雨宮天 BEST ALBUM-BLUE-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | This Hope | 雨宮天 | 雨宮天 | 角田崇徳 | 新曲 |
2 | Skyreach | 古屋真 | 伊藤賢 | 古川貴浩 | 1stシングル 最高13位 売上1.4万枚 |
3 | Marvelous scene | 高島鉄平 | 原田アツシ | 原田アツシ | 5thシングルC/W |
4 | Defiance | TOMO | 中野ゆう | 中野ゆう | 7thシングル 最高9位 売上0.9万枚 |
5 | Silent Sword | 谷口尚久 | 谷口尚久 | 谷口尚久 | 1stアルバム『Various BLUE』収録曲 |
6 | Trust Your Mind | 成本智美 | 成本智美 | 賀佐泰洋 | 2ndアルバム『The Only BLUE』収録曲 |
7 | 永遠のAria | 上坂梨紗 | 家原正樹・ Giz'Mo(from Jam9) |
家原正樹 | 11thシングル 最高11位 売上0.6万枚 |
8 | Regeneration | KOUTAPAI | saku | saku | 9thシングル 最高13位 売上0.8万枚 |
9 | Absolute Blue | 谷口尚久 | 谷口尚久 | 谷口尚久 | 1stアルバム『Various BLUE』収録曲 |
10 | Eternal | 結城麗花 | 伊藤貴志 | 賀佐泰洋 | 5thシングル 最高15位 売上1.2万枚 |
11 | Velvet Rays | 仰木日向 | 伊藤賢 | 伊藤賢 | 3rdシングル 最高20位 売上0.7万枚 |
12 | 蒼天のシンフォニア | アッシュ井上・ しらゆき美優 |
アッシュ井上 | アッシュ井上 | 3rdアルバム『Paint it,BLUE』収録曲 |
13 | PARADOX | 藤原優樹 | トミタカズキ | トミタカズキ | 10thシングル 最高7位 売上1.2万枚 |
14 | Song for | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 7thシングルC/W |
リリースデータ
2022年1月5日 | 初登場15位 | 売上0.6万枚 | ミュージックレイン |
雨宮天1stベストアルバム。『RED』と2枚同時発売。カバーアルバム『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』から4ヶ月、3rdアルバムからは1年4ヶ月ぶり。『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』のみ対象外でここまでのシングル12作、アルバム3作から13曲ずつ選曲し自作の新曲を1曲ずつ収録。"ソリッドなロックナンバーを中心に、自身の象徴的イメージカラー「青」から名付けられたアルバム"とされ公式に通称「青盤」「赤盤」とも銘打たれている。3rdアルバム以降に発売されていた「永遠のAria」はアルバム初収録。自作の11thC/W「BLUE BLUES」、12thC/W「情熱のテ・アモ」はどちらも未収録となった。
初回盤はオンラインライブ「"Paint it, SKY" Online Live」を収録したBlu-ray付、ワンピースBOX装丁。1月5日発売設定だったが年末年始の関係で店頭には前週12月29日発売扱いと同じ12月28日店着となったため、売上が分散。初登場15位から2週目16位と推移し、3週目には一気に123位まで吹き飛んだ。順位だけでなく売上も3作のオリジナルアルバムを大きく下回り、カバーアルバム『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』をわずかに上回る程度に留まった。
先輩スフィアの豊崎愛生、戸松遥は共に収録範囲がその時点でのオリジナルアルバムまでとなっていて以降のシングルを対象外としていたが、高垣彩陽に続いて最新オリジナルアルバム以降のシングルも選曲された。また先輩スフィアの寿美菜子より先にベスト盤となった(寿美菜子が留学していたので単独作品リリースは完全に止まっているというのもあると思われる)。
アルバム3枚でベスト2枚はやはりベストアルバムというには無理があり、コンセプト別に分けた企画再編集盤というのが正確なところだろう。今作は世界、大地、空など地球規模のスケールの大きな単語が飛び交う基本的に空を切り裂いたり大地を割ったりしまくる王道シリアスアニソンロック路線でほぼ似たような曲が続く王道路線再編集盤。終盤にはアイドルポップな「PARADOX」があるため、3rdアルバム収録時と同様に極端にならないように「蒼天のシンフォニア」「Song for」を順番を変えて並べる(3rdアルバムでは「PARADOX」→「Song for」→「蒼天のシンフォニア」)なんていう工夫もありラスト2曲だけ妙にポップな質感で締めくくられるものの基本的にはあまり幅は広くない。結局これらの曲に『RED』の路線を混ぜる事でバランスよくまとまっているというのが各オリジナルアルバムだったという事も分かる。統一感があるのは確かなので空を切り裂いたり大地を割ったりしまくる路線だけひたすら聞きたいというのであればうってつけではあるが…こればかりだとやはり飽きるなぁ…。
ここ最近で急に作詞どころか作曲も積極的に行うようになったが、本人の歌謡曲好きを生かしたような今作の区分でいえば『RED』路線を主に自作していた。今作で1曲目を飾る「This Hope」は堂々『BLUE』路線での自作となり、ここまで出来るとなると将来的には(30代以降の活動)シンガーソングライターに転身する可能性もあるのか…?
印象度★★★☆☆(黒★3と同じ)
2022.2.5更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていませんが、作詞作曲編曲表記は以前のデータ+公式サイト表記を基に記載しています。