僕たちは、あの日の夜明けを知っている(Type-A,B)
No | No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
A | B | |||||
1 | 1 | シュートサイン | 秋元康 | 近藤圭一 | 佐々木裕 | 47thシングル 最高1位 売上108.6万枚 |
2 | 2 | 誰のことを一番 愛してる?[坂道AKB] | 秋元康 | 佐久間和宏 | 佐久間和宏 | 47thシングルType-EのみC/W |
3 | 3 | 悲しい歌を聴きたくなった[まゆゆきりん] | 秋元康 | 松本一也 | 若田部誠 | 47thシングル劇場盤のみC/W |
4 | 4 | 願いごとの持ち腐れ | 秋元康 | 内山栞 | 若田部誠 | 48thシングル 最高1位 売上139.2万枚 |
5 | 5 | #好きなんだ | 秋元康 | 伊藤心太郎 | 太田貴之 | 49thシングル 最高1位 売上112.9万枚 |
6 | 6 | ギブアップはしない | 秋元康 | 川浦正大 | 野中“まさ”雄一 | 49thシングルType-EのみC/W |
7 | 7 | 抱きつこうか?[AKB48 16期研究生] | 秋元康 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 49thシングル劇場盤のみC/W |
8 | 8 | 11月のアンクレット | 秋元康 | 丸谷マナブ | APAZZI | 50thシングル 最高1位 売上112.8万枚 |
9 | 9 | 予想外のストーリー[ボーカル選抜] | 秋元康 | SHAKEY・ わたなべしゅうじ |
SHAKEY | 50thシングル劇場盤のみC/W |
10 | 10 | 靴紐の結び方 | 秋元康 | KEIT | 板垣祐介 | Type-A,B共通新曲 |
11 | 11 | 涙の表面張力 | 秋元康 | 山田智和 | 芥田貴弘 | 全種共通新曲(劇場盤のみ10曲目) |
12 | Mystery Line | 秋元康 | BASEMINT | BASEMINT | Type-Aのみ新曲 | |
13 | 恋愛無間地獄 | 秋元康 | 前嶋康明 | 華原大輔 | Type-Aのみ新曲 | |
14 | 天国の隠れ家 | 秋元康 | 中山聡、足立優 | 若田部誠 | Type-Aのみ新曲 | |
12 | キスキャンペーン | 秋元康 | Ruby | APAZZI | Type-Bのみ新曲 | |
13 | クサイモノだらけ | 秋元康 | Dkeji | 野中“まさ”雄一 | Type-Bのみ新曲 |
劇場盤は「涙の表面張力」が10曲目、「靴紐の結び方」が未収録、代わりに11曲目に劇場盤のみ新曲「ごめんね、好きになっちゃって…」収録
Type-AのみDVD
AKB48グループメンバー エア握手会
リリースデータ
2018年1月24日 | 初登場1位 | 売上61.1万枚 | Total Producer:秋元康 | KING RECORDS |
メンバー表記無し
各楽曲歌唱メンバー表記のみ
AKB48、9thアルバム。オリジナルアルバムとしては1年ぶり、6作目。Type-A、B、劇場盤の3種発売。前作以降の4シングル、劇場盤のみC/W3曲、坂道AKB、豆腐プロレス楽曲の既出9曲を収録。新曲は8曲用意され、このうち「涙の表面張力」は全種共通、「靴紐の結び方」はType-A,B共通、残り6曲はType-Aに3曲、Type-Bに2曲、劇場盤に1曲振り分けられている。AKB48のアルバムにおいて新曲の曲数が10曲を下回ったのは1st、2nd以来となり、この2作は当時ベストアルバムとも形容していたため新曲が10曲を下回ったオリジナルアルバムは初となる。Type-Aには「AKB48グループメンバー エア握手会」を収録したDVD付。
前作で激減した新曲がさらに激減してついに一桁になってしまうなど、構成としては前作の縮小版みたいになっているが、前作でだけ未収録だった劇場盤C/Wを収録する方針は復活した。48thだけ劇場盤C/Wを収録しなかったのはSTU48の曲だったためと思われ、逆に「誰のことを一番 愛してる?」は乃木坂46、欅坂46からも選抜した坂道AKB楽曲という話題性、「ギブアップはしない」はメンバーが主演したドラマと実際に興行を行った豆腐プロレス楽曲という話題性ゆえと思われ、1〜9曲目までは機械的な選曲と順番になっている。表題曲では奇をてらった今までにないような楽曲を多く出していたので、方向性はバラバラだが、こうしてまとめて聞いた場合は色々な曲が楽しめるのでなかなかいい。ド王道で量産タイプな「#好きなんだ」もこういう流れなら輝くし、さすがにAKB48落ち目みたいな空気は隠せなくなってきているものの、アルバム1作聞き通す場合は量産タイプの曲が多かった全盛期よりも飽きずに聞けるかもしれない。
残念だったのは発売前の17年12月に悪戯に兼任させまくっていた姉妹グループメンバーの兼任を全解除したにも関わらず、AKB48のアルバムとしてチーム曲すら復活せず、結局姉妹グループメンバーが新曲に普通に参加し、大半のAKB48メンバーがアルバム制作に一切関わっていないという奇異な状況に何の変化も見られなかったこと。何のために全解除したのか。新たな旅立ちだとかゼロからの再出発とか打ち出してもこの状況が変わらなければどうしようもない。さすがにAKB48メンバーが一切参加していない曲は無いが、参加メンバー全員がAKB48なのは新曲では「涙の表面張力」だけだし…(既出ではまゆゆきりんと16期研究生の2曲はAKB48だけ)。
Type-Aのエア握手会DVDは全グループのメンバーが実際の握手会会場でカメラ相手に握手会をするという2時間以上に及ぶ垂れ流し映像だが、この企画『次の足跡』『0と1の間』に続きもう3度目…。前2回同様にさすがにこれを全部見るのはしんどく、全早送りで終わらせた。ただこれをやる事で、"アルバムにAKB48のメンバーが全員参加した"という事実を作る事が出来るので、無いよりはマシなのかもしれないが…。
印象度★★★★☆
2018.4.7更新