THANX
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | THANX | 愛内里菜 | DARIA&FUYUKI | 小澤正澄 | |
2 | 素顔のまま | 愛内里菜 | 小澤正澄 | 小澤正澄 | 28thシングル両A面曲 |
3 | Friend | 愛内里菜 | 須藤智之 | 新井健史 | 28thシングル 最高8位 売上1.2万枚 |
4 | Mother | 愛内里菜 | 白瀧じゅん | 新井健史 | |
5 | アイノコトバ | 愛内里菜 | 平賀貴大 | 新井健史 | 29thシングル 最高17位 売上0.6万枚 |
6 | 夏の幻 | 愛内里菜 | 山田竜平 | 古井弘人 | |
7 | 君との出逢い〜good bye my days〜 | 愛内里菜 | 平賀貴大 | 新井健史 | 27thシングル 最高20位 売上0.8万枚 |
8 | Melodies | 愛内里菜 | Hiya&Katsuma | 新井健史 | |
9 | little star | 愛内里菜 | 須崎晟太郎 | Bonn | |
10 | Change | 愛内里菜 | 後藤康二 | 後藤康二 | |
11 | Feel you | 愛内里菜 | shoka | 名倉学 | |
12 | thankful for the birthday | 愛内里菜 | 今井宏 | 新井健史 |
リリースデータ
2009年3月25日 | 初登場12位 | 初動1.5万枚、売上2.2万枚 | Produced by 愛内里菜 | GIZA studio |
愛内里菜7thアルバム。前作から10ヵ月ぶり。前作以降の3シングル4曲を収録。今作では初回盤DVD付が2種の複数商法となり、初回盤Aは2008年7月26日にZepp Osakaで行われたライブ「RINA MATSURI 2008」の模様を全20曲収録した100分に及ぶライブDVD付、初回盤Bはシングル3曲のミュージッククリップを収録したDVD付。当時の税込みでAは5000円、Bは3300円、通常盤は2800円と通常盤が若干安く設定されていた。特設サイトでライナーノーツやメッセージを見ることが出来る。00年3月のデビューから9周年10年目に突入したが、"THANX 10th ANNIVERSARY"を掲げて10周年展開を1年前倒しで行い、以後もベスト盤や企画アルバムのリリースが相次いだ。
今作のテーマは10周年を踏まえた「ありがとう」でほとんどの曲で「ありがとう」が登場するという感謝な1作。結果的にはここで大々的に感謝しまくり、10周年やる事なくね?状態でやりつくして実際に迎えた10周年でまさかの引退となってしまったので、この10周年前倒しは引退前に改めて感謝を伝えようという意向だったのだろうか。新たな作家も大量参加しているが、これが大正解で90年代のビーイング系サウンドを09年現在に再構築したような雰囲気で、これまで以上にガツンとギターが鳴り響き、これまではしょぼかった打ち込みドラムもかなりがっしりしていて全体に音に厚みが増した。小澤正澄もGIZA以降はPAMELAH時代ほどの激しいアレンジもはなかなか聞けなかったが「THANX」はPAMELAHを彷彿とさせるハードなサウンドを全面展開。新鋭作家の新井健史は「君との出逢い〜good bye my days〜」でネオビーイングサウンドを掲げていたが(イントロが「瞳そらさないで」っぽい)、まさにその言葉通りのネオビーイングサウンドが展開する爽快で勢いに満ちた作品になった。3rd、4th頃のロック路線もこういう厚みのあるサウンドで行われていれば…。この新路線はもう少し聞きたかった。
初回盤DVD付A(ライブ) 初回盤DVD付B(PV3曲) 通常盤
印象度★★★★☆
2020.12.7修正