初回盤は「aiko Live Tour「Love Like Rock Limited vol.2」@ 2022.10.11 Zepp Haneda」ライブBlu-ray付がA、DVD付がB。
通常盤はCDのみ。
アナログ盤は2023年7月に1st〜4th、8月に5th〜8th、11月に9th〜12thアルバムを4作ずつ発売し、2024年1月に前2作と共に3作同時発売となった。これにて今作までのアナログ化が完了した。時間があまり経っていなかったためか今作のみ加算集計となっている。

島田昌典は前2作で再度メイン復帰っぽい感じがあったし、今どこにでも回り込んでくるトオミヨウは各ミュージシャンからの信頼がとにかく厚く1度起用すると絶賛・多用するミュージシャンが多いのでaikoも魅了されたか…という感じで、OSTER project(と前作で既に参加曲が消えていた川嶋可能)はこれで完全にお役御免になってしまったか…。両者は当時のaikoの年を重ねてバラードまみれになるのは嫌だとか落ち着くのは嫌だという意向から自身より若くて軽やかなアレンジを出来る人材として、ベテラン感が出過ぎる島田昌典に変わって積極起用するようになったような印象だったけど、さらに年を重ねてその時は過ぎたということかなと思う。

島田昌典とトオミヨウの二本柱による盤石の1作といった装い。過去を越えるほどでは無く、1曲単位ではシングル曲でさえ印象に残らなくなっていてその点は今回も変わらないものの、トータルでは意外と飽きが来なくて聞き通せる。いつものaikoながら軽やか過ぎず重すぎず過度なマンネリにはならない。島田昌典のアレンジはどっしりベテラン過ぎず、トオミヨウのアレンジも薄味過ぎず…と実際どうなのかは分からないが島田昌典もトオミヨウも互いに影響し合っているのか、バランスがいいように思う。前作よりは好感触だった。

B0BTCWQCFK初回盤A(Blu-ray付)  B0BTCWDVP6初回盤B(DVD付)  B0BTCWCXPJ通常盤  B0CLLDG7W9アナログ盤

印象度★★★☆☆

2023.5.20更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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